うるう

February 08 [Wed], 2012, 21:02
小林賢太郎プロデュース舞台
うるう
見てきました
ネタバレ満載ですのでご了承下さい

立ち入ることを禁止された森
そのもりには、うるう、というお化けが出る
高いこえで、うるう、うるう、となく

森には一人の中年男性がいる
彼の人生は、いつもひとつ余る、いつもひとつ足りない
そこに一人の少年が迷い混む

中年男性のよいちは、突然の侵入者の8歳の少年まじるを嫌がり、しきりに森からだそうとする
けれども少年は、何度追い出されてもよいちの森に遊びに来る
そしてまじるはよいちと友達になりたいというが、よいちは、友達とは同じ年齢の人がなるものだとまともに取り合わない

そんな関係を続けるうちによいちは、まじるが来ることを楽しみにするようになる
そんなある日、まじるがよいちに歌の譜面をプレゼントした
先日、よいちがなにとなしに言った「うさぎを捕まえる方法を知りたい」って言った言葉を覚えていたのだ
残念ながらその歌はうさぎを捕まえる方法を教えてはくれなかったが、よいちは久しぶりに人から貰ったプレゼントに感激し、まじるにとっておきの場所を見せる

よいちは、2月29日生まれ
まじるも同じ誕生日だが、彼らは全く逆の人生を歩いている
何事にも特別な存在であるまじると対照的に、よいちは、惨めな人生を歩んできた
常に余り、常に足りず、好きな人にはふられる
そして余って足りないのなら、誰か一人消せばいいんだと思い付く
そしてその一人は自分であると

親交を深めた二人だったが、よいちには秘密があった
それは、決してまじるとは友達になることが出来ない理由
よいちは、生まれたばかりの頃、不老不死を研究していた父が作った薬により、4年に一度しか年をとらない身体になってしまったのだった
よいちの年齢は38歳、しかし152年も生きていたのだった
人より4分の一の速度で老いるよいちは、恋人も家族も、ましては友達を作ることを諦めてしまっていた

そしてよいちは、まじるを説得し、森から追い出す
そしてその姿を、うるうになって見送るのであった

その日から40年たった
よいちにとっては10年、年齢は48だ
まじると関わった記憶は薄れず、なにかに期待しては、落ち込む
ある日いつものようにラジオで応援していると、どこからともなく音が聞こえてくる
美しい音
その音に合わせてよいちは、あの日の歌を歌うのだった

よいち、48歳
まじる、48歳

感想はあえて言いません
わかっていただける人は理由もわかっていただけると思います
小林賢太郎さん好きは是非


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