チック症とトゥレット症候群とは?

January 18 [Fri], 2013, 12:10
◆チック症とトゥレット症候群

チック症とトゥレット症候群の違いは重症度です。幼児期や児童期に発症しやすいチック症は殆どが一過性のチック症で、数週間から数ヶ月で症状が消えて行くものが多いです。しかし慢性のチック症では一年以上症状が続き、中には大人になってもチック症の症状が治らない場合があります。この慢性のチック症でも特に重症なものをトゥレット症候群、又はトゥレット障害と呼んでいます。

チック症は体が動く運動チックと、咳払いや言葉を発する発声チックがあります。一過性のチック症では多くの場合は運動チックにしろ発声チックにしろ、瞬き・口曲げ・咳払い・叫ぶ等の単純チックで始まり、あまり重症化せずに消滅します。しかし単純チックに加えて表情を変える・飛び跳ねる・汚い単語を繰り返すと言った複雑チックが始まり、長期化・重症化して行くものがあります。チック症状が一年以上の長期に渡って続き、運動チックと発声チックの両方があり、尚且つ単純チックから複雑チックへ進んで行くものがトゥレット症候群です。但しチック症とトゥレット症候群の境界については曖昧な事も多く、医師によって見解が異なる場合もあります。

◆チック症からトゥレット症候群への移行

チック症は子供の1割が経験すると言われている程、実はポピュラーなものです。しかしチック症を発症しても単なる癖として片付けられる軽症のものも多いため、詳しい知識を持っている方は決して多くありません。一部が10代の前半までに重症化してトゥレット症候群となりますが、10代後半には再び症状は軽くなって行きます。そのままチック症の症状が全く出なくなる事もありますが、時には大人になっても症状が残る事もあります。

トゥレット症候群では強迫性障害・注意欠陥・多動性障害等を併発する場合もあるので注意が必要です。このような別な障害を併発しない場合でも、重症のチック症状により日常生活に支障を来たす事は多いです。チック症の正しい知識と理解が無いために症状が更に悪化・長期化したり、本人が辛い思いをする事も珍しくはありません。

◆チック症とトゥレット症候群の違いは?
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:chick052323
読者になる
2013年01月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新コメント
ヤプミー!一覧
読者になる
P R
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/chick062323/index1_0.rdf