イカゴロルイベ

February 21 [Thu], 2013, 21:58
ある日、北海道の函館を旅行した。

函館には大きな港・市場があり、北海道内でも特に新鮮な「とれたて」の海鮮を食べることが出来る。

今回紹介するのはその函館の旅行の夜に食べたイカゴロルイベである。

イカゴロルイベとは、

イカとそのゴロ(内臓)を一緒にルイベ(冷凍)させ輪切りにして食べるものである。

一見、わざわざ新鮮な海産物を食べられる函館で何故冷凍?と思うのだが、

私はこのルイベの冷凍は「鮮度を保つためのもの」ではなく、

「食感、そして口の中の温度によりじわじわと溶けていく事による味の変化」を楽しむ為のものだと感じた。

例えるならば子供がクリスマスプレゼントの包みを開ける感覚に近い。

24日の夜寝る瞬間は、イカゴロルイベを注文した時。

25日の朝枕元のプレゼントを見つけた瞬間は、イカゴロルイベがテーブルに届いた時。

そしてプレゼントの包みを開ける瞬間が、イカゴロルイベを口に入れた時。

最後、やっと包みを開け中身のプレゼントと対面したその瞬間が、口の中で溶けていく「真のイカゴロルイベ」と出会う瞬間なのである。

イカの身とゴロ(内臓)を共に調理し食べる料理は様々あるが、

これを苦手という人の中にはゴロの独特な臭みが気になる、という人が多い。

しかしそこは函館の強み、「新鮮さ」である。

新鮮なイカのゴロからはあの独特の臭みを感じることはなく、まるでミルクのようなクリーミーさと共に口の中全体に広がる旨味が舌を優しく包み込む。
それと同時にイカの身を何度も噛むことで身から溢れ出るイカ本来の美味しさがゴロと相まって倍、また倍、そのまた倍…と無限の味の連鎖を生むのである。


もっとも、「独特の臭みが旨いんだ!」という意見も当然あるが、ここは「海鮮はやはり鮮度が命」という考え方を立てるために目を瞑って頂きたい。

そしてこのイカゴロルイベと合う酒は、当然日本酒であろう。

イカゴロルイベ自体がイカの素材そのものの甘さを充分に持っているのでか辛口が合うのではないだろうか。

イカ飯や生イカの寿司があるように、米から造る日本酒とイカがまた合うのである。

皆さんも函館へ行かれる際は、是非ともイカゴロルイベを召し上がってみてはどうだろうか。


では!
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