今、徳島県美波町というところ、旧日和佐ユースホステル「友愛荘」にてお世話になっています。ここは“子ども疎開ネットワーク徳島”の拠点となっていて、短期〜長期的に震災以降、東北や関東地方の母子を受け入れているところです。
◎子ども疎開ネットワーク徳島
http://www.kodomotati.com/
年末年始、我が家はどこで過ごすかということを考えた時、今回、一緒に来ている友人家族が夏にここに来たこともあり、今後のためにもどのような場所なのか、どんな人が来ているのかなど、知りたいという気持ちから、こちらに伺うことにしました。
実際に、我々を含め、関東中心で、本日現在、小さな子どものいる5家族(大人7人、子ども7人)が滞在していて、昨年までとは違う年越しですが、小さな子どもたちが、一緒に笑って、泣いて、喧嘩して、みたいにワイワイしている中、子守りをしながら、親たちは、お掃除やご飯作りを手伝ったり、薪ストーブの薪割りをするなど、こちらお世話頂いている向井朋枝さんのおかげで、とても楽しく過ごしています。そして、こんな状況の中、観光までさせてもらいながら、いろいろと感じている年の瀬です。
震災以降、いろんな人の価値観がはっきりしたというか、繋がるものと切れてしまうものが出てきて、それはそれでかなり苦しいこともあったけれど、結果としては、正しかったのかもしれないなと感じています。そして、正直に生きること、何を大切にするのか?などを新たに見直す機会をもらったことも、これから暮らしていくのに、本当に良かったのだと感じています。
先日、仕事先で聞いた話ですが、これからの子どもたちが、将来どんな職業をするか?ということについて、我々の想像を超えた職業が生み出され、70%の人が、現在にはない職に就くとのことです。確かに、我々の幼い頃には想像できなかった職業は沢山生み出されているなと感じます。携帯とかインターネットとかはその代表ですね。それが良いとか悪いとかではなく、僕らも含めて、その時代に生み出されたモノ、情報に翻弄されながら、結局生きていくことになるのだと分かります。
だからこそ、僕らには分からない未来に生きる子どもたちには、正しい感性を持って欲しいと思うし、そのようなことのできる場所で暮らし、そして“生きる”ということを感じてもらうような時を共に重ねていきたいと思いました。今回、こちらに来て、より強く感じましたが、そのためには、まだまだ、自分自身が勉強すべきことがあり、進むべき道、感じなきゃいけないことが沢山あると思いました。
今年も多くの方にお世話になり、助けられ、大晦日を迎えることができたことに本当に感謝です。
ここは、大浜海岸というところが近く、ウミガメの産卵でも有名なようです。その浜の横を通り過ぎ、2011年、山の向こうに沈んでいく太陽にサヨナラを言いながら、最後のランニングをしました。この写真は、その時に映した写真です。とても奇麗な海と光で、改めて、未来はこうあってもらいたいと感じました。
2011年に出会ったこと、モノ、人、全てのことに、ありがとうございました!
2011年 徳島県美波町 旧日和佐ユースホステル「友愛荘」にて