イングリッシュ・コッカー・スパニエル CHEVYのひとり言
縦一列になって移動するボクタチ
ん〜〜〜ん〜〜〜〜〜
もう、ボクはここから動きたくないんだ。
ここでおとなしくいい子にしてるから
いろいろ言わないで。
ふぅっ・・・
やっと平穏な一日。
幸せな一日。
なにもない一日。
こんな日が永遠に続いたらいいのにって思う。
でも、なにもしない毎日を続けたら空っぽになっちゃうんだって。
空っぽになったら空っぽだってこともわからないくらい空っぽになるんだ。
だからボクは嫌な一日もつまんない一日も大切にしなきゃいけないんだ。
今日は山の方の寺子屋に行った。
街は夏日のような暑さだったけど
山に行ったら秋だった。
雨があがり、空の隙間に白い月が昇った。
い、犬も歩けば棒で遊ぶ
ろ、論より暴挙
は、鼻は利く
に、肉球は香ばしい匂い
ほ、骨は穴掘ってうめてもくたびれない
へ、屁をひっても自分で気がつかない
と、年を取ったらハーレーのサイドカーに乗りたい
ち、ちりを吸い寄せるロングコート
り、りこうぢゃないけど、知ってることだってあるもん
ぬ、盗んだんじゃない、口にくっついてきたの
る、留守番はキライ
を、お気に入りのタオル、洗わないで
わ、笑うボクに気がついて
か、噛んだりしないもん
よ、よし!って言われてから食べる
た、旅にもいっしょについていく
れ、レインコートは百均の子供用
そ、それでもいっしょがいい
つ、月夜の散歩がしたい
ね、眠くても置いていかれそうで目が覚める
な、泣かないで、ボクがいるから
ら、楽な道は選ばない
ま、待てって言うから待ってるの
け、毛むくじゃら
こ、転んでもまた走る
え、永遠を信じてる
て、手伝わなくていいから邪魔しないでって言われる
あ、アホでもいいもん
さ、三回廻ってワンなんて芸はないし、吼えたら怒られる
き、聞こえても聞こえないふり
ゆ、夢でもいっしょにいたい
め、面倒臭くても捨てないで
み、水を見たら飛び込む
し、知らない音に首をかしげる
え、縁は運命
ひ、必死に追いかける
も、門柱におしっこなんかしない!
せ、狭い道から入るようにしてる
す、墨色のボク
秋麗の空の下で舌を出す。
乾いた白い絵の具を刷毛でこすった雲。
続きの夢を見るためにボクは確かめる。
夢がどれだったのかを確かめる。
はぁ。。。
雨だ。
秋霖って言うんだ。
窓から眺めてるだけじゃわからないから
外を少しだけ歩きたい。
そうかぁ、これが秋の雨なんだ〜ってクンクンしたいんだ。
うん、これ?
そう、いつものボクのブランド。
"HYAKIN"
子供用レインコート。
耳が汚れないようにママがボクの耳をフードの中に押し込める。
押し込めてギューって絞るんだ。
オエ〜。くるしい。
さわさわ秋が揺れる音がする。
ススキの草原を走りたいと思わない?
冴えた月の下、蒼い空の下、冷たい風の中。
後数分でボクはススキ野原を走るんだ。
。。。それでは夢で逢おうね、オヤスミ
