よみがえる時。 

December 04 [Mon], 2006, 1:56
誕生日の偶然に、再会の偶然、いろんな事が交じり合って
私は彼との付き合いにいつも浸っていました。


そう、私が留学に旅立つまでは。



私は、二年生の夏休みを利用してカナダに短期留学することが
1年の半ばから決まっていました。


今でもその貴重な経験は、後の人生で糧になったと思います。


でも、何より彼との事を考えたら、いまさらだけど
もし、あの時私が留学なんてしてなかったら・・・と考えてしまいます。


そうです。


生まれて初めての世界を知った私は、帰国後確かにのぼせていました。

まだ未熟な考えのまま、バイトして、お金貯めて、またカナダに行くんだ、と。


私はその形ない夢に夢中になり、帰国後間もなく
あろうことか、彼の存在をうっとおしく思っていました。


第一の分岐点はまさにここにあったんだと思います。


私は間もなく、彼に別れを切り出しました。


多分、帰国して一度も会わないままだったと思います。


もし、顔を見ていたら何かが変わっていたのかもしれません。




彼は、戸惑ってはいましたが、私の別れ話を受け入れました。






間違った選択でした。







それから私はファーストフード店でバイトを始めましたが
またそこで新しい世界を知り、再度留学する!なんていう考えは
ものの一ヶ月で忘れ去りました。

私は夢中でバイトし、貯まったお金で欲しいモノを買って
かわいがってくれた先輩と同じように遊びまわる事を覚えました。


飲み会への参加、週末のクラブ通い、ドライブ・・


何もかもが大人の世界のように思えてきて、全てに魅力を
感じていました。


私に好意をもってくれる先輩も現れて、
当時、年上の彼というのがステイタスのような感じだったので
私も興味本位でお付き合いをしました。


でも、背伸びはいつまでもは続きませんでした。


お互いが持つ価値観や、先輩達との世界観のズレに
私はようやく自分にブレーキをかけ、立ち止まることができました。


でも、もう遅かったように思います。


無理矢理ブレーキをかけた心にいつも描くのは
彼との楽しかった日々でした。

家も遠いし、学校も違って、今みたいに携帯なんてない時代だったから
本当にできることは限られていたけれども、
それでも、純粋に彼のことがスキだった自分が幸せでした。


重なる再会。 

December 04 [Mon], 2006, 1:40
彼は、モノを落とす人です。

財布、免許証、カード類、そして携帯もよく落とすモノの中の一つです。


連絡は取り合わないというより、いつも彼が携帯を
落として連絡がつかなくなる、といった感じでした。

それでも、私は毎年彼の誕生日に一言だけメールをしていました。


誕生日、おめでとう



毎年、それだけでした。


返事はなくてもよかったんです。

でも、そのメールが送信できていることで、どこかで
元気にやってるんだという、確認をしていたんだと思います。

でも、やっぱり携帯を落としてストップさせていた期間もあって
その年のメールは届かない、なんてこともありました。


あまり人の誕生日なんかには執着しない私ですが
彼の誕生日だけは忘れられない、秘密がありました。


私の誕生日と、月日の数字が逆だからでした。


初めに付き合った、高校生の頃、そんなくだらない事すら
奇跡だとか運命を感じていました。

世界中探したらどこにでもいるだろうのに・・。


誕生日意外にも彼とは不思議なことにいろんな共通点がありました。



小学生の頃、地元の塾で同じクラスで、約1年程、一緒に勉強していました。

そして、たまたま同じ時期にお互い引越しとなり二人とも
その塾を辞めたのでした。

高校に入って、二年生の頭、当時流行していたポケベルを通じて
クラスの友達がコンパの話を持ちかけてきました。

そこで、なぜか私が連絡係となり、相手の男の子側と
交信することになったのです。

成り行きは忘れましたが、なぜか日取りなどの打ち合わせを
会って話そうということになり、その男の子は
当日、一人では寂しいから、とコンパに参加する予定である
男の子を一人、連れてやってきました。


それが、彼でした。


私よりも先に、彼が私のことを思い出し、私の苗字を当ててきました。


私もすぐに小学生の頃を思い出し、コンパの話そっちのけで
二人話が盛り上がったのを覚えています。


そしてその数日後、コンパよりも一足先に私たちは
付き合うことになりました。

からっぽ 

December 04 [Mon], 2006, 1:25
ぽっかりあいた隙間がうまりません。
彼との距離を感じます。

たぶん、目に見えない、心に映る距離です。

今まで、そばにいることを夢にまで見た相手で
初めてお付き合いをしたあの日からずっとその彼を
どこかで追っていたんだと思います。

彼とは、過去に二度付き合い、今回で三度目。


お互いに連絡を取らない期間もあり
それぞれ違う道を歩んで別の人を好きになった時間もありました。

そして、最初に付き合った時から10年の月日を経て
また現在、こうしてお付き合いできる縁がありました。


今、私は、彼の彼女です。


お互い、時間がなかなか合わなくて過ごす時間はごくわずかです。

それでも私は、彼女です。


多分、私がわがままになっているんです。

今までは、どこかで生きて、元気にいてくれるなら
それだけで私も幸せでした。

誰か他の人がいても、結婚していたとしてもかまいませんでした。

でも、今年の夏。


忘れもしない、海の日でした。

久しぶりに連絡があり、会うことになって
二人でほんの短い時間だったけどお茶しました。

それから、その数日後二人で夜中ドライブに出かけました。


あてはなかったけど、時期的に天の川が見えるころだったので
ふと思い立って海に行きました。


二人で、星を見ながら一晩中語りました。

昔のことや、現在のそれぞれの近況。

話は尽きませんでした。


朝がきて、最後の星が見えなくなるまで、ずっと話していました。


その時の居心地の良さは、何にも変えられない
まさに10年前のあの頃そのものでした。



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