太陽がもうすぐ沈みそうだ。
外はオレンジ色の空で、冬の風が寒い。
「それじゃぁ、ウィンリィ。行ってくるよ。」
「うん。気をつけてね!」
ピナコがニカっと笑って自分の孫娘に見せた。
ウィンリィも手を振る。
ピナコは今日から泊りがけでラッシュバレーに機械鎧の部品を注文しに出かけるのである。
半年に一回か年に一回注文しに行き、3日後には、注文した部品が届くようになっている。
「たくさんいいの見つけて帰ってきてよねっ!」
ウィンリィが瞳をギラギラ燃やして言う。
「あぁ。」
ピナコはそう一言言うと、ウィンリィに背を向けて駅の方へ歩いて行った。
「いってらしゃ〜い・・・」
気のない声を出すと、ウィンリィは寂しそうな顔をした。
( やっぱり一人は寂しいな・・・ )