闇から光へ(仮) 21 

2006年08月10日(木) 2時03分
ガラッ
 霜蹟「大地!!」サッ
 橘内「息・・・してない・・・・心臓も・・・止まってる・・・・・」
 霜蹟「とにかくさっさと終わらさねぇと大地が!」
 橘内「ああ!急ぐぞ!!」
ピーポーピーポー
 橘内「大地・・・頑張れよ」
それから3ヶ月間大地の意識が戻らない日が続いた・・・ 
 由惟「ポロッ大地・・・」
 大地「・・・」
 由惟「大地!?大地!!」
 橘内「やっと目を覚ましたか・・・お前あれから3ヶ月も意識戻らなかったんだぜ・・・もう焦ったよ・・・ポロッ」
 霜蹟「ホント・・・びっくりさせるよ・・・」
 大地「・・・俺・・・・任務・・・放置した・・・ままで・・・」
 橘内「無理して喋るなよ・・・任務は大丈夫。心配するな」
 大地「隊長・・・いない・・・んですね・・・俺・・・やりますんで・・・」
 由惟「??!何考えてんの?!」
 大地「・・・フラッ」
 霜蹟「由惟ちゃん声大きすぎだよ。いつもは大丈夫な声でも大地にとっちゃ今は負担になるんだから」
 橘内「大地・・・気絶しちまったな・・・この様子じゃまたしばらく意識は戻らないだろうな・・・」

 大地「橘内・・・さん?」
 橘内「おはよう・・・大丈夫だったか?」
 大地「・・・ええ・・・ギリギリ・・・俺・・・」
 橘内「ああ・・・呪がかかってたよ・・・それも重度のな」
 大地「やっゴホッゴホッ」
 橘内「お、おい大丈夫か!?」
 大地「ハァ・・・グシャッ・・・ハァ・・・」
 橘内「ちょっと主治医呼んでくる!」
 大地「ハァ・・・・ハァ・・・・・ゴホッゴホッゴホッ」
 橘内「大地・・・・・・」
 大地「ハァ・・・・・・・・ハァ・・・・・・・・・・・ハァ・・・・・・・・・・・・・」
ガラガラガラ 
 「またしばらく絶対安静状態が続くと思います・・・」
 橘内「分かりました・・・」
 大地「・・・明日・・・隊長任務・・・なんでしょう・・・?行きます・・・」
 橘内「お前!今自分がどういう状況か分かってるのか??」
 大地「ええ・・・」
 橘内「今は絶対安静だぞ?!主治医の許可が下りるわけねぇだろうが!」
 大地「・・お願い・・・します・・・」
 橘内「・・・どうなってもしらねぇぞ・・・」
 大地「ありがとうございます・・・」 

闇から光へ(仮) 20 

2006年08月09日(水) 23時57分
・・・ここどこ・・・?ジャラ・・・鎖・・・
 「しかしあんなガキの眼に鳳凰が宿っているだなんて・・・」
 「過去に奏羅創立者の作楽蓬生だけが眼に奏羅を宿していたらしい・・・ということはあいつは作楽ほどの実力の持ち主ってことだ・・・」
 「しかしまぁ・・・あいつが倒れてくれたからいいものの・・・あのままじゃ氷族は全滅でしたよ・・・」
 「教えてやらねぇとな・・・ガキのくせにでしゃばった行為をすると一体どうなるのか・・・」
 「さて・・・どうしてやろうか・・・」ガシッ(髪を掴む)
 大地「キッ(睨む)ハァ・・・ハァ・・・」
 「生意気なガキだな・・・」
 大地「・・・ハァ・・・ハァ・・・」
このままじゃ・・・心臓が・・・持たねぇ・・・
 「これ飲めよ」
 大地「ハァ・・・ヤダ・・・ハァ・・・」
 「いいから飲めって言ってんだよ!」
 大地「ハァ・・・ハァ・・・」
 「チッ・・・(無理やり口に入れる)」
 大地「うっゴホッゴホッゴホッ」
 「ちゃんと飲みきれよ」
 大地「ゴホッ・・・ゴホッ・・・」
 「それで楽になれるからよ」
 大地「ゴホッ・・・痺れ・・・薬・・・?ハァ・・・ハァ・・・」
 「違うな・・・でも意識が薄れてきただろう?」
 大地「・・・ハァ・・・・・・・ギュ(胸倉を掴む)ハァ・・・・・・・・ゴホッゴホッ」
 「侵!ゾゾゾ・・・」
 大地「!!ぐっ・・・ゲホッゲホッ」
 「心臓・・・これは?!」
 大地「ゲホッ・・・めろ・・・ハァ・・・やめろ・・・」 
 「お前の心臓は呪に侵されているな」シュッ
 大地「ゴホッゴホッ・・・ハァハァ・・・・・・」
 「今確認させてもらった・・・」
 大地「ハァ・・・・・・・・・・・ハァ・・・・・・・・ハァ・・・・・・・・・・・」
 「そんなに苦しけりゃ楽にさせてやるよ・・・止めだ!電っバチッ」(心臓に手を当てて)
 大地「ドクン・・・ゴボッ・・・・・・・・・バタッ」

闇から光へ(仮) 19 

2006年08月09日(水) 23時04分
 霜蹟「大地・・・ちょっと遅くないか・・・?」
 橘内「!まさかあいつ・・・」ダッ
 霜蹟「大地!!・・・おい矢生・・・血・・・吐いてる・・・」
 橘内「こいつ・・・このままじゃ・・・死ぬぞ・・・」
 霜蹟「お、俺・・・空衣呼んでくるわ!」ガシッ
 橘内「大・・・地?」
 大地「ゼイ・・・ゼイ・・・俺は・・・大丈夫ですんで・・・」
 霜蹟「お前どこが大丈夫なんだよ!ちったぁ自分の体心配しろよ!」
 大地「ゼイ・・・ゼイ・・・ス・・・してますよ・・・これが・・・俺なりの・・・心配です・・・」スタスタ
 橘内「・・・いいのか・・・?それで・・・」
 大地「はい・・・」
 橘内「なら・・・行くぞ」
 霜蹟「お、おい矢生!?」
 橘内「あいつがいいと言ってるんだ・・・俺はそれ以上何もいえないよ・・・」
一撃でも心臓に喰らえば・・・あいつは・・・相当危険な状況になる・・・
 大地「!ボッ・・・」
 霜蹟「!?」
 氷族「気付かれた?!バカな・・・」
 大地「矢生さん梦琉さん・・・奏羅は?」
 橘内「癒と痛だ」
 霜蹟「風と土」
 大地「・・・分かりました。矢生さんはこの辺一帯の木に痛の奏羅を使ってください。梦琉さんは俺が炎を使ったときに風の奏羅をお願いします」
 橘内「痛を木に使うのか?!」
 大地「ええ・・・あ、ご心配なく。ちゃんと作戦は考えてありますんで」
 氷族A「氷!シュッ」
 大地「パチッ(目を開ける)炎!!ボォッくっ・・・」
 霜蹟「風!!ヒュー」
 氷族A「ウワァァァー」
 大地「(木に向かって)雷!ビリリ・・・雷痛!!光!(←矢生たちの方に向かって)」 
 氷族「何?!ぐっ!!」
 霜蹟「・・・すげぇ・・・」
ズキンッぐはっ・・・ゴホッゴホッゴボッ・・・血・・・ハァ・・・ハァ・・・ったく使えねぇなこの体も・・・バタッ
 橘内「梦琉!!大地がいない!」
 霜蹟「なんだって?!」

闇から光へ(仮) 18 

2006年08月09日(水) 20時59分
ズキッ・・・
 大地「・・・は・・・ゴホゴホッ・・・俺・・・帰るわ」
 由惟「大丈夫?!」ズキンッ
 大地「ハァ・・・ハァ・・・フラッ大丈夫」スタスタ
 要人「あいつホンマに大丈夫なんか?足フラフラやったで今
 由惟「・・・」
・・・意識が朦朧とする・・・心臓が・・・ズキズキする・・・(胸倉掴む)
 由惟「ねぇ大地。今日なんか変な感じだったよ・・・なんかあったの?」
 大地「・・・ん?別に何もねぇけど」
 由惟「・・・なんか隠してない?」
 大地「隠してない隠してない。だからさっさと寝ろ」
 由惟「うんっおやすみ」
・・・ズキッ
 大地「ぐっ・・・ゴホッゴホッ・・・ハァ・・・ハァ・・・」(シーツと胸倉を掴む)
どうなってやがんだ・・・?俺の体は・・・
 橘内「おはよう大地」
 霜蹟「おはよー」
 大地「・・・おはようございます」(矢生と梦琉が顔を見合わせて頷く)
 橘内「・・・ちょっとごめんな」ピタッ(大地の胸に手を当てる)
 大地「ぐっ・・・ゴホッゴホッ」ドンッ(壁に手を当てて体を支える)
 橘内「やっぱりな・・・」
 大地「ゴホッゴホッゴホッ・・・ゴホッゴホッ」ガタッ(壁に倒れ掛かる)
 橘内「軽く触れただけでそれほどの痛みがあるんだ・・・その心臓に奏羅の攻撃なんて受けてみろ・・・ただじゃ済まないぞ・・・」
 大地「ゴハゴハッ・・・ハァ・・・ハァ・・・くっ・・・バタッ」
 霜蹟「お、おい大丈夫か?!」
 橘内「大地!!」
 大地「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・」
 霜蹟「・・・休んでても・・・いいんだぞ・・・?」
 大地「ゴホッゴホッ・・・スッ・・・大丈夫です・・・・・・うっ(口に手を当てて)・・・ダッ(水道に向かって走る)」
ジャー・・・ゴホッゴホッゴホッゴハッ・・・血・・・ハァ・・・ハァ・・・・・・バタッ
 橘内「・・・さっきあいつの心臓に触ったとき・・・拍動が恐ろしいほど速かった・・・それに動きが・・・異常だった・・・よくあれで・・・立っていられる・・・いや・・・意識があることすら・・・信じられない・・・くらいだ・・・」
 霜蹟「一度・・・入院させたほうがいいんじゃないか・・・?」
 橘内「・・・だな・・・あいつにかかっている呪が強すぎる・・・いくら天才の体だとはいえ・・・あいつはまだ8歳だ・・・」

闇から光へ(仮) 17 

2006年08月09日(水) 0時45分
 霜蹟「スタスタあいつ・・・聞いてたより素直だったな・・・俺が聞いてた話だとあいつは無口で厄介な奴だと・・・一応敬語だったし・・・割と可愛いとこもあんじゃん」
 橘内「いくら天才だとはいえ・・・まだ臨2生だしな・・・けど臨2であれほどにも意志を固めてるってことは・・・相当辛かったんだろうな・・・今まで」
 霜蹟「・・・あの歳で隊長だもんな・・・陰で様々な苦労を乗り越えてきてるんだろう・・・」
ハァーまた任務かよ・・・かったりぃな・・・矢生が肩の治療してくれたらしいけど・・・なんか違和感があるんだよな・・・まぁ気のせいならいいんだけれども・・・ 
 由惟「大地!どこ行ってたの?遅かったじゃん」
 大地「・・・野暮用」
 由惟「もしかして・・・任務?さっき帰ってきたばっかなのに?!」
 大地「バーカ。ちげぇよ」
 由惟「じゃあ何だったの?」
 大地「お前が心配することじゃねぇ・・・以上」スタスタ
 「ヒソヒソ・・・あいつ1人であの忍族を全滅寸前まで追いこんだってさ。なんか・・・近寄りがたくねぇ?」
 大地「スタスタ・・・なら俺に近寄んなよ・・・絶対にな」
 「ヒソヒソ・・・えっ聞こえたの?あの距離で・・・」
 勢貴「・・・知要雫!いや知要雫さんっ!」
 大地「・・・?」
 呈乃「俺たちを・・・で、で、で・・・・」
 勢貴「弟子にしてください!!」
 大地「・・・は?アナタたちバカですか?」
 呈乃「お願いします!」
 大地「無理却下ありえないまず
 要人「そんなこと言いながら実は喜んでんとちがうん~?」
 大地「黙れバカ・・・目障りだ消えろバカ。てゆうか死ねバカ
 央和「バカ3連発〜」
 大地「全て事実」ストン
 勢貴「あ、あの〜さっきの話は・・・」
 大地「だから却下分かったらどっか行け。しまいに火付けるぞ
 由惟「早く行った方が身の安全だと思いますけど・・・今の大地ならホントにやりかねませんから」サッ
 

闇から光へ(仮) 16 

2006年08月08日(火) 0時47分
 大地「・・・・・・」
 橘内「お、気が付いたか?」
 霜蹟「やっぱお前・・・天才」
 大地「・・・??」
 橘内「目の中に奏羅の力を宿した奴はこの世でお前が初めてだ・・・しかも鳳凰とは・・・鏡見てみろ
 大地「!!」
 霜蹟「・・・炎の奏羅を使用する時に鳳凰が現れる・・・しかしその出現時にまたさっきのような激痛が走るだろう・・・そこをどうするかだな」
 大地「大丈夫・・・もう使えると思うんで」
 霜蹟「・・・しっかしあんな重傷でよく動けたな・・・一応治療はさせてもらったが・・・また開くだろうな」
 大地「これくらい・・・慣れてますから」
 橘内「やっぱりそうか。同じような傷が体中にあったよ・・・」
 霜蹟「我慢しなくていいんだぞ・・・痛けりゃ痛いと言えばいいんだ」
 大地「痛いと言えばもう痛みに勝てなくなる気がするから・・・俺は言わない」
数々の修羅場で身につけた強さ・・・逃げることを許されない戦いで学んだ強さ・・・戦う心・・・逃げない心・・・大地はそれを持っている・・・だが足りない物がある・・・それは・・・人を信じる心・・・
 大地「・・・人を信じると碌なことがない・・・だから俺は・・・信じない・・・」
 橘内「!!心が読めるのか?!」
 大地「・・・読心術・・・得意なんで」
 霜蹟「・・・そうか。でも本当は・・・信じないんじゃなくて信じられないだけなんじゃないか・・・?」
 大地「・・・」
 橘内「信じることも強さの1つだから・・・」
 大地「・・・信じて・・・裏切られるのであれば何も信じない・・・・・・1人はもう慣れた・・・何かを信じることが孤独から免れる方法なのであれば・・・俺はずっと1人でいい・・・」
 霜蹟「それがお前の生き方か・・・?」
 大地「・・・ええ」
 橘内「・・・分かった。・・・では明日早朝に出発する。以上解散だ」ガチャ
 霜蹟「気付いたか・・・?あいつの・・・」
 橘内「ああ・・・傷だらけだった・・・心も体も・・・」
 霜蹟「あいつは傷付きすぎている・・・このままじゃあいつは・・・」
 橘内「なぁ梦琉。ちょっと気になることがあったんだけど・・・コソコソ」
 霜蹟「!!本当か?!」
 橘内「ああ・・・」
 霜蹟「・・・任務中・・・少し見張っとくか・・・」
 橘内「その方がよさそうだな」

闇から光へ(仮) 15 

2006年08月07日(月) 23時16分
由惟はまた・・・関わろうとしている・・・巻き込みたくないのに・・・
 将代「特殊族と氷族が内戦を行っているのは知っていると思う。今回の任務は特殊族を援護し氷族を撲滅させること・・・臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前の中で最も危険性が高い前ランク任務だ。例え前ランクでなくても隊長に出動要請が出るということは常に油断が許されない危険と隣り合わせの任務だということを肝に命じておいてくれ・・・」
 大地「・・・」
 橘内「・・・」
 霜蹟「・・・」
 将代「あとは頼んだぞ」ガチャ
 霜蹟「第1隊隊長闘1生霜蹟梦琉」
 橘内「第2隊隊長闘1生橘内矢生」
 大地「第3隊隊長臨2生知要雫大地」
 霜蹟「奏羅は?」
 大地「・・・分からない」
 橘内「分からないって・・・今までどうやって戦ってきたんだ?」
 大地「その場に応じた力を使ってきた・・・」
 霜蹟「・・・さすが天才」
 橘内「予想を遥かに超えてたな・・・」
 大地「・・・?」
 霜蹟「歓迎するぞ知要雫」
 橘内「将代から話は聞いている。奏羅の質やお前の性格・・・といろいろな。ところで生は使えるか?」
 大地「生・・・?」
 霜蹟「あぁ自分の奏羅動物を生み出す奏羅だ」
 大地「出来る・・・と思う」
 橘内「やってみろ」
 大地「・・・ボンッ」
 霜蹟「!!鳳凰だと!?」
 橘内「炎の力・・・」
 大地「・・・?!ズキンッ目・・・!!?」
 霜蹟「どうした?!」
 橘内「梦琉!鳳凰がいない!」
 大地「グ・・・ワァァァァ・・・」
 霜蹟「?!大地の左目に鳳凰が!」バタンッ
 橘内「お、おい!大丈夫か!?」
 霜蹟「矢生・・・調べてみたらどうだ?こいつこの間の任務で大怪我したっていってたしな・・・」
 橘内「ああ・・・傷口が開いてる・・・こりゃ相当深いぞ・・・よくこれで動けたなこいつ」
 霜蹟「この傷じゃあ完全には塞げないな・・・また戦闘中に開くだろう・・・」
 橘内「しかし・・・鳳凰なんて見たことがない・・・一体どれほどの奏羅を宿しているんだこいつは!?」
 霜蹟「早くも恐怖を感じるよ・・・奏羅No.1の天才には・・・」 

闇から光へ(仮) 14 

2006年08月07日(月) 20時35分
 将代「ご苦労。どうだった初任務は」
 大地「この手の戦いは慣れてますので・・・・・・失礼します」ガチャ(由惟も礼をして出て行く)
 将代「・・・あいつは大切なものを守るためなら自分をも犠牲に出来る強さを持っている・・・瀧嶌を守るために・・・誰かを守るために・・・何かを守るために・・・命を懸けてる」
 輝姿「あいつ・・・由惟の前に飛び出して・・・怪我を」
 将代「それがあいつの戦い方だ・・・・・自分が身を投げ出すことによって仲間が助かる・・・不器用な奴だから分かりづらい遠まわしなやり方でしか表せないが仲間のことをしっかり見ている」ガチャ
 由惟「大地は・・・僕たちを守るために自分1人いつも傷付いてる・・・誰も気付かないところで・・・誰にも言わずに・・・ただ1人苦しんでる・・・自分よりも他人(ひと)のことばかり考えて・・・」
 良頼「・・・由惟はどうしたい?」
 由惟「僕は・・・大地を孤独から救いたい・・・また大地が笑ってくれるように・・・」
 良頼「・・・俺たちに出来ることがあればいつでも言って・・・力になるから」
・・・お節介ヤロー・・・俺は誰の力も借りねぇよ・・・バーカ・・・(ドアの向こうで聞いていた)
 大地「隊長任務・・・由惟に言ったほうがいいと思うか・・・?」
 空衣「・・・お前はどうしたい?」
 大地「出来ることなら黙っておきたい・・・あいつすぐに心配するから
 空衣「なら無理にゆう必要はないと思う・・・でもこれだけは覚えとけ。お前を心配してくれてる奴はよおけおる・・・お前はもう1人とちゃう・・・」
 大地「・・・俺はずっと1人だよ・・・今までもそしてこれからも・・・」
 空衣「・・・お前は誰よりも由惟を心配してる・・・あいつのために命を張ったり・・・お前は由惟に助けを求めてるんと違うか?」
 大地「・・・違う・・・俺は・・・助けなんて求めてない・・・これは俺が選んだ道だから絶対逃げねぇ・・・」 空衣「由惟はお前のこと・・・よお分かってるよ・・・由惟も誰よりもお前を心配してるからな・・・・・・あいつはあいつなりにお前に近づこうとしてるんや・・・もっと近い存在になれるようにってな」
 大地「・・・由惟は俺の大切な人だ・・・でもそれ以上でもなければそれ以下でもない・・・」
 空衣「・・・まぁいつか分かる日が来るわ・・・お前にもきっとな」

闇から光へ(仮) 13 

2006年08月07日(月) 18時14分
 由惟「あ、おかえり大地」
 大地「・・・ただいま」 
 輝姿「本当に1人で仕留めてきやがった・・・
 良頼「ね?言ったでしょ?」
 輝姿「・・・ああ」
 由惟「あ・・・やっぱり傷口開いてる・・・こっち来て」
 大地「・・・何でバレんだかねあのさぁ電結構イテーんだけど」
 由惟「ツベコベ言わない。さっさと来る!!」
 輝姿「由惟ちゃん怖い・・・」
 良頼「由惟つんこわーい」
 大地「・・・バカじゃねぇの・・・」
 由惟「バカバカバカバカ!!」
 輝姿「グスン・・・あなたをそんなふうに育てた覚えはないわ!(由惟をギューとする)」
 大地「誰だよてめーはバカ
 由惟「大地ー!助けて!!」
 大地「ヤダ。バカが移る」スッ
 由惟「だいちー!!」
 大地「ったく・・・しゃーねぇな」ビリッ
 輝姿「うわっ!!」
 由惟「・・・大・・・地?泡・・・吹いてるよ?!」
 大地「大丈夫だ。死なない程度だから。多分」
 由惟「ありがと。それじゃあ次は大地」
 大地「助けてやったのに・・・あーもーわぁったよ」
 由惟「じゃあ我慢してよね」ビビビビビビビビビ
 大地「・・・・・・・ぐっ・・・バタッ」
 由惟「相当疲れてたんだね・・・大地はこれくらい平気だからね」
 輝姿「復活!!」
 良頼「うるさいのが起きた・・・」
 輝姿「復活復活復活復活!」
 由惟「あ・・・大地も起きた」
 大地「トコトコ・・・るせーよ!」ケリッ
 輝姿「痛って〜〜!て、てめー・・・」
 良頼「ナデナデ・・・どんまい」 
 由惟「また無理してたでしょ・・・あれくらいの衝撃いつもなら平気なのに」
 大地「・・・してないよ。つーかいつの間に電なんか使えるようになってんだよ」
 由惟「この間ね。強くなりたいと思って練習してたら出来ちゃって」
 大地「・・・ふーん」
 輝姿「ボソッなぁ大地ってあんなに冷めてるけどよ由惟に対するときは感じ変わるな」
 良頼「ボソッ由惟つんもだよ。大地の前じゃすごく楽しそうだもん。きっと心を許し合えてるんだろうね」
 輝姿「だな。ハハハ」
 良頼「ハハハハハ」
 大地「何だよ急に」
 由惟「ハハハハハ」
 大地「プ・・・意味分かんねぇ」
 輝姿「今笑っただろ?」
 良頼「うん笑ったね今」
 大地「ボッ・・・燃やすぞ・・・」
 「やめろ〜〜!!」

闇から光へ(仮) 12 

2006年08月07日(月) 18時10分
4年前のある日、大地の両親は大地に真実を話した。大地が奏羅だということ・・・そして日本でこの力を使うとここにはそう簡単には戻ってこれないということ・・・。
すると大地は“知ってるよ・・・”そういった・・・。
けど奏羅が日本に来たとき大地は何の躊躇いもなく光と火の力を使ったんだ・・・大地は自分の力で家族を守った・・・自分がここに戻ってこれないのを覚悟の上で・・・

大地は僕も奏羅であることを知っていた・・・ 

 大地「今は力を使うな・・・たとえ何があってもだ・・・お前は俺が必ず守るから」
僕にそういって敵を立ち向かっていった。大地は・・・僕に背を向けて戦ってた・・・僕を守ってくれた・・・
だけど僕は約束を破ってしまった。速を使って相手を奏羅に瞬間移動させた。

 大地「バカッ!なんで使ったんだ・・・今使ったら・・・ここには帰ってこれないんだぞ・・・!?」
 由惟「・・・知ってる」
 大地「ならなんで!?俺が守るって言ったろ??」
 由惟「僕のせいで大地1人が傷付くのは見たくないんだ・・・」
 大地「・・・・・・バカヤロウ・・・由惟はどうしようもないバカだな・・・」
 由惟「・・・いいよバカでも・・・でも大地とずっと一緒にいたいから」
 大地「・・・バーカ」

この戦いで大地と僕が奏羅だということが分かり、螺旋に行くことになった。
 大地父「大地・・・お前を普通の人間に生んでやりたかった・・・そうすればこんなことには・・・」
 大地「・・・今更何言ってんだよ・・・でもあの場所で力を使ったのも・・・今までやってきたことも・・・全部自分で決めてやったことだから・・・勘違いしないで・・・俺は自らの意志で奏羅に行くという道を選んだんだよ・・・後悔なんてしてないから」
 由惟母「頑張ってね・・・由惟ちゃん・・・奏羅で・・・ごめんね」
 由惟「ううん・・・奏羅に生まれたおかげで・・・大地と一緒にいれるんだもん・・・」
 由惟父「大きくなって2人一緒に帰っておいで・・・大地くん・・・由惟をよろしくね」
 大地「・・・はい」
 由惟「絶対帰ってこよう・・・僕らの家はここだから・・・」
 大地「・・・ああ・・・」
大きくなって・・・周りを囲むものをすべて打ち壊して・・・日本に帰ってこよう・・・
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