すごいものを観てしまった
2009年11月15日(日) 22時20分
先日、是枝裕和監督の「空気人形」を観てきました。心底、すごいものを観てしまったと。
感動と衝撃の連続でした。
劇場で観ることが出来て、本当に良かった。
何だかもう、引き込まれすぎました。
ぺ・ドゥナさん、本当に可愛かった。
素晴らしかった。
映画の中の世界の作り方も、本当に素晴らしかったです。
私、是枝監督が本当に好き。
空気人形、是枝監督の作品の中でも、一番好きかも。
ワンダフルライフの、ファンタジックなんだけどドキュメントみたいなあの作風が大好きで、空気人形もそんな印象。
ファンタジーと現実との線引きを、説明し過ぎず、ファンタジーに頼りすぎず、CGも使わず、街の位置関係とカメラワークと演技だけで表現してしまっているところが、本当に素晴らしいと思いました。
絵本についてたくさんのことを教えてくださった編集者さんが言っていました。
「ファンタジーを支えるのはリアリティだ」って。
ありえないけど納得できるやりかたを探す。
その世界でのつじつまを合わせる。
是枝監督のファンタジーは、まさにそれだと感じました。
何も説明されてないのに、無理なく納得してしまう説得力がある。
静かで落ち着いた説得力の上に成り立つ、美しいファンタジー。
あぁ…大好きです、是枝監督。
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