2008年F1日本GPが無事に終りました。(と思います。)
まずは昨年の災害を教訓に、暴雨対策・防寒対策、色々な準備を整えて
FSWへお出掛けになった観客の皆さまに「ありがとう。」と申し上げたい。
観客の皆さまの心構えが無かったら今年の日本GPに成功は無かったと思います。
昨年酷い状況に曝され苦しんだ、多くの観客皆さまがF1を嫌いにならずに
今年も日本グランプリへ戻って来てくれた事は、本当に素晴しい事だと思います。
そして、昨年起してしまった失態を繰返さない為に「カイゼン」してくれた
08年日本GP運営関係者・スタッフの皆さまへも「ありがとう。」と
素直に伝えたいのですが・・・
昨年のF1日本GPの直後、何も無かったかのように扱われた「07年F1日本GP被害」
このBlogからの始った呼び掛けで、Blog「2007日本GPの被害者立ち上がろう。」に
約130名の被害者が集まり「被害者の会」が結成され、今年6月に提訴され
8月5日に裁判が始りました。
色々な方から「金欲しさで訴えるのか」「FSW=TOYOTAを相手に
裁判に持ち込んで勝てる訳が無い」と掲示板などで叩かれた事もありましたが
被害者の会に集まった皆さまの気持ちはそんなくだらない勝ち負けではないと思うのです。
多くのF1ファンを苦しめた運営を世間に認めて誠意ある謝罪をして欲しい。
民主主義であるはずの日本で、マスコミに「大企業の力」を行使して真実を隠さないで欲しい。
色々な気持ちがあるとは思いますが、統合すると「楽しめるF1をファンに返して欲しい」
そんな想いが強かったのではないかと思います。
今年の日本GP後にマスコミ各社から取材をお受けしましたが、とても残念な事は
「今年の開催がスムーズに進んで悔しいでしょう」的なインタビューが多かった事
あくまでも個人的意見として
「運営がスムーズに行われて、観客皆さまが苦しむ事無く終った事は大変嬉しい事」と
返答すると「エッ?」というような表情でしたが、そんなコメントでは
記事として面白くないのか?と思ってしまった訳です。
今年運営にも不満を言えば数限りなく上げられますが、昨年の予選終了後に起ったバス待ち
数万人の方が寒さに耐え、5時間以上苦しんだ状況を見て、翌日の決勝日に
何も改善しなかったFSW
FSW(TOYOTA)の企業力があれば、2つに別けられたシャトルバス乗り場に
売店を設置する事も仮設トイレを増設する事も簡単に出来たはずなのに
何一つ手を加えなかったと言って良いほど怠慢であった昨年の運営について
あの現場に居た観客が何もしない 何も起さなければ、多くのマスコミは
その真実を報道しないまま、何も変らないまま今年の開催は行われていたかも知れません。
しかし、被害者の会が立ち上がって、東京地裁へ提訴した事で沢山のマスコミが
この事実を社会面で取り上げた結果、多くの方がこの事実を知り
今年の「カイゼン」へ繋がったと言っても過言ではないと思います。
報道各社は、昨年の事には余り触れずに「2008年F1日本GP FSW開催は大成功」と
それだけを世間に伝えるかも知れません。
決勝当日105,000人と報じられた観客動員数にはかなり疑問が残ると感じた
今年の日本GPですが、挨拶が徹底されたスタッフの対応も、昨年の運営とは
比べる事が出来ないくらいカイゼンされていました。
心配されたバス待ちもほとんど無くスムーズに運営されたのは
FSWが行った「カイゼン」の成果ではなく、昨年に比べて観客が相当少なかった事が
FSWのカイゼンを助けたのだと感じております。
今年行われた運営は、カイゼンの結果で何事も無く終ったとは思いません。
オリンピックやサッカーW杯と並ぶ程観客を集めるイベントでは
開催初年から行われて無ければならなかった当然の事だと思うからです。
被告FSWの弁護人は「昨年は、初開催で予想以上の雨が原因」と反省の様子がありません。
弁護人は、訴えられた被告の富士スピードウェイ(株)取締役社長の代弁者というだけなので
今年の開催概要発表時に雨をまったく想定していなかったと発言した加藤社長の根本的考えには
今も「雨が原因で昨年の運営に失敗した」と言う気持ちが残っているのではないかと思いますが
「やはり昨年のトラブルは雨が原因だった」とは絶対に思わないで欲しいです。
「大雨だった昨年の開催」と言われていますが、記録によると予選・決勝とも当日FSW周辺の
降水量は0mm、シトシトと降り続いただけの普通に降る雨だったのです。
レース観戦を経験した事がある方たちには、想定内の雨だっただけで
昨年は、雨が原因でトラブルになったと思ってる人はほとんど居ないと思います。
今年の運営計画があれば、多少の雨で観客が15万人集まったとしても観客が納得出来る
運営は可能だと思いますので、今年トラブル無く日本GPが終わった事で
観客へ多少の信頼回復には繋がったと思いますので、これからも気を緩める事無く
再来年もFSWで行われるであろうF1日本GPの成功を目指して欲しいと思います。
モータースポーツを盛り上げていく上で、F1日本GPは一番重要なイベント
頂点と底辺が盛り上らなければ、国内レースに未来は無いと思います。
モータースポーツファンも必死に頑張ってますので
イベント運営側にも今まで以上に頑張って欲しいと願うばかりです。
今年の決勝終了時に、大勢の方から「ありがとう」と言うメッセージを頂きました。
このBlogと「2007日本GPの被害者立ち上がろう。」で訴えてきた事は決して間違いでは無く
FSWがカイゼンを実施してくれた事で、一つの目的を達成出来たという喜びでいっぱいになりました。