このドバイマラソンコースは殆どが直線コースで、あまりに真っ直ぐなんで
気が滅入るのではないかと思っていた。
また、エイドステーションの補給は、水とアイソトニック飲料のみで食料は
無いため、自前で用意を考えた。
スペシャルを補給携帯するものが、これがまた…入れるものが無い。
思いついたのが赤ちゃんの哺乳瓶!
これはナイス! と思った。
結局、あれやこれやと試行錯誤しながらアパートに戻る。
宿舎に帰れば小型の補給ボトルを日本から持ってきていたのを完全に忘れていて
見つけたときは暫く感動でだった。
朝ごはんは、職場の人が日本から調達してくれた御餅があったのでコレで対応は
十分である。 マラソンなどの長丁場には餅は最適だが、それでも3個を食べる
のが限界で、日本から応援に来てくれている職場友達からは「それで十分やで…」と・・・
5時にアパートを出発して会場に向かうと選手と見られる人がチラホラと見えだす。
それはさておき、スタートするに当たってスタート前に構える。
当たり前の事であるが、トイレを見てやっぱり並んでいる。
何処の世界もスタート前はトイレに行こうとする選手で一杯である。
ある意味、言葉が通じなくても生理現象は同じなんだと可笑しく思えてしまう。
一般選手を見て思ったがやっぱり日本と同じく色々な所属クラブがあるようで
自前のチーム名を入れている人をよく見かける。
スタートポジションはエリートと一般と分かれていてエリートが一般よりも
100m程前からスタートだった。
当然の事ながら一般は凄い混みようで人が一杯で我が先にとトップを押しのけて
先頭に立とうとする(ホンマ…日本でも同じやん〜)
スタートして、いきなり殆どの人がダッシュするが1kmもしないうちに振るいに
落とされて脱落する人が凄く多くて、目の前に走る人は10名もいなかった。
今回は最初の入りが速いと感じているがペースを少し落としての攻略を考えている。
1 km - 3:58
2 km - 4:01
3 km - 4:03
4 km - 4:08
5 km - 4:06 - 20:17
やや他の選手の出方を見るけれど、妙に憑かれているいる気がして仕方がない。
プレッシャーとスピードをペースを少しワンランク下げる。
ようやく朝焼けも見え出し、あたりはランナーしか見当たらない。
まだまだ始まったばかりなので抜かれる事も数名ほどあった。
6 km - 4:04
7 km - 4:17
8 km - 4:08
9 km - 4:14
10km - 4:08 - 41:11
沿道ではインド人建設労働者も応援してくれていて、「セイエ〜!=絶好調だぜ!」
とヒンズー語で応える。インド人の方がヒンズー語が出てきてビックリしていたようだ。
この辺りのコースは何度も走ったので熟知しているので、一体何処のを
走っているのか直ぐにわかる。また周りの走っているランナーが固定してきたので
一緒に並走したほうが楽なので横に寄ってみた。
快く引き入れてくれたので、ペースが安定してくる。
11km - 4:11
12km - 4:11
13km - 4:11
14km - 4:11
15km - 4:10 - 1:02:06
16km - 4:24
17km - 4:04
18km - 4:15
19km - 4:17
20km - 4:17 - 1:23:26
しかし相手のペースが乱れだし、ついて来れなくなったので、ペースを保とうと
するけれど、ハーフ地点からはまた一人旅になる。
しかし、ペースが乱れ始めてきて脚の疲労も溜まりかけてきた。
ハッキリ言って苦しい。
持病のというか、左肩の痛みが再発してきた(左腕が上がらなくなる)
まだ20キロなんで、これからが正念場とは自分で分かっている。
それよりも長丁場なレースは本来自身に向いている事が分かっているので
後半に頼るしかなかった。とりあえず30キロまでペースが保てたい。
沿道は欧米人、インド人、アラブ人の子供と大人関係構わず応援があり
こんな朝の早くから言葉にならない掛け声が沿道に響き渡る。
小さな男の子が私にバナナをくれた。
握っていたので潰れかけていたけど食べるのには丁度良かった。
しかし…「トイレに行ったときに手を洗ったか?」と聞きたかった(笑)
21km - 4:17
22km - 4:18
23km - 4:17
24km - 4:20
25km - 4:25 - 1:44:54
こんなエイド食は乏しいけれど沿道応援からの提供してくれるのが良くて
自前のスペシャルも殆どとらずで行ってしまう。
26km - 4:22
27km - 4:30
28km - 4:43
29km - 4:36
30km - 4:38 - 2:07:57
この30キロ地点では少し気力が失せてくる。
あと10キロなのに、イマイチスピードが出ない。
コースが分かっているだけにペース維持を我慢する。
31km - 4:56
32km - 4:43
33km - 4:49
34km - 4:33
35km - 4:31 - 2:31:30
この35キロ地点まで来ると、観光で有名なバージ・アルアラブに差し掛かる。
一泊が約30万円で全室スィートルーム。
泊まりたいとは思わないが、どんなんか見てみたいとは思う。
ここまできたら、あとは6キロなんで、少し気合が乗り出す。
この目の前に選手が3名ほどいたけれど、結局抜かしてしまう。
これもランナーたるゆえんの性であろうか…
時間的にサブスリーが無理なのは既に分かった。
あとは、どれだけやれるか勝負どころしかない。
36km - 4:35
37km - 4:25
38km - 4:38
39km - 4:33
40km - 4:28 - 2:54:11
ようやく40キロを過ぎた。
もうあと目指すはゴールだけれど、前方にランナーはまだいる。
当然、抜かした先に、職場のメンバーが応援していた。
また、このレースで初めて日本人の方だろう「ガンバッテ〜」という
声が聞こえた。なんだか久しぶりに嬉しかった日本語だった。
41km - 4:27
42.195km - 5:11 - 3:03:50(ゴールネットタイム)
こちらがドバイマラソンの公式公表タイムです
↓↓↓
http://dubai.mikatiming.de/2010/index.php?content=detail&id=0000001181C37500000003D8&lang=EN&event=M&ageclass=#
最後に…
沢山の国の人が集まったこの大会。
言葉が分からなくても通じなくても走ればよくわかった。
日本と速く走る意味と違ったものを感じました。
結果は…
順 位:42位
年齢別:3位
時 間:3時間3分46秒