高崎山 

2005年05月24日(火) 7時35分
高崎山をバスで越えても父母はもういない……☆

ローレライのニンフ 

2005年05月20日(金) 15時45分
ライン川のローレライ、ニンフの歌声が、悲痛な叫び声が岩に砕けて響き渡ったのは過去のこと。今は静かなライン河のローレライであった。

理想の王国「キング・オブ・へブン」 

2005年05月15日(日) 12時19分
スカラ座で、映画「キングダム・オブ・ヘブン」をみた。超満員であった。戦争シーンは圧巻であり、戦場の群像は鮮明に映し出されている。CGに頼らない監督の素朴で頑固な目線が生きていた。現代のイラク戦争への風刺もあって、ピリリと辛い社会派戦争映画、ヒューマン大作である。主役は線が弱いが脇役がしっかりと脇を固めている。豪華な顔ぶれはドラマの中に数多くのショートストーリーを埋め込んでいる。それがまた、キラリと光っている。見ごたえ十分の作品である。

エヴァ・グリーンは「ドリーマー」程のお色気はないが女王としての演技は素晴らしかった。特に王女の生き方には共鳴するところがある。公の表面の顔と女性としての内面の顔の二つを持ち合わせ、使い分ける演技は抜群である。女としての目覚めを演じたオーリーとの濡れ場は残念ながら大幅にカッとされていた。観たい人はアメリカへ行って下さい。

社会問題と歴史認識を上手く戦場に融合したエンタテーメントである。さすがに『グラディエーター』のリドリー・スコット監督作品だけのことはある。期待を裏切らなかった。物語の構成といい、戦場のリアルさといい、主役、脇役の醸し出す臨場感は映画における最高の演出であり、監督の技量の高さの証明である。歴史もののプロローグは説明で眠たくなるが、この作品は眠たい目をぱっと開かせるテクニックを鍛冶屋のシーンで見せている。牧師殺しと火事のシーンは観客をストーリーに引き入れ、ドラマの展開を期待させる。この導入部分が見事に演出されている。

主人公である鍛冶屋のバリアン(オーランド・ブルーム)はこのドラマのナビゲータである。脇を固める実父で勇敢な騎士ゴッドフリー(リーアム・ニーソン)、絶望的な運命を背負ったエルサレム王(エドワード・ノートン)禁じられた恋の相手となる美しい王女シビラ(エヴァ・グリーン)城門の外の強敵アラブの帝王サラデン等がそれぞれにドラマを展開する。それが違和感もなく融合していくのはオーリーの弱弱しさと甘さが媒体となっているからだろう。精悍さを表に出さない有能な騎士なのだろうか?平和を求める市井の人なのだろうか。不思議な役をこなす俳優である。
2005年05月
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