寝室psy動

August 02 [Thu], 2012, 20:53
見えない音の元凶が辺りを囲んで充満する。
隙間無く枝分かれ、際限無く繰り返す木々の壁が並ぶ。
葉が日向と日陰を曖昧にし、焼けた土を埋める。
陽光を反射する奄ヘ階層になって空を覆う。
時間が丁寧に、慎重に私を殺しにやってくる。
液体を軽くし熱を帯びさせたような空気に殴られる。
鉄のラインバレル重く鋭く、素早く確実に体力を削り取っていく。
青空は高く、奄ヘ雄大で。
山々、海々こそ生気に満ちる。
そんな季節、私は真っ先に命尽き果て、意識が朦朧とする。
自らをその中に没入させることを良しとせず。
自らをそれらから隔離することを選ぶべきか。
可視光線の果てに。
私が居着くのは極楽浄土の路地裏。
あるはずの無い区画。
人が人を産み、下人が生まれ、上人が死ぬ世界。
裏を取るにも逆を取るにも採るに足らぬ言葉に踊って踏み外す舞台。
誰もが三つの消失唐ゥら伸びた蜘蛛の糸に絡め採られて羽交い絞めになる。
一つの先には昨日の私が。
一つの先には今日の私が。
一つの先には明日の私が。
呼吸を意識したり、舌の位置を考えたり。
最適な手の配置、心地よい足の間隔を探し。
右手を動かすのか、左手を動かすのか。
進んでいるならどちらの足で踏み止まるのか。
止まっているならどちらの足を踏み出すのか。
全てが分岐刀A全てが接唐フ絡み合う人だ。
それは人でしかない、人だ。
ある日、何気なくぽんと置いた物。
歩き出して振り返ればなんと小さい。
なんとも不安定な今にも落ちそうなそれ。
今更に戻る必要も気も無い道の途上の物。
一つ風が吹けば落ちてしまいそう。
気にも留めず歩き、今あえて留め書く。
精垂ニ身体を分離させる法。
何も生み出さず、何も失わない。
所変われど、時が移れど。
ただ身体がそこにあり、ただ精垂ヘ底にある。
あり続けるが、どこにも見当たらず。
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