戯曲レポート1 「アルジャーノンに花束を」 ダニエル・キイス 

2006年05月15日(月) 2時46分
あらすじ。
主人公のチャーリィ・ゴードンは白痴(はくち:精神遅滞の重度のもの)のため両親に捨てられ、今は大学病院の精薄者センターで学び、パン屋で仕事をしていた。
頭は悪いが何事にも熱心なチャーリィは仕事仲間や病院内で愛されて暮らしていた。

そんなある時、ニーマー教授とストラウス博士という研究者がねずみの脳を手術し、革新的に利口になるという手術を成功させた。
通常の数倍利口になったねずみは、名前をアルジャーノンと言う。
彼らは次に人間にこの手術を試みようとし、白痴のチャーリィに手術をしないかと持ちかける。

無事手術を終えたチャーリィーはたくさんの知識を学び、時が立つにつれて天才と呼ばれる様になっていく。
天才になったチャーリィは、今まで気が付かなかった人間の駄目な部分に気が付く様になってしまい、次第に周りから孤立してしまう。
頭は天才になったが、情緒が子供のままのチャーリィは、自分の今までの境遇、両親に捨てられた過去を思い出し、混乱していた。

そんな中事件が起こった。
先に手術をしたはずのアルジャーノンに、異常な行為が見られるようになったのだ。
チャーリィは自分の力でこの問題を解決しようと試みるが・・・・・・・。


頭が悪かった頃のチャーリィはみんなにバカにされながらも幸せだった。
だけど、天才になってしまったチャーリィは今までの境遇を理解し、周りよりも頭がよくなってしまったために敬遠される様になる。
頭がよくなってしまった事はチャーリィにとって本当に幸せだったのだろうか。
チャーリィの最後の方のセリフ。
「僕は後悔していない。」
「うれしく思っている。」
という言葉にとてもすくわれた。

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