幸福論 

May 12 [Sat], 2012, 17:30
そしてあたしは、
キミの強さも
隠しがちな弱さも汲んで

時の流れと空の色に
何も望みはしないように
素顔で泣いて笑うキミの
そのままを愛してるゆえに
あたしはキミのメロディーや
その哲学や言葉全てを
護るためなら
少しくらいする苦労も
厭わないんです


それはわたしのいたいけな自己犠牲で
何も望めないからこその自己満足で
身勝手かつ独りよがりな完結形で
だからこそ最強な
ひとつの恋のかたちであるのです。

抱いたのは忠誠ではなく 

March 08 [Thu], 2012, 1:02
『あなたがわたしに対して抱いたのが、愛ではなく忠誠だったなら、わたしたちは生涯一緒にいられたかもしれないのに』


そう一節にある小説を読みました。
見事なまでにそれは刺さって。
小さい棘。

気付けばもう遅く。
わたしもあなたも、
後には引けない。

あなたはわたしに何を望むの?
建て前でなくほんとうの気持ちを、
教えて。

わたしの欲しいもの 

March 07 [Wed], 2012, 1:31
例えばもう五年早く
あなたと出会っていたならば
このどうしようもない現実は
変わっていたのでしょうか

行き場のない気持ち
やるせない朝や
決して許されることのない
満たされることのない
現実という深い深い森の中で
わたしはあなたに
意味もなく出会ってしまったのでしょうか

どうしてわたしはあなたに惹かれて
そして気付いてしまったのか
状況さえ許されたなら
確実にあなたは
わたしと
恋を、していたことに

それは柔らかな声や笑顔や
わたしにだけこぼす弱音の数々で
つまびらかになれば誰にでも解るほどの温度で
ただ、延々と、降り積もっていく

誰か、止めて
誰か、助けて

願っているのに
本当は
あなたに振り向いて欲しいだけ
抱きしめて欲しいだけ
背負わせて、欲しいだけ
好きだと言って欲しいだけ

それ以外は何も求めてはいないから
あなたの心の中に
少しだけわたしを潜ませて
それだけで良いのに
それ以上はほんとうに
望んでなど、いないのに

心だけ、ください。
贅沢な願いだと知っていて
わたしは願わずにはいられないのです

未来などいらない。
今、この刹那
あなたがわたしのことを少しでも思い出してくれているなら
少しでも愛しいと
想ってくれているのなら
確かなものなどなくていい

そしてわたしが決断すべきなのは
「灰色の未来」と
「真っ黒な賭け」の
ふたつの選択肢の前で
どちらに魅かれ
どちらに転ぶのか

得るものはきっと少なくて
だけど抗いきれるでしょうか
わたしの心のままに
全てをぶち壊しにして
進む誘惑に

片翼の天使は神様に恋をする 

February 02 [Thu], 2012, 6:48
おイタが過ぎれば代償を払わねばならないことを、
誰か彼に教えてあげて頂きたい。
そして出来うることならその代償を、
わたしにも払わせて欲しいなどという不相応な願いを、
口にすることが決してないように
誰かわたしに蓋をして。
きつく、かたく、蓋をして。


わたしの神様は優しくて
けれどほんとには優しくないから
わたしのこころなどお構いなしに
投げて千切って弄って遊ぶ。

写真のなかのあなた 

January 25 [Wed], 2012, 3:56
それは優しく笑っていて
こちらが悲しくなるくらいで
この距離は埋まらないのに
わたしだけがいつまでもどきどきしている

そばにいたいと
ずっといたいと
いつからか、願っていた

言い訳のように
様々な理由を並べるけど
ほんとうはいまを
逃したくないだけのわたしです

あのひとになにか失わせるくらいなら
わたしはなにもいらない
だから言わない
わたしだっていまを失いたくないもの

裏切りとわかっても
そこにいてくれるきみの愛の
つらつらとした優しさに甘えて
ぜいたくな日々を送っている

写真のなかのあなたを
何度も見つめ直して
ああなんていい写真なんだろうって
しみじみしてしまったりする


正直がいつも正義だとは思わないから
わたしは口先だけでも
嘘をつき続けたい
でも今だけはこっそりと
一言だけ
一度だけ言わせて
いつも言っている言葉を
今だけは素直なわたしで







あなたが

だいすきです

それはおとぎばなしのような 

January 09 [Mon], 2012, 14:05
時折、
その言葉の選び方で
ああこのひとはわたしのことが本当に好きなんだなあと思うときがある

それはたぶん恋ではないけれど
状況さえ許せば
容易く
恋になった部類のものかもしれないけれど

だけどわたしたちはいま、出逢って
それはもう変えることのできない事実で
それだからこそのこの関係が
とてもよいものだなあと
わたしは思うのです。

あなたはわたしを
本当はとても可愛がってくれるから
わたしはいつも嬉しくて
ついたくさんふざけてしまう

それは欲しかったお兄ちゃんを
思いがけず手にいれてしまったような
そんな幸福感なのです。

愉しくて愉しくて
時が過ぎるのはとても早く
いまは思い出すばかりの
夏から秋へと移行するものがたり。

背中合わせのカコと、レンズ越しのミライ 

January 04 [Wed], 2012, 7:08
来年の今ごろは
誰と、なにをしているだろう
去年までは考えもしなかったな
迷うことはなかったから

一年一年と
少しずつおとなになって
年を取ればこんなふうに
バカなこと考えなくなるのかな
恋なんてしなくなるのかな

いつわたしは
恋をしなくなって
それでいいって
思えるようになるんだろう

ふらふらと
さまようように
躊躇するのは
もうやめなきゃな

このまま何事もなく
未来に触れられるのだろうか
このまま何事もなく
受け入れていけるのだろうか

そんなことを考えるなんて
わたしはきっと
どうかしている

どうかしているんだ

愛だらけの秋 

October 29 [Sat], 2011, 21:41
自分を犠牲にしてもいいから
守りたい、と
力になりたい、と
思えるひとに出会えたことは幸せ


それを恋と呼びたいなら
誰だってそうするがいいけど
単純で純粋にこれは
もしかしたら愛なのかも知れないなと思う


たぶんこの正直な気持ちを
ところどころ詰まりながら伝えても
おそらくその人は困ったように
そんな義理はないだろうって
お前にそこまでしてやった覚えはねえよって
そう笑うのかも知れないけれど
はじめての世界で
はじめての場所で
不安で棒立ちになっていたわたしに
無意識のあなたがくれた言葉が
どれほどの救いになったことか
どれほどの支えになったことか
いつのまにか降り積もっていた気持ちは
自分でも理由がわからないくらいの
そんな何気のないもので
名前のつけようがない気持ちで
きっとわかっては貰えないような
説明も出来ないような
でも、確かに「ある」気持ちで
くるくると無い頭で考えるけど
もうただ素直にそれは
つべこべと定義にあてはめないで
好きだ、と
ただただ好きだ、と
声にしてしまってもいいのじゃないかなって
その人は軽くいなしながら
戸惑って微笑みながら
それでもちゃんと理解ってくれて
この気持ちは伝わっていて
そういう風に思うし
そうだといいなって思う

そういうものがわたしたちのあいだに
なんとなくあればいいなあ、と
ふんわりと思うのです
ただただ、思うのです。

冷静沈着自分探訪 

October 28 [Fri], 2011, 23:22
こちらに来て新しい生活がはじまり、
昔のちゃんとした自分に戻って
きびきびと仕事をしながらも
のびやかなわたしを保てている


わたしは本来の自分が
このようにふわふわと不真面目で
それなのに矛盾して「出来る」のだということを
ほんとうは知っていた

それなのにこの世界に
戻りたくないと考えていたのは
それで誰かを傷つけることで
ひどい人間になりたくなかったからだ
わたしはいつも曖昧で
その場をしのぐばかりの生き物だから
他人を心配するふりをして
実際は冷めている嘘つきだから



充実した日々の隙間に
アバンチュール的な恋があって
その糸をいつでも良き感じに出来るように
たらりと垂らして持っている
卑怯でずるい人間なのだと思う

何も賭けないで
ひとまかせにしようとしている
いつもの駆け引きで釣れるひとなら
被害者のふりをして
責任転嫁をするんだろう
だけど今回の糸は
おそらく張り方を間違えていて
わたしはほっとしながらも
どこか残念な気持ちになって



正直なところこれは
曖昧で曖昧で曖昧な恋心
女の子なら誰しもが持つ
許されるレベルの、恋心。

恋がしたいの 

October 28 [Fri], 2011, 19:17
たぶん弱いから、恋がしたいの。
ゆるゆると。
このままの関係であいまいなまま、
ほんのり恋をしてたいの。
保険をきかせて帰る場所のあるひとに、
恋がしたいの。
冗談めかしてじゃれあうだけの、
笑って済んじゃう恋がしたいの。



大事なものをなくさないまま
欲張りになってしまいたい
そんな衝動と闘いながら、
このまま揺れたりしていたい。
揺れることが楽しくて
もっと遊んでいたいから。


向こうの気持ちはどうでも良くて、
わたしを好きとかなくていいから、
どきどきとわくわくをくれるだけの
擬似的恋愛していたい。
P R
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