両親にカミングアウト

April 30 [Mon], 2007, 20:56
実家に帰省したときに、兄にも帰省してもらう。
なんだかもう早く話してしまいたかった。

両親一緒のタイミングで、と思っていたけど父は仕事で留守に
していたので、まずは母から。

食後の片付け後に普通にゴロゴロしながら言ってみた。
「あのさ〜、最近胃の具合が悪くて病院に行ってたけど、
わたし、胃がんらしいんだよね〜」

「えっ・・・」

と言ったきり母は固まった。微動だにしないけど、みるみるうちに顔が真っ赤に
なって涙がボロボローっと零れ落ちた。

あか〜ん!
このままではこの世の別れみたいだ。

・検査の結果が出るまでは断定できないけど、間違いなさそうなこと。
・断定はできないけど、恐らく早期なので手術をすれば大丈夫なこと。
ということを手早く告げた。

兄もフォローを入れてくれた。
「がんの怖いところは転移するところであって、早期であれば悪いところを
切れば治るから何も怖くない。理屈の上では盲腸と同じ。」
それで、なんとか落ち着いてくれた。

母は落ち着いた後も「あー、ビックリしたー。ビックリしたー。。。」
と何度も言って辛そうにしてた。

ごめん、お母さん。。。
その後もずっと動揺はしていたけど、ZOO KEEPERをしていたので
大丈夫であろう。
(母は私があげたNINTENDO DSの「ZOO KEEPER」という
ゲームが大好きで、時間があればいつもしている)

ちなみにその夜、ZOO KEEPERしながら母が「本当に早く見つかって良かった」
と話しかけてきたので
「とか言ってたら、死んじゃったりしてね」と冗談のつもりで言ったら号泣させてしまった。

申し訳ない気持ちでいっぱいになったが、
号泣しながらもZOO KEEPERはやめなかったので大丈夫であろう。。。
わんわん泣きながらZOO KEEPERを続ける母の姿はちょっと異様だった。

翌日、仕事から帰ってきた父にも言う。

真面目な話なのに、何故かニヤニヤして
「あのー、ちょっとお話が〜・・・」と言ってしまったから

「え?結婚するの?」
「え?なになに?妊娠したとか??」
と無駄な勘繰りを父にさせてしまった。。。

「そんなめでたい話だったらいいんやけど、胃がんになったみたい」
と伝えると

「えっ?・・・うそやろ?うそやろ?・・・ほんまに??」
たぶん、私が告知を受けたときと一緒で、あまりに嘘みたいな話で
実感がないんだろなーって感じだった。

父は翌日からピロリ菌に効くというLG21を毎日買ってきてくれた。
きっと心配してくれているんだろう。
LG21は胃がんになってしまったら効かないよ、お父さん・・・
と思いながら毎日ありがたくいただいた。美味しいし。

わざわざ兄にまで帰省させた割に、間の抜けたカミングアウトに
なってしまったけど、兄がいてくれたから、落ち着いて話ができたし、
(一応)医療関係の仕事に就いている兄が
「大丈夫」と言ったから、両親も安心したと思う。

みんなに感謝。

胃カメラ2回目

April 27 [Fri], 2007, 20:44
胃カメラ2回目の日。

11時予約だったが、同じ11時予約の人がたくさんいるみたい。
ギリギリに行った私はなかなか呼ばれず30分くらい待つ。
待っている間にセルフで血圧と脈拍を測り、データを控える。

順番が来ると、まず喉や胃のネバネバをとるお薬を飲まされる。
変な味・・・だけど別に苦痛はない。

前の病院では検査着に着替え、ブラやストッキングなどの
下着もはずすようにとのことだったが、今回はなんと着ている服のまま。

靴だけスリッパに履き替える。
ベッドに横になり汚れ防止に胸のあたりに紙?不織布?をかけられる。

喉の麻酔スプレーをシュッシュして10秒後に飲むように言われ、飲む。
知っていたけど、やっぱり不味い。

前回貴重な生き地獄体験をしたので、今回は鎮静剤を依頼していた。
鎮静剤を注射されたら・・・10秒後くらいには眠りにおちた。

なんということでしょう・・・(ビフォアーアフター風)

次に気がついたら、リカバリー室のベッドの上でした。
こんなので検査が終わっているなんて!!
苦しみなんてまったくない。

鎮静剤の危険性を心配する声もあるけど、私は次回からも絶対
鎮静剤を使うと心に決めたのでした。

荷物が心配になったけど、ちゃんと靴も持ってきてくれていて
鞄はベッドの上に、布団をかけて置いてくれていた。
まだ眠い・・・心地良いので眠気に身を任せてぐーぐー寝る。
どうせ今日はお仕事お休み。

3度寝くらいして、ウトウトしていると看護師さんが覗きにきた。
「苦しかった?大丈夫?」
「全然何も覚えてないです。」
「そう、良かった。かなりゲーゲーいってたから・・・。」

そういえば、前回同様喉は痛い。ゲーゲーするとカメラの管と喉がこすれて
荒れるらしい。
前回は緊張してたからダメだったのかと思ったけど、寝ててもダメなら
たぶんどうしても相性が悪いのだろう。

たくさん寝てすっきりした気分で病院を後にした。

兄にカミングアウト

April 24 [Tue], 2007, 20:58
最初の病院で胃カメラの結果、見た目も生険もがんだろうとのこと。
専門病院でも、見た目がんであろうと言われた。

一応、検査結果が出るまでは断言できないとは仰ってたけど、、、
ここまでくると「よく調べたら違いました。」ということはなさそうだ。

それに、そんなことを期待したくない。
期待して後で傷つく方が怖い。

一番憂鬱なのは、、、これを親に伝えなくてはいけないこと。

うちの親は、派遣社員でフラフラと好きなことだけをしている
私のことを怒ったりすることもあるけど、日ごろから
「子供がいい子で元気でいるからそれが何より幸せ」
と涙ぐんで話すような人だ。

「結婚して欲しい」とか「早く孫を生んで欲しい」とかいう
欲求が普段からかなわない上、少ないとりえの「元気」まで
なくなってしまうんだ。本当に気の毒である。

たぶん、私より親の方が苦しい気持ちになると思う。
こうなってみると、元気でいるのがいちばんの親孝行なんだ、と思う。
でも私だって好きで病気になったわけじゃない。
いや、むしろなりたくなかったし・・・。
だから、ごめん、ゆるして。。

とりあえず兄に相談してみることにする。
兄は医療関係の仕事をしているので少しは詳しいはず。

軽い気持ちでメールをしてみると、私の想像を超えて
ものすごくビックリさせてしまったみたいで
すぐに電話がかかってきた。

今までの経緯を話すと、「初期なんだったら大丈夫!絶対治る!」
と言ってくれた。
たぶんあまり根拠はないと思うけど、気持ちが落ち着いた。

両親が動揺しすぎそうだから、がんのことを話すのがつらい
ことを伝えた。

ゴールデンウィークに私が帰省するときに、あわせて帰省してくれるらしい。
親が大騒ぎしないよう、一緒に説明してくれるらしい。
ありがとう・・・。

あー、長い一日だった!!!
(この日のことを5回にわけて書いています)

上司にカミングアウト

April 24 [Tue], 2007, 20:51
ここのところ通院で、遅刻、早退が続いている。
いい加減みんなも変だと思っているだろう。

この日も大事な仕事がある日だったのに、会社に着いたら16:00だった。
手術のために近々1ヶ月のお休みももらわなくてはいけない。
いい加減上司にちゃんと説明しなくては!

派遣社員で、一ヶ月の休暇なんて可能なんだろうか。
クビになっても仕方ないな、と覚悟する。
上司はかなり個性の強い人で行動が読めない・・・。
どう出るかは想像つかない。

丁度、上司と二人で話せる機会があった。
「最近、病院ばかり行っていてご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
実は胃がんで、手術をしなくてはいけないので、
近々1ヶ月程度のお休みをいただきたい。」
ということを説明した。
リアクションは少なかったけど驚いていた。

「僕も病気になったことがあるから気持ちはすごくよくわかるよ。
席はちゃんと置いておくから何も心配しないで治療に専念しなさい。」

気持ちが弱っていたときに、予想外に優しくされ、会社で
ボロボロ泣いてしまった。

「貴方が今一番頑張らないといけないことはね・・・」
ちゃんと引継ぎをすること、とか言われるのかと思ったら
「病気を治すことだよ。」

うわーーん!!
いつも悪口ばかり言ってごめんなさい。と心から反省する。

でも、次の日また悪口言ってたんだけど(笑)。
(だって・・・本当に個性が強いんだもんーーー)

はじめてのがん専門病院 -検査編2-

April 24 [Tue], 2007, 20:36
まだ検査は続く。
なんだかもう心身ともにボロボロな気分。
続いてCTスキャンに並ぶ。ここまでの検査の待ち時間は
15分程度だったのにCTは1時間待ちました。
でも、大きな病院でコレは良い成績だと思います。

やっと名前を呼ばれ部屋の中に入り、カーテンつき個室のイスで待機。。
ちなみに呼ばれるときは、実名フルネームでガンガン呼ばれます。

スキャン時に造影剤を注入するための注射を刺し、刺しっぱなしで待つとのこと。
注射器の先に点滴の管&針みたいなのがついたものを腕にさし、注射器は自分の
手に持っておくらしい。
あぁ、また注射。。。

左手にプスッ。
針が太いのか、ものすごく痛いのに上手く入らないみたいで
針をゴソゴソ動かされる。
結局液漏れしたらしく、右手でやり直しに。

もうイヤだ。イヤだー。痛いのはイヤーーー!!

そして、右手に刺した瞬間に貧血。
恐怖で貧血になるのを初めて経験しました。
頭から氷水をかけられた感覚で、サーッと血の気がひくのがわかりました。
座っていられないくらい気分が悪くなり、横になりたくて看護師さんに訴えるが
とても忙しそうで、ゲロ吐く受け皿?みたいなのを渡されるだけだった。ううっ

また20分くらい待ってCTへ。よくTVとかで見るやつだー。
台に横になると、下半身は毛布を掛けられ、
ズボンを膝まで下ろされる。変な格好でバンザイをする。

「造影剤を入れます。体が熱くなったような感じになるけど、大丈夫だから。
お尻の方まで熱くなることもあります。
痒くなったり気分が悪くなったりしたら言ってください」
とのこと。

造影剤を入れると・・・今度は血管に熱いお湯を流されたみたいな感覚!
本当にお尻まで熱くなって、一瞬おもらししたかと本気で焦った。。。
看護師さんの最初の注意でお尻のこと言ってくれなかったら、
飛び起きてたかも。

そんなわけでCTはなんとか終了。

続いて肺機能の検査。肺転移の可能性を調べるのだろう。
使い捨ての掃除機の先みたいなものを加えて「はい!吸って〜!吸って〜!まだ吸って〜!」
という指示のもと、吸いまくったり、吐きまくったり・・・。
変な検査だけど、特に苦痛もなく無事終了。

最後は心電図。といっても普通の心電図ではなく、、、
ベッドの横に3段だけある階段が置いてあり、
一度心電図を測った?あと、その会談の上り下りを25回くらいして
すぐに再度心電図!!運動前後を比べているのだろうが、
私の胃がんとどう関係があるのかは未だに不明。
これでやっと本日の検査は終了。

時間は15時だった。9時半に来たから6時間半も病院にいたのだ。
はーー疲れた。でも、これから仕事に戻らなくては。
その前にお会計〜。これも10分待ちくらいだった。

「21780円です」
たっかーーーい!!!


ここのところ週に1回は病院に行っている。
派遣社員は時給制なので、休んだり半休をとったりすると
その分お給料が減るのである。
その上、検査が始まると、一回に万単位の支払いが。。。
だんだんお財布は辛くなってくる。

はじめてのがん専門病院 -検査編-

April 24 [Tue], 2007, 2:58
診察後、検査項目を書いた紙やカルテを渡される。
自分で中を見ることはできない袋に入っている。

今日のメニューは、検尿、採血、CT、心電図、肺 らしい。
まずは「検尿/採血」へ。
検尿は問題なくクリア。

私は大の痛がり&怖がりで、採血は恐怖である。
採血専門の部屋があり、カウンターに血をとる看護師さんが5人くらい
並んでいて、順番に次々と血をとっている。
この人たちって、朝から晩まで血をとるのが仕事なのかしら。

なんて思っていると、5分も待たないうちに順番がまわってくる。
・・・いたい!!!
あまり上手じゃなかった(T_T)

やれやれ、採血は終わった、と安心していると、
看護師さんに「耳の検査をするので、そこに座って待っててください」と
言われる。み、耳・・・?

部屋の片隅に置かれたイスに座る。耳ってなんだ?と考えまくる。
ひとつ、心当たりがある。
子供の頃腕の手術をしたとき、血の止まるスピードを調べるため?
カミソリで耳を切られたことがあるのだ。(ほんの少し傷をつける程度)

あれだったらイヤだなぁ〜。。。と思ってると、
カミソリを持った看護師さんが現れた・・・。
採血よりも痛みは全然少なかったけど、
特に説明もなくイキナリ耳を切られることに対する恐怖は
かなり大きかった。

あとの検査に痛いものはなさそうだな・・・と安心していると、
違う部屋へ行くように指示される。

何のための検査で、どんなことをされるのか、等の説明は一切なく、
何をされるのかわからないまま、とりあえず指示された部屋へ行く。

10分ほど待つと、また部屋の片隅に置かれたイスへ案内される。
カーテンのかかった個室が15室くらいあり、
個室の中では点滴をしている人がいる様子。
ここは何・・・?私はここで、何をするんだろう??
さっきの耳切りのショックでかなりナーバスになっていた。

しばらくするとアルコール綿を持った看護師さんがきて、
「普段している採血や献血は静脈採血ですが、
これから動脈採血を行います。動脈は先生しかできないので、
先生が来るまで待っていてください。」と仰る。

ど、ど、ど、動脈採血ってなに??相当痛いんじゃないの?
怖い怖い怖い怖い!!!!


あまりに怖がりすぎて、顔色が悪かったようで、
看護師さんが何度も「大丈夫?具合悪い?」と
聞きにきてくれた。

少しすると、若手医師がきて、動脈の場所を探す。
手首のところの血管を叩いたりしてる。
そ、そんなとこに針を刺すの?

怖い!本当に本当に怖い!!!!!

「お願い!ちょっと待って!」

って言おうとしたら、号泣してしまった。。。。。。。

結局、若手医師がどこかに問い合わせをして(たぶん私の担当医)、
今日はやらなくてもいいよってことになった。
看護婦さんは泣いている私の背中をずっとさすってくれていた。

ちなみに、後日やり直すのかと思ったら、その後もずっと動脈採血は
やっていない。やらなくてもいい検査なの?!?! と、聞いてみたいが
「じゃあ、やります」って言われるのがイヤなので私もずっと知らないフリ
をしている。

ちなみに2、その不思議な部屋は、通院で抗がん剤等の点滴を
うける人用の部屋のようでした。

はじめてのがん専門病院 -診察編-

April 24 [Tue], 2007, 2:30
前日に初診の連絡がある。
10時からの診察だけど、手続きがあるので9時半に来るように言われる。
検査はなくて診察のみだけど、午後にかかる可能性があるとのこと。

当日朝、朝ごはんを食べようか迷ったけど、検査はないとのことだったので
家にあったバームクーヘンを少しだけ無理やり食べる。

がん専門病院ということで、ちょっと怖がっていたけど、
病院はでっかくて明るくてキレイだった。

実は、この病院のすぐ近くで働いていたことがあり、
オフィスの窓からよく見ていた。
自分とはまったく関係のない世界のものと思っていたので
興味を持ったこともなかった。そこに今、自分が患者として
来ているなんて、不思議な気分。

がん専門病院だけど、すごくたくさんの人がいる。
この人たちみんながんなのかーと思うと、
仲間がたくさんいて安心できるような、怖いような
何とも言えない気持ちになった。

もう30歳なので、世間的には「若い人」の部類には
入らないのだろうけど、ここでは自分はかなり「若い方」
のようで、ちょっと浮いていた。

色々書類を書いていたら、本当に30分くらいかかった。
10時頃外来待ち合わせで待つ。

こんな大きな病院だと、何時間も待たされたりするものだろう、
と覚悟を決めてテレビを見ていたら、15分後くらいに呼び出された。

予想していたより早かったので、一気に緊張する。。。

今までの経験から、大きな病院のエライ先生は、
高圧的に話してくると思っていた。
今日は、自分の人生や、もしかしたら生命にも関わる話を
しなくてはいけない。
先生が怖くても、ちゃんとお話を聞いて、質問もしなくては・・・!!!

堅くなって部屋に入った私に、
先生が一番最初に言った言葉は

「前の病院で突然、あなたはがんです、なんて言われてビックリしたでしょう。」


だった。優しい言い方だった。


普段ならなんてことのない言葉だし、先生も社交辞令でとりあえず
言っていることかもしれない。

でも、そのときの私は、この一言ワンクッションで
緊張がほぐれて、安心して話を聞くことができた。

先生の話の概要は以下のとおり。

・精密検査を行わないと、断言はできないけれど、胃カメラの写真を見ると
 がんに間違いないと思っている。
・しかし、早期のがんであると思われる。
・早期がんの場合の場合、10人中9人以上の確率で治る。
・抗がん剤と放射線は使わない。
・手術は、開腹か腹腔鏡か内視鏡になるが、それは検査の結果で決める。
・内視鏡はごく初期のがんにしか使えないので可能性が低い。
・たぶん胃を半分くらい切ることになる。
・術後3ヶ月はあまり食べられないが、1年くらいかけて普通の人の80%程度
 食べられるようになる。
・恐らく、手術後2週間程度の入院、その後2週間程度の自宅療養、1ヶ月程度
 で職場復帰できる。
・これから転移していないか色々な検査をする。特に肺と肝臓に転移しやすい。

10人中9人以上・・・のところでホッとしてボロボロ泣けてきた。
昨日まで割と平気で元気だったのに。。。

「大丈夫。あなたの年齢でがんになったのは本当に不幸なことだけど、
不幸なんて言い方するとアレだけどね・・・
でも早く見つかったのは幸運なことだからね。」

この先生にはこの後もずっとお世話になるのだけど、
いつも考え方がポジティブで救われる。
合う合わないはあるかもしれないけど、私はこの先生が
好きになった。(もちろん男性として、とかではありません〜)

「検査は早速今日からすることもできるし、後日改めてもいいけどどうする?」
と聞かれ、今日やります!とお願い。

「肺転移や肝臓転移の検査は、CT等の結果が出てからすることも
できるけど、どうする?」とも聞かれ、これも全部お願いした。
もうイヤなことは一日でも早く全部終わらせてしまいたい。

「今の医者は隠し事しないからね。本当のことしか言わないから
信じていいよ(笑)。」とも仰っていた。

医療の現場がイメージしていたものと随分違っていて
驚いた。こんなに簡単に本人にがん告知をするなんて・・・。
それに検査の内容や進め方を患者が判断できるなんて・・・。

朝食を食べてしまったため、胃カメラのみ後日になるとのこと。
朝食さえ食べてなかったら、後日わざわざ仕事休む必要なかったのに〜!
この日から、外来の日は、何があってもいいように
朝食は絶対に食べないで行くことを決意。

検査の結果は・・・ゴールデンウィークをはさむため、5月11日に
なるとのこと。なんと17日後・・・。
早く結果が知りたい・・・。

ここから検査漬けが始まります。。。

告知のあと

April 23 [Mon], 2007, 1:40
告知の翌日は、土曜日。
前の会社のお友達の結婚パーティーの日だった。
よかった、今はあまり一人で考えごとをしたくない。

髪を巻いたり、準備に時間をかけて行き、
パーティを楽しんで、その後出席した
前の会社の人たちと飲みにいく。

人とわいわいしていると、深く考えなくて済む。
でもどこかで、こんなことしてるけど
私がんなんだよなあ・・・って思ってた。

みんなが「今度遊びに行こうよ!」って話題になっても、
どのくらい入院してどうなるのか、
そもそも生きていられるのか、これから先食事をできる
体でいられるのか、全然わからない、なんて考えてた。
きっと生返事をしていたと思う。


告知の翌々日は、
がんとは全然関係ないことで、悲しいことがあったので
家にひきこもり一日中わんわん泣く。

病気の不安もあったのかもしれない。
泣く→寝るを繰り返して、スッキリする。

友達へカミングアウト

April 20 [Fri], 2007, 21:44
がん告知され、仕事して、家に帰って考える。
どうやら自分はがんだったようだ。
改めて驚きである。

じっくり考えるはじめると、恐ろしい妄想が止まらない。

今回がんが見つかったのは胃で、胃の進行具合はそれほど
深刻ではない様子だったけど、胃だけががんとは限らないじゃないか。

もしかしたら、肺だとか子宮だとか、他の臓器からがんに
なって胃に転移しているだけだとしたら、かなり重症なんじゃないか。
全身がんだらけってことも考えられる。

そういえば、一度咳がでると一ヶ月も止まらなかったり
生理痛もひどい。肺がん?子宮がん??

などなど。。。
なるべく深く考えたくない。
ヘタレな私は、誰かに助けを求めたいけど、親にはまだ話せない。

私は東京で一人暮らしで、実家は関西。
検査結果もハッキリ出ていないときに話して動揺させる
のも可哀想だ。すぐに飛んで行ける距離でもない。

それに、自分の精神も不安定な時期に、号泣されたりするのは
勘弁してほしい。この世の終わりのように接されるのはイヤだ。
私はまだ死ぬつもりはない。

いつもとてもお世話になっているお友達のKちゃんに
思い切ってメールしてみる。
「まだ検査段階だけど、胃がんだと告知されてちょっと落ち込んでる。
がんは、それほど深刻ではない様子なんだけど。
親にもまだ言えないし、どうしよう〜〜。」

間もなく、驚くほど長いメールが返ってきた(笑)。
これでも省略しています。

「とにかくは検査してなにはともあれ早めに治療した方がよいわ〜。
そんなふうに言われたら、軽い重いは関係なく誰でも落ち込むと思う。
けど、病は気からと言うくらいで、動物って意識だけでもものすごい
治癒力があるらしいから…。
とくに胃はストレスでも病気を作る臓器だもん…。
とにかくは今は何でも早くわかれば治せるから勇気をもって〜頑張りましょう!

ちなみに、腰痛で神経とか痛みは手術でも完治できないけど…
ある意味腫瘍は取ってしまえば完治しちゃう!出来るものだから…
初期なら切らなくても内視鏡で出来ちゃう時代だから…
楽観的な言い方かもだけど…なってしまってわかればあとは、
お医者さんを信じて安心して任せたらよいよ〜
何か不安な事あれば大したことはわからないけど一緒に考えよーよ。
うちの母親(看護士)も少しはアドバイス出来ると思うし…。

ちゃんと検査はしなね〜もし納得行かないとこだったりしたら
他にも受けてみても良いと思うよ〜。
かえってお母様の方が驚いちゃうかもだから…
ちゃんとした結果がでてからの方がよいかもしれないね…

こーいう病気だけは自分では治せないからね〜悩むより病院にいこー!
うちの父なんかも三回くらい別々の癌になったけど…
そのつど完治してたから…なんせうちらより生きる気満々なだったくらいだもんね。

Qooは新しいハッピーの為に今年は頑張る年かもね〜。
人生悪いことも良いことも人によって順番が違うだけの事だもの。
いっぱい落ち込んで!いっぱい笑おう!
また病院いって寂しくなったらいつでも連絡してよ〜。
病院で気になることとか不明なことはこちらから聞いた方が良いよ〜。
医者案外必要以外話さないよーな人も多いから…
勇気を持って行ってらっしゃい!」

正直、こんなにポジティブな返信がくるとは思わなかったので驚いた(笑)。
このメールをもらって、心からホッとした。

そうか、意識だけで治癒力があるなら、悪いことを考えないほうがいい!
とりあえず病院に行ってみないとどうしようもない。
「人生悪いことも良いことも人によって順番が違うだけの事」っていうのも
本当にその通りだと思った。

怖いことには変わりないけど、前を向いて進んでいこうと思った。
一番最初に彼女に話してよかった。

胃がん告知

April 20 [Fri], 2007, 1:21
先週飲んだ胃カメラの生体検査の結果を聞く日。
まさか自分が「がん」だなんて思ってもいないので
特に緊張することもなく病院へ行く。

先生は、先週の検査の結果を説明してくれる。

細胞の生検の結果、悪性かどうかを判定するレベルが5段階あること。
1が一番可能性が低く、5だと一番可能性が高いと説明してくださった。

そして、
私の細胞はレベル4、つまり悪性であることはほぼ間違いないとのこと。

しかし、、、
悪性=がんということを理解していなかった私は、ここまで聞いても
ポカーンと聞いていた。

そんな私を見て、先生は初めて、私ががんだと理解していない
ということに(やっと)気付いたようで、

「あっ、要するにがんということです」
と言われた。(割とアッサリと)

びっくりした。

でも、「がんです」「ガーーン!!」みたいな
目の前が真っ白になるような衝撃はなく、
なんだか他人のことを聞いているような、うそみたいな感じ。

そのあと話を聞きながら
「えー、私って死ぬの・・・?」
なんて漠然と考えていた。

この期に及んで
「なんか悲劇のヒロインみたい♪」
とか不謹慎な妄想もしてしまった。。。

でも、そうとう挙動不審だったんだと思う。
先生気遣ってくれている様子で
恐らく早期と思われること(断言はしなかったけど)、
手術が必要であること、この病院では手術はできないから、
総合病院に移るようにと優しく説明してくれた。

そのときに、折角見つかったんだから、
がんばって治療しようねといったことを
言ってくれたので、あぁ、治るかもしれないんだって、
少し安心することができた。

後で思えば、病状とか、治る確率とか
もっと詳しく聞いておくべきだったけど、
動揺していて質問はほとんどできなかった。

がんの専門病院を紹介してもらえることになり、
受付で、紹介状ができるのを待っている間、
突然現実味ができて、涙があふれそうになってきた。

でも家がすぐ近くなので、家に帰ってから泣こう、
って思って我慢する。

ちなみに、家に帰ってから泣こうと思ってたけど、
家に帰ったら、さっさと昼食食べて会社に
行かなきゃいけない時間だったので、バタバタ準備して、
会社に行ったらバタバタ仕事して、女の子たちと楽しく
お話をしたりして、すっかり元気になってしまった。

自分の将来とか、先々のことをちゃんと考える能力に
乏しいのは、自分の欠点だと思っていたけど
こんなときは役に立つようです。

残業中、「胃がん」でネット検索してみた。
詳しく書かれたサイトを開いてみたけど、怖くて
読めなかった。すぐにページを閉じた。

この日は金曜日だったので、紹介された専門病院からは、
月曜日に初診についての連絡があるとのことだった。

でも、この日中に病院から留守電が入っていた。
折り返したけど、時間が遅く不在。。。
不安だし、とにかく早く病院行ってしまいたい
気持ちだったから、イライラ。

なんだか不安定だった。
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