入院 

May 25 [Fri], 2007, 23:19
いよいよ入院の日。残念ながら雨。
荷物をまとめて、タクシーで病院へ。

受付を済ませたあと、ベッドの準備ができるまで1時間くらい待つ。
部屋はキレイで安心した。一人ずつに冷蔵庫があり、
一部屋ずつにトイレとシャワーがあるのも嬉しい。

担当の看護師さんが簡単に部屋の説明をしてくれる。
術後は術後病棟に移るので、まとめたまま
にしておいた方が良いとのことだった。

まず、採血、身長・体重、体脂肪や体の左右のバランス等を測定。
ちなみに155cm 46kg。
私は普段はだいたい43〜45sくらいなんだけど、絶食生活を
前にして、思い切り好きなものを食べていたので、体重は多め。

関係ないけど、太ることも何も気にせず好きなものを食べまくる
生活は快感でした 笑。

隣のベッドからゼーハー聞こえてくる。
おばあさんがいるのかな・・・?と思っていたら、
30代後半くらいの若い女性が出てきたので驚いた。

しばらくすると、胃にクリップつけるために内視鏡に呼ばれる。
前回と同じく、鎮静剤を使用したので寝てる間に終わった。

途中、またゲーゲーなりすぎて一度目を覚ましたようで
少しだけ記憶があった。
気が付くと入院病棟の自分のベッドで寝ていた。
どうやって運ばれてきたんだろう。。。

ウトウトしていると看護婦さんが、お手洗い・シャワー・ゴミ捨て・面会
などの入院規則の説明をしてくれる。
内視鏡に行っていたので、昼食の代わりに検査後食というのを
持ってきてくれたけど、これが劇的に不味くて、この先の入院生活が不安になる。
どうしたらこんなに不味く作れるのか?ってくらいすごかった。

またまたしばらくすると、担当の先生が来て、お話ししましょう、と。
たぶんこれがインフォームドコンセントだと思う。
母親が一緒にいるときにしようと思っていたのだろう。

現在のがんの状況、手術方法、危険性、輸血の可能性等々の説明だった。
一時期、気にしていた「どうして胃を半分も切らなくちゃいけないのか」
の疑問も、その説明の中で解決した。

胃壁にはリンパがたくさんあるので、転移しやすい。
それで、がんのある場所からリンパが繋がっている部分
=疑わしい部分はすべて切除する。
そうすると胃の半分を切ることになるらしい。

胃から他臓器へつながるリンパは、フィルタ機能があるので、
転移しづらい特性もあるそう。

リンパへの転移があるかどうかは、切ってみて細胞を調べてみないとわからない。
リンパまで転移している可能性は20%程度だが、根治を目指しているので、
疑いのあるリンパはすべて切除するとのこと。

絵に描いて、素人にもわかりやすく噛み砕いて、
丁寧に丁寧に説明してくださった。
納得納得。気持ちの整理はついた。
中途半端にして、再発したら後悔しそうだしね。
ここまできたら、もうバッサリいってください!って気分だった。
輸血の同意書等にサインをして終了。

先生は私のがんの説明をするたびにいつも
「がんになったのは大変なことだけど、早く見つかったのは
ラッキーだからね。」と言ってくださる。
いつもこの言葉に慰められて、前向きになれる。

隣にいる母親は・・・少し前に鼻炎の薬を飲んで眠気が襲ってきたらしく、
娘の生命に関わる大事な話のときに、なんと・・・
眠気をこらえるので必死だったらしい・・・。

その後看護師さんから、術後の説明。
背中に管を入れるとか、鼻に管を入れるとか、尿道に管を入れるとか
お腹に管を入れるとか・・・管だらけじゃん!!
手術の翌日から歩くとか・・・痛い話ばかりで、ちょっと気持ち悪くなる。

終わったら、手術室の看護師さんがご挨拶に来て、
その後、麻酔科の先生がご挨拶に来てくれた。
で、やっと一日のスケジュールが終わり!

今日は金曜日で、手術は月曜日。
土日は何もすることがないので、外泊(帰宅)することに。

晩御飯は母親と最後の晩餐。お寿司を食べに行った。
すんごく美味しかった。

もう母も私も腹は決まっているというか、前に進むしかないも〜ん
って感じなので、特別しんみりすることもなく、いつもどおり
つまらないことで笑って、普通に過ごしている。

母親は土日は仕事なので、一旦関西へ帰る。
お世話かけてスミマセン、ほんと。。

周りの人のこと 自分のこと 

May 24 [Thu], 2007, 23:20
明日から入院なので、関西から母親が来てくれた。東京駅まで迎えに行く。
真夏のように暑かった。

病院から電話が入る。
明日、内視鏡にて、手術するところをクリップで印をつけるので
朝食を食べずに来てください、とのこと。
ネットの闘病記で見ていたので、ハイハイ了解〜、という感じだった。

(闘病記を見ていなかったら、胃にクリップなんて!!と
 動揺していたと思う。ほんと感謝です。)

これから美味しいものが食べられない日々が続くから
好きなものを食べに行こう、と母が言ってくれたけど、
私の希望で母の手作り晩ごはんにしてもらった。
母は張り切って、自作の野菜をたくさん持ってきてくれていた。

夜、友達が家までアロマオイルを持ってきてくれた。
ラベンダーのオイルは、心が落ち着く作用があるから、と。

あまり多くの人に病気のことは語らなかったけど、友達
や親戚から次々と励ましのメールが入ってくる。

ありがたいなぁ〜、なんて思いながら、ふと考えた。


私、がんになったから不幸・・・?かわいそう・・・?


いやぁ、どう考えても幸せでしょう!

こんなに心配してくれる人が周りにいるのに「不幸」なんだったら
じゃあ、「幸福」ってなに?って話です。

胃がんで、これから胃切除手術を行うというのに、
温かい気持ちでいっぱいになれるなんて思わなかった。
病気は辛いけど、病気になって初めて知ることは多い。
悪いことばっかりじゃないな、と思った。

会社最終日 

May 21 [Mon], 2007, 20:09
毎週月曜日朝のミーティングで
しばらくお休みすることを再度報告&ご挨拶。

本来なら、この翌日から入院予定だったので、
諸々の準備のため、このミーティングだけ出て早退する予定だった。

でも、入院は3日後になったので・・・
「やっぱり今日は定時まで居ます」とか、なんだかキマリの悪い挨拶をする。

(なるべく多く働きたいのはお財布事情です。
 何度も書きますが、時給制なので。
 病院休暇と病院代でお財布事情はかなり厳しかった。)

ランチのときに、隣の席の女の子が、しばらく一緒に食べられないから
美味しいもの食べに行こうよ!と誘ってくれて、女子メンバーで外食することに。
些細なことだけど、なんだかとっても、嬉しかった。

自分が逆の立場だったときに、彼女みたいに気が付ける人に
なりたいなーと思った。

そもそもミーティングだけで帰る予定だったので、コレといった
仕事もなくダラダラと仕事をする。

もし、何かあったときのために、完璧に片付けようかとも
思ったのだけど、絶対に復職してやるー!
死んでたまるかー! という思いも込めて、戻ってくる前提の
片付けだけをした。
もちろん、面倒くさいから、というのもあったんだけど。。。

帰るときに、皆からの差し入れということで、
漫画&本&私の好きなお菓子たくさん、
をもらった。うわーん、ありがと〜〜><

私は今、理由も告げないまま1ヶ月も休むという
謎な人だろうに、こんなに優しくしてくれるなんて。。。

かならず元気になって帰ってきて、仕事頑張ります〜〜!!!

入院前最終診察と麻酔の説明 

May 18 [Fri], 2007, 0:47
前回の診察は、検査結果を代理の先生が伝えてくれたので、
今日は担当医が内容をおさらい。

「胃の2分の1を切除します」

・・・あれ?3分の2じゃなかったっけ? 笑
もうこの際、どっちでもいいや 笑。

「・・・で、22日から入院、24日手術と言っていたんだけどね、
都合が悪くなってね、
25日から入院、28日手術に変更になりました。」(アッサリ)

・・・・・・・・・・!!!!!
マジですか・・・。
入院日とか手術日ってそんなに簡単に変更になるものですかー?!

入院予定日の4日前に、日程変更になるとは。
仕事を休む手配とかしちゃったのに。。。
母親も仕事を休んだり、上京するためのチケットの準備とかしてるはず・・・。

と言ってもしかたないので、大人の笑顔で了承^^;

ゴネたとして、都合の悪い中、無理矢理手術してもらったり
今更、代理の先生に手術されるのは、私だってイヤだ。

そして、前から先生に聞きたかったことがあるので
思い切って聞いてみる。
いつも待っている人が多いし、先生は忙しそうだから、なかなか
質問とかできなかったんだけど、これは聞いてみたかった。

「先生、私、いつからがんになっていたと思いますか?」

あまり後ろを振り返ることはしたくないのだけど、
どうしても気になった。

「う〜ん、もちろん個人差はあるから断定はできないけどね。
この大きさだったら、5年くらいは経ってるでしょうね。

えぇぇぇえええ!!5ねん?!
怖いんですけど・・・。

先生の補足。
「だからといって5年前に検査していれば良かったのかというと
そうでもなくて、5年前ならまだミクロのサイズだから発見は
できなかったでしょうね。
発見できるくらいの大きさになってからは2〜3年経ってるかな。
その質問をする人は結構多くて、『●年前』って言うと
『あのときストレスが多かったから〜!』という反応する人が
多いけど、ストレスとは無関係だからね。」

5年前、ということに衝撃を受けつつ
その後、麻酔科に行き、説明を受ける。
麻酔は麻酔専門の先生がいるようである。
ちょっと安心〜。

内容は、だいたいこんな感じ。

・術中、術後は麻酔を使います。
・副作用が出ることがあります。
・前歯が折れたりすることもあります。
・可能性は低いけど死ぬ人もいます。
・とは言っても麻酔をしないと痛くて手術なんてできないので同意書にサインしてください。


硬膜外麻酔という、背中に管を入れる麻酔を使うらしい。
ネットで闘病記を検索したときに読んだから知っていたけど。
背中に管って、、、
背中に管って、、、
なんか痛そうだなあ・・・イヤだなあ〜〜。

病気になると、痛そうなこととか、痛いことととか
そんなことばっかりになります。

はじめてのバリウム検査 

May 16 [Wed], 2007, 23:04
胃カメラ検査は2回しているけど、
今度はバリウム検査。

手術前に、胃の位置や大きさを調べるためとのこと。

検査着に着替えて、廊下の椅子で待っていると
注射器を持った医師?技師??が登場。

闘病記などから、事前に筋肉注射をうつことは知って
いたが、まさか廊下で行われるとは。。

これ、うわさ通り、、、痛かった><
注射後も筋肉の奥の方に鈍痛を感じるというか。。。

う〜〜いた〜〜〜い〜〜 って固まっていると
横に同じポーズの人が二人いた。
みんな痛いらしい。

検査室に入り、シュワシュワ発砲する粉末を飲み、
かの有名な白くてドロドロした液体を飲む。

美味しくないし、ドロドロしているので飲みづらいけど
まぁ、飲めなくはない。
スタバのグランデくらいのサイズはあります。

技師の先生に、絶対にゲップをしないように強く言われる。
ゲップをしたら、あの液体セットの飲みなおしになるらしい。

そして、ゆっくりと回る機械に乗せられる。
横向いたり、前向いたり、足より頭の方が下になるくらい台が
回ったり、息を止めたり、先生に体をシェイクされたり、、、

色々するのだけど、その間ゲップはずーっと我慢。
技師の人と二人密室で、私だけぐるぐる回っているのが
なんだか可笑しくて仕方なかったけど、もちろん笑いも我慢。

時間を見るのを忘れたけど、15〜20分くらい。結構長かった。
撮影している画面が見たかったけど、画面の方を向くと
上手く撮れないらしく、ダメと言われた。見たかったのに。。

私の周りでは、バリウム検査が大の苦手って人が多いのだけど
私は、苦痛度は低かったです。
淡々と終わりました。

最後に下剤をもらって、有名な「白いう●こ」とのご対面を
楽しみにしながら、帰りました。
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