『奇面館の殺人』(読書:42) 

2012年03月31日(土) 9時12分
42.綾辻行人『奇面館の殺人』



久々の綾辻さん。
やっぱり、すごいわ、天才かも。

人里離れた山奥。吹雪。
典型的なクローズドサークル。
もちろん、綾辻さんですから、館を作ったのは、
あまりにもお馴染みのあのお方。
しかも、その館への招待客、つまり容疑者たちは、
なんと、みんな、仮面をかぶっている。
鍵がかかって、脱ぐことのかなわない仮面。

被害者は、館の主(と思われる。)
首と指を切り落とされて発見される。
指の発見された場所といい、ある意味猟奇的な設定。
だけど、作家であり探偵役の鹿谷のキャラクタもあってか、
そういうイメージでは、全然ない。

メイドのアルバイトでやってきた瞳子の視点が混じることも
あってか、ドロドロ感がなく、とても読みやすい。
でも、その読みやすさがくせもの、くわせもの。

『十角館』から始まる館シリーズのこと。
一筋縄でいかないことは百も承知。
ましてや、仮面をかぶっている上に、外部との連絡途絶で、
招待客が、自称しているとおりの人間なのかの確認もできない。
その辺に読者への罠がありそうだと思うじゃない、ねぇ。
そう思うそばから、そうやって思わせることが罠なのか?
なんて考えて、頭の中でぐるぐると(笑)
いや〜、この、予想の斜め上を行く展開。
好きだわ〜。


春?(読書:39〜41)(映画:7) 

2012年03月25日(日) 17時21分
コートのライナーを取り外して、
やっと春が近づいた気分。
コートが軽くなると、気分も変わる。
と思ったのに、やっぱり油断のできない季節。
昨日は見事な雪。
幸い、今日は晴れて暖かくなってくれたけど。


39.黒田研二『キュート&ニート』


面白くないとは言わないけど、甘ったれた引きこもりの
エーイチにはいらっとする。
それに、5歳の姪っこを地の文でつねに「リサちん」って(呆)
パーソナルスペースの広さが人それぞれなのは分かる。
私も、比較的広い方だと思うし。

救いは、その「リサ」ちゃんが、明るくて可愛いこと。
こましゃくれた感はあるけど、しっかりしていていい子。
正直、世間体を除けば、数日の母親不在ぐらいなら、
十分1人でお留守番できそうなぐらい。
食事も、2人分をリサちゃんが用意してるし。

そんなリサちゃんの周囲で起こる様々な出来事の謎を、
鋭い洞察力で解いていく。

そして、思いがけない事実。
切ない〜。
エーイチ、成長したね。
よかった、よかった♪



40.貫井徳朗『明日の空』



貫井さんの青春もの、ちょっと珍しい。
こういうの、好き。

アメリカで育って、初めて日本で暮らすことになったエイミ。
クラスメイトとも馴染んで楽しい毎日。
なのに、飛鳥部くんとデートしようとすると、
なぜかいつも邪魔が入る。

その後の展開は、思いもしないものだった。
いいね〜。
本当に、お見事。



41.香月日輪『下町不思議物語』


大阪から転校してきた小学校6年生の直之。
クラスでも家でも居場所を見つけられない彼の
大事な憩いの場所が、路地の向こうの不思議な町。

師匠と慕う高塔と、彼の行きつけの喫茶店の常連客たち。
みんな、ナイス!
その1人の「古本屋」さんって、「あの」古本屋さん?!
きっとそうだよね?
そして、高塔は「修繕屋」?!
ってことは、彼は、あの彼だよね?
なんだか、こういうつながりって嬉しい〜。

終盤、直之の家を訪れたクラスメイトたち。
そして、高塔の家に父親の宏尚が訪れてからの展開。
思いがけず涙腺を刺激されてしまった。


今回は、あんまり活躍の場がなかったけど、ぜひとも
シリーズ化して霊感体質のあの刑事サンにも見せ場を
作ってあげてほしい!


7.シャーロック・ホームズ/シャドウゲーム



前作同様、アクションばりばりの大スペクタクル作品で、
娯楽性ばっちり。

ホームズとワトソンの名コンビっぷりも最高だし。
ワトソンの婚約者(作中で結婚するけど。)メアリーへの
ホームズの意地悪っぷりが笑える〜。

今回は、思い切り事件に巻き込まれちゃったメアリーさん。
お気の毒。
ではあるけど、負けてない強さが素敵。
さらに、今回は、もう1人、かっこいい女性が。
ジプシーのシムザ。
とっても魅力的。

格闘・アクションばっちりなのに、人を食った言動の多い
ホームズの性格も楽しい。

クライマックスの、ホームズとモリアーティ教授の対決は、
まさに手に汗握る展開。
天才対天才の頭脳戦、そして。

あ〜、面白かった!

海苔の佃煮。(読書:37〜38) 

2012年03月19日(月) 22時39分
今日は、ひどい雪だった。
せっかく、道路状況もよくなってきてたのに、
冬に逆戻り。
早く春にならないかな。

生海苔をGet。
一部は酢の物に、あとは佃煮を自作。
意外と簡単なのね。



37.玖村まゆみ『完盗オンサイト』


初読みの作家さん。
タイトルに惹かれて図書館で。
なにしろ、怪盗大好きなもので。
最初、タイトルを怪盗オンサイトと思ったのだ(笑)
フリークライマーの浹に持ちかけられた依頼。
皇居から有名な盆栽を盗み出すこと。
(「三代将軍」という名前の、その盆栽、実在するのね)

浹が居候する寺の岩代がかっこいい〜。
わけありの子供斑鳩の存在も気にかかる。

そんな浹のパートがメインなのだけど、元恋人葉月のパートと
瀬尾という男のパートがはさまる。
葉月のパートはわかるのだけど、瀬尾っていったい誰だ?
浹の依頼された盗みに関わってくる?
なんだかヤバそうなやつだけど。

浹と葉月の関係。
斑鳩の将来。
どうなるのか、わくわくしながら読むことができた。

フリークライミングって、かっこいい!




38.高橋由太『ちょんまげ、ばさら』


『ちょんまげ、ちょうだい』の続編。

あいかわらずの小次郎とぽんぽこ。
そこに、新しいお仲間が登場。
きゃん。白猫?(笑)
とーーってもいい性格してる(笑)

江戸時代の有名人たちがどんどん生き返ってくる。
あの人も、この人も。

小次郎の過去や、父親の正体も明らかに!
びっくりした〜。
あの人が?
上杉謙信の、その説は聞いたことがある。

私の大好きなあの人は、時代がちょっと違うのかな。

続き物とは思わなかった〜。
『ちょんまげくろにくる』が待ち遠しい。

読書:33〜36 

2012年03月15日(木) 23時17分
33.天才探偵Sen



センくん、今度は古いオルゴールの謎に挑戦。
転校生の女の子のお屋敷で、夜中にオルゴールの音が
かすかに聞こえるのだという。
ドキドキ、ちょっと怖いけれど、冒険心をそそられるよね。
ま、センくんが事件解決に乗り出したのは、
他の理由だけど(笑)

事件の鍵は、彼らが生まれるはるか前のこと。
なのに、なぜ、今?
謎の外国人もやってくる。
いいね〜、こういうの、大好き。



34.魔狼月に吠える


浪花から大江戸に戻った雀のもとに、
向こうで知り合った修繕屋がやってくる。
なんと、思うところあって、女性の姿で(笑)
その上、あの人の妹ちゃんもやってくるわ、
謎の幼女はやってくるわ。
なんとも賑やかだこと(笑)

みんなで、いろいろ大江戸見物。
楽しそう。
そして、香月さんは、あいかわらず、おいしそうなものを
たくさん登場させてくれちゃうんだから(笑)

タイトルの魔狼との対決。
思いがけない展開でびっくり。
そうかぁ、そうくるのか。

雀くんの成長期、まだまだ先が楽しめそう。




35.プリティが多すぎる



大崎さんは、出版社や書店がメインの作品が
やっぱり多いなぁ。

今回の主役新見くんは、文芸誌の編集が希望なのに、
なんとローティーン向け雑誌に異動になってしまう。
元気なお姉さま方にいじられ倒してるねぇ(笑)

なにしろ、最初は、いじけてるというか、
やさぐれてるというか、やる気はまるでなし。
それでも、給料分は働いてやる、という気持ちが
あるだけマシではあるか。

そういう、お子様向け雑誌であっても、作る人は
一生懸命作っているわけで。

ファッション雑誌ということで、そういう世代の
モデルちゃんたちが大きな位置を占めている。
子供でもあり、でも、大人の部分も持つように
なってしまっている女の子たち。

いろんな失敗を繰り返しながら、新見の心境にも
変化がでてくる。

私が好きなのは、撮影のコンセプトについて、
カメラマンやスタイリストとごたごたするところ。
決着のところ、すごくよかった。

オーディションのエピソードもよかった。
あの先輩もいい味出してたし(笑)

彼らの今後を、見てみたい。



36.大沢在昌『鮫島の貌』



『新宿鮫』の連作短編集。
課長の視点あり、晶視点あり。
事件関係者の視点ありで、面白かった。

ラストの「霊園の男」は、あの後のお話なのね。
うん、もしそうなら、少しは救われるね。

「ヒューゴの不思議な発明」(映画:6) 

2012年03月14日(水) 21時39分
6.ヒューゴの不思議な発明



正直、メインは子供向けと思ってあなどっていた。
お気軽に楽しめそうだから観てみようかな、って。
大間違いだった。

冒頭は、確かに思っていた雰囲気の作品。
保護者をなくし、駅に隠れ住む少年ヒューゴ。
父親が遺した機械人形の修理を大事な生き甲斐として。
彼と鉄道警との追いかけっこは、毎度スリリング。
3D映像の面目躍如の面白さ。

この警官、駅に1人でいる子供を捕まえては
孤児院に送ることを自らの使命と考えているかのような。
ある日、盗みを見つかって、大事な手帳を取られてしまったヒューゴ。
このおじいさんが、いかにもわけあり風。

手帳を取り返そうと、そのおじさんの娘に協力を依頼するヒューゴ。
年齢的には、その子の方が少し上なのかな。
冒険大好きな元気な女の子。
いろんな小説のタイトルや登場人物が、ぽんぽん
飛び出してくる。素敵。
にしても、あの年齢で『嵐が丘』を読むとは
本当に本が好きなのね。

それから、本を貸したりプレゼントしたりが好きなおじいさん。
ああ、ああいう部屋に暮らしてみたい!
彼からヒューゴへの贈り物、最高。

ずっと駅に隠れていたヒューゴのお出掛けも素敵。
映画館の暗がりの中、スクリーンに繰り広げられる奇跡のような世界。
CGなんてない、特撮だって、大仕掛けのものはない。
それでも、そこには、なんてたくさんの夢が
つまっていることか。
本当に、本当に、そこには、何物にも代えがたい夢が
あふれている。

私が大好きな、クラシック映画よりも、まだ前の世界。
ぎこちないからこそ愛おしいものがある。
リアルさにおいては、現在の映画にははるかに及ばなくても、
想像力は、それを補ってあまりある。

観終わった後、幸せな余韻に浸りきることができる作品。

小路幸也先生サイン会 

2012年03月12日(月) 20時22分
11日午後から、マイミクるぅさんにお誘いいただいた
小路幸也先生のサイン会。『Coffee Blues』刊行記念。

本の受け取りは事前にすませてあったので、当日は
1時半ちょっと前に会場であるJRタワー内の
三省堂書店へ。
店内をチェックしたところ、中央付近に机と椅子などが
用意してあるのを発見。
でも、まだセッティングはしてなくて、置いてあるだけ。
にも関わらず、並んでる人がいる。
すごい。
私は、あんまり早く並ぶのはちょっと照れくさいので、
店内の本をチェックしながら1周。
小路先生の単行本がもう1冊出ていたので、それと、
近藤史恵さん、東川篤哉さん、松尾由美さんの文庫を購入。

再び会場に行くと、並んでる、並んでる。
机や看板もセッティング済み。
「最後尾」の札を持ったお店のおねえさんがいたので、
行ってみると、実際の最後尾は、通路を挟んだところ。
私の位置は、前から10番目ぐらい?
そうこうするうちにも、列はどんどん伸びていき、
後ろを振り向いても、角を曲がって並んでいるので、
最後尾があっという間に見えなくなっている。
すご〜い。さすが、小路先生。

お店の人が、繰り返しサイン会の案内をアナウンスしている。
わくわく感が高まってくる。
緊張もする〜。
あ〜、せっかく函館からなのに、差し入れの1つも用意してない。
だめじゃん。

やがて、定刻となり、先生の登場。
みんなで拍手でお出迎え。
カジュアルなスタイルが素敵。
まずは、先生からごあいさつ。
そして、小さなお子様連れの人などは最初に
サインしますから申し出てください、と。
びっくりした。優しい〜。

そんな風に始まったサイン会。
和やかに、穏やかに。
写真OKということで、携帯やアイフォンで
先生と一緒に写真を撮ってる方も。
そして、「先生から」お土産をいただく。
はい、間違いじゃないです。
小路先生が、全員にお土産を用意してくださったのです。
絵も描けないしそっけないサインだからとツイートしてらして、
でも、こちらがいただくサイン会って聞いたことないよねって
思ってたのに、まさかのいただきもの。

「函館から来ました」と言ったら、「遠くから来ていただいたので」と
2つもらってしまった〜。へへへ。

今回のサイン会情報入手後、小路先生がツィッターを
やっていることを知ってフォローさせていただいている。
お人柄の伝わるツィートをこまめにされているので、
チェックが楽しみだったりする。

それに、フォロワーからのツイートへの返信も早い。
私も帰宅してお礼をつぶやいたら、速攻でお返事きたし。

その後、誘ってくださったるぅさんと遅いランチ。
本、ドラマ、美容室選びなどなど。
久々の再会に話題は尽きず。
再会を約束してお開きとなったのでした。

センマイ(読書:32) 

2012年03月09日(金) 22時29分
スーパーで見かけて牛のセンマイを購入。
料理したことどころか、食べたこともない(笑)
ネットでレシピを調べて、結果、キムチ鍋風に。
キャベツ、タケノコ、シラタキと一緒にキムチ鍋の素と
煮込むだけ。
おお、簡単だ。
下ごしらえが大変のようだけど、処理されたものだったので
ラッキーだったわ。
しかも、コリコリ系の、私の好きな食感♪
塩コショウで食べてもおいしい気がする。



32.高田郁『出世花』



みをつくしシリーズの高田さんのデビュー作。
両親を失い助けられた寺で湯灌を生業として暮らす少女縁。
不幸に負けないまっすぐな心映えの縁は美しい。
縁が出会う様々な人たち。
岩吉の思いが、切なすぎる。
彼にとっては、縁のわけへだてない優しさが、どれほど
救いになったことか。

彼女を頼ってやってくる女郎のてまり、そしておみの。

最終話も切なかった。

でも。
さすが高田さん。
読後感はとても優しい。


ローソンデザート2種(読書:31) 

2012年03月05日(月) 0時17分
今日は、天気がよかったし、図書館から予約本の
順番が来たとメールがあったので、お出掛け。
図書館には、昨日行ったばかりなんだけどね〜。
家に帰って来たら、メールが来てるし(笑)
なんつータイミング(笑)

夕食は、砂肝の春巻。
そして、めかぶ〜。
細切りにして大根おろしと食べるとうま〜。


帰りにローソンでお買い物。
爆笑問題の田中がTV番組でプロデュースした
デザート。
ちょい足しいちごチーズサンデー。
おいしいじゃ〜ん。

それと、どらえもんのマグカップ付きの
ヨーグルトデザート。
どらえもんの生誕100年前記念らしい(笑)
こちらも、なかなか美味♪


31.我孫子武丸『眠り姫とバンパイア』


小学校5年生の少女優希。
彼女は、死んだはずの父親がバンパイアとなって
生きていると信じている。
その理由が切ない。
見守る家庭教師の歩実の優しさが温かい。

ひな祭り。 

2012年03月03日(土) 22時33分
今日は、ひな祭りということで、ちょっと贅沢に
アサリ尽くし。
(って言っても2品だけど(笑))


1品目は、お吸い物。
シンプルに、お醤油で香りづけしたお出汁で
さっとアサリを煮ただけ。
煮立ったところに入れて、口が開いたら出来上がり。

2品目は、スパゲッティ。
なんと、こっちにはタコも入ってるぞ。
キャベツ、タケノコ、シメジ入り。
バターを溶かしたフライパンに唐辛子とニンニク投入。
まずはそこで野菜を炒め、あらかた火が通ったら
アサリとタコ。
アサリの口が開いたら茹でておいたスパゲティと
絡めれば完成。


もちろん?デザートには桜餅♪


タコはまだあるので、こっちはタコご飯にしようっと。

映画祭(読書:26〜30) 

2012年03月01日(木) 3時41分
25日、午後から夕張市のファンタスティック国際映画祭へ。
雪が降ってたりもするけど、まぁ、大丈夫でしょ。
本当は、オープニングとかクロージングの大作系も
観てみたいのだけど、平日なのもあって、なかなか
機会が作れないでいる。
ゲストも豪華だったりするから、いつかは参加したい。
昔と違って、シャトルバスも出てるから行きやすいし。

で、今回は、東北の震災への絆プロジェクトの一環で、
会場に大きなテント(とは言っても、もちろん、中はちゃんと
暖房してるから寒くはない。むしろ暑いぐらい)を張ってのイベント。
私は、参加はしてないのだけど、ウルトラマンの握手会もやってた。
入口のところでは、東北の物産展。
お菓子あり、おかず系あり。
売り切れでなかったものの、牛たんもあったとのこと。
私は、宮古名物といういかせんべいと、
せんべい汁(家で煮込んで作る材料が一式セットになったもの)を購入。
その場で食べられるお餅もあった。

テントの外では、プロジェクトではないけど、
露店でイモ餅や汁物などを販売している。
会場の1つであるアディーレゆうばり(昔の市民会館)では、
熱々の中華マンやポップコーン。
軽食を食べられる(椅子とテーブルあり。壁際で販売している
ものを購入して自分で運んで食べる)食堂あり。
カレーとか、うどん・そばなど。

その1つに、シカ肉のフランクフルトが販売されていた。
今、北海道では、シカ肉の普及促進をしているからだと思う。
で、こういうものには、ついつい手が出る私。
熱々でおいしかった♪
全然癖がなくて食べやすい。

って、映画祭に行ったのに食べる話ばっかりだ(爆)


さて。
会場をあちこち冷やかしているうちに、シンポジウムの時間。
テーマは「映画で地方を元気にする」
エキストラでいろいろ参加させてもらっている身としては、
どんどん北海道での撮影が増えてくれると嬉しい。
撮影隊の来道での経済効果。
エキストラや関係者が劇場に足を運べば映画産業の活性化にもなる。
映画を観て観光客が増えればなおよし。

そういう、目に見えることだけでなく、
気持ちの上でもわくわくするような、うきうきするような、
元気になれちゃう気がするし。

で、今回のパネリストに、夕張市長さんがいらっしゃった♪
最年少の市長さん。
ニュースで見てたとおり、なかなかのイケメンさん(笑)
夕張の映画祭のボランティアスタッフの経験もあるのだとか。
さすが、しっかりした考えをお持ちの方で、今後の夕張の活性化、
難しいかもしれないけど、期待してしまう。

今回の映画祭、2年ぶりだったけど、物販の面では、
前よりも積極的になって活気づいてる気がした。
この調子で、少しずつでも、また、前のような映画祭になって、
夕張に、というか、北海道に一大国際映画祭ありって
なってくれたらいいなと思う。

その後、映画「ハナばあちゃん〜わたしのヤマのカミサマ」を鑑賞。
秋田県の大舘が舞台の、なんともほのぼのとした、
ユーモアあふれる温かい作品。
元気で明るいハナばあちゃんが経営する喫茶店おだて。
ハナばあちゃんが亡くなってしまった後の、孫娘美香と、
常連客たちとのふれあいの物語。
そこに、東京から大舘の取材にやってきた若きテレビマン所や、
謎の黒服の男や、わけあり風の美女が絡む。
狂言回しでこてこて大阪弁の鉄道マンもやってくる。

いいなぁ、大舘、行ってみたいなって思わされる映画。
景色も、人情も、なんて素晴らしい。
所と、大舘を案内して回る美香の友達との関係も微笑ましい。

映画の終盤に出てきたアレ。
本当に販売してくれないかなぁ。


夜は、いつものストーブパーティ。
なんと、タダ。
お皿をくれるところに募金箱があって、よろしければ
お願いしますってスタイル。
熱々のおいしいものがいろいろあるのだけど、
できたてはあっという間になくなってしまうので、
ほしいものをGetするのは、ちょっとした戦い(笑)
ま、それはそれで楽しみではある。
焼肉、汁モノ、つけもの、おにぎりなどなど。

あ〜、楽しかった♪



26.高橋由太『恋閻魔/唐傘小風』



幽霊の美少女小風シリーズ2作目。
伸吉は相変わらず気が弱い(笑)

そして、伸吉のところには、またまた人間ではない
居候が増えてしまう(笑)
とんでもないモノに恨まれてしまうし、今回も、
伸吉危機一髪だわ。

幽霊や妖怪がたくさん出てくるのに、
ユーモアいっぱいで、このシリーズ大好き。



27.高橋由太『ちょんまげ、ちょうだい/ぽんぽこもののけ江戸語り』


新シリーズ。
高橋氏、なかなかのハイペースで新刊が♪

狸妖怪見た目は美少女の「ぽんぽこ」
凄腕の剣士ながら、士官をせず、浪人暮らしの小次郎。

もう、この作者ならではの、愉快で魅力的な登場人物がたくさん。
たぬきにそっくりの口入屋とか、その妻のお染さん。

女ながらに剣豪の弥生の無口で無愛想なところも素敵。

柳生一族に関係する武士だけを狙い、
命ではなく、ちょうんまげを切り落としていく
謎の剣士「ちょんまげちょうだい」
小次郎は、かつてそう呼ばれた一族の末裔。

それゆえ、彼のもとにやってきた刺客の佐助。
刺客として来たくせに、小次郎の説明に納得したのと、
ぽんぽこに一目惚れしたのとで、小次郎と同じ長屋に
引っ越してきちゃう。
若いね〜。可愛いね〜。




28.荻原浩『愛しの座敷わらし』




映画の公開に先駆けての再読。
座敷わらし、可愛い〜。

田舎の一軒家暮らしに最初は戸惑っていた一家が、
徐々に変わっていく。
バラバラだった家族が変わっていく。

中でも、弟君の淡い初恋?が可愛くて。

座敷童の成り立ちの話は、切なかったけれど、
ラストは、とても素敵だった。

映画の公開が、とても楽しみ。



29.夢枕獏『陰陽師/醍醐ノ巻』



図書館の新着本の棚にあったので確認もせずに借りたけど、
前に読んだやつだった〜。
と言いつつ、好きなシリーズだから、そのまま再読。

晴明と博雅の関係、好きだなぁ。



30.矢野龍王『織姫パズルブレイク』



小説の体裁は取っているけど、メインはパズルだった。
「物語」としての進展はほとんどなし。
巻末の作家紹介を見たら、パズル作家でもあるそうで、
だからってなぁ、という感じ。
装丁からして、『極限推理コロシアム』みたいな
系統の作品でないことは想像してたけれども。
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