ミカン 

April 19 [Tue], 2005, 4:34
キーンコーンカーンコーン
昼休みの始まりを告げるチャイムが鳴り響く。
俺はいつものように購買でパンを買い込み、あの人の居る屋上へと急いだ。
「10代目ー!」
屋上のドアを勢い良く開いて大声で叫んだのはいいが、誰の姿もない。
いつもなら先に来ているのに・・・まだ来ていないのだろうか?
先に食べ始めるのもどうかと思ったので10代目が来るのを待つことにした。
屋上に一人座り込み、煙草に火をつける。
「フゥー」かったるい授業が一段落し、日差しが心地良かった
俺はファミリーの今後について考えていた。


「よぉ獄寺。」
「!」ケッ・・・まためんどくせーのが来た。もちろん俺は山本がここに来る事を知っていた。
最近は昼食をこの場所で10代目とコイツと俺の3人で食べるのが日課になっていたからだ。
10代目は10代目のお母様が愛情を込めて作った弁当を持ってくるので、俺や山本は
「ツナはまだ来てねーんだな。」山本が当然のように俺の隣に座り込んだ。
「・・・・・」いつものように答えてやっても良かったが、今はこの平和な午後のひとときを邪魔されたくない。俺は無視を決め込むことにした。
「今日はソーメンパンじゃねーのな?」
「・・・・・」
「お前さー、タバコばっか吸ってっと体にわりぃーぜ?」
「・・・・・」
「な〜、獄寺も牛乳飲むか?結構美味いんだぜ」
「・・・・・」

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