あたしは。 

2005年08月27日(土) 23時57分
おじいちゃんの容態が悪化したと、母からのメールが入った。
バイトが終わって、すぐさま実家にTEL。

今はもう体中が痛くて、苦しんでいる。少しでも体を動かすと嘔吐を繰り返す、という状態らしい。

覚悟はしてた。
いつかこんな日がくるんだって。

でもその覚悟にはまったく実感がなかったんだって、今になって気付いた。

おじいちゃんは、おばあちゃんに安楽死をせがんでいるという。

いやだ いやだ いやだ

おじいちゃんはあたしが幼い頃、よく釣りや山に連れてってくれた。
すごく元気な人で、いつも笑ってた。
体が丈夫で、おばあちゃんに怒られながらも一人でふらりと山や海に行ってた。
口の減らない人。
ノー天気で明るい人。

あたしにはそんなイメージしかない。
病院のベッドに横たわって、酸素吸入器をつけながら痛みに耐えてるなんて、想像も付かない。

あのおじいちゃんが死を望むなんて思ってもみなかった。
それほどの苦痛が今、おじいちゃんに降り掛かってる。

なんでそんなに苦しめるの?

おじいちゃんには笑顔が似合ってる。
いつも笑ってなくちゃいけない人なのに。

もう手のほどこしようがなくて、あとは死を待つのみなんて。
あたしには何もしてあげれない。
離れてる距離がもどかしい。

あたしの側からいなくならないで。
いつまでも側で笑っててよ。

あたしがお嫁さんに行くの見守っててよ。
結婚式には、おじいちゃんが釣った魚でお祝いしてよ。

そんで孫が産まれたら、また山や海に連れてってくれるでしょ?
あたしにしてくれたみたいに。

死が怖くてたまらない。
死ぬってなにか分からない。

今まであたり前に側にいてくれたのに。
もう会えなくなるん?
おじいちゃんの肉体や魂はどこにいくん?

もっと優しくしてあげればよかった。
もっといっぱい会いにいってあげればよかった。
もっともっともっともっと側にいてあげたい。
笑顔にさせてあげたい。

わがままで何度も同じ失敗をくりかえすアホなあたしだけど、今おじいちゃんに何かしてあげれることあるのかな。

早く会いたい。
おじいちゃんの笑顔を見てほっとしたい。

P R
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