天涯孤独 

July 28 [Mon], 2008, 20:17
気が付くと、いつも独りだ。
買い物に行くのも、遊びに行くのも、いつも独りだ。
思い出はいつも独りだし、誰かと約束して楽しく遊んだ記憶なんて、もうずっとない。私の周りには人が集まらない。それは、友達だけじゃない。

家族も。

私の両親は今年離婚した。といっても、もうずっと前から別居していたのだから、今さらといった感じ。母は一人っ子で、親戚もいない。父には兄弟がいるけれど、住んでいる場所も遠いし、兄とはあまり仲良くないらしい。

私には妹がいる。妹がいるなら孤独ではないだろうと言われるかもしれないが、事情がある。私は彼女とは関わりたくない。正直、妹が怖いのだ。
幼いころから妹は感受性が強く、ひきこもり気味で、変に思い込みの激しい子だった。もう妹のことは振り返るのも苦痛で、できれば思い出したくない。あの子には本当に苦労したから。辛かった。幼稚園も小学校も中学校も、いつも休んでいた。保健室に登校している子だった。気をつかっていた。妹に。腫れ物を触るかのように、言葉を選んで慎重に会話していた。変に勘ぐられてまた暴言を吐かれるのが怖かったし、面倒だった。
あの子は、人の痛みの解らない性格の子だった。やっていいことと悪いことの区別がつかない子だった。そのたび、当時学生だった私は思った。
なぜ、私の妹は普通じゃないんだろう。
なぜ、あの子が私の妹なんだろう。
モラルもなく、行動が攻撃的で怖いので、彼女とはもう近づきたくない。リストカットとやらもしているらしいが、私にはその傷が脅迫しているように思えて怖いのだ。
彼女は精神病院に入院した。そこで知り合った精神疾患のある男と今は一緒に暮らしているらしい。

友達をみると、いつもたくさんの人間に囲まれて暮らしている。あのこも、あのこも、みんな。お父さんがいて、お母さんがいて、弟や妹、お姉ちゃんがいて、同時に子供を産んで、姉妹で仲良く子育てをして。弟のお嫁さんやその兄弟、またお姉ちゃんの旦那とみんなで食事をしたり。おばあちゃんがいまだに生きていて、ひ孫を可愛がってくれている子もいる。

ひきかえ、私には母しかいない。

父とはあまり仲良くできない。キライではないけれど、仲良くすると母に怨まれるからだ。私にとっては父親なのに、母は理解してくれない。
そんな母でも、私にとっては堂々と仲良くできる唯一の身内だから、大切な存在だ。いろいろと心配してくれるし、相談にものってくれる。
でも、母は娘の私に対しても、かけひきをする。無償の愛なんて、存在しないのだ。
私に対して少しでも気に食わないことがあると、すぐに手のひらを返したかのように、無視をしたり、嫌味な態度をとったりと、私にダメージを与えてくる。
そうやって、今まで何回も裏切られてきた。そのつど、母の様子を伺って、機嫌をとって暮らしてきた。
だから、母を心からすべて信用することは、もうやめた。傷つくのは自分だから、適当なところで線をひいて接するのが、上手な母との付き合い方だ。

さて、こんな私の様子を、先に述べた親戚たくさんの友達はどう思うだろう。
私の気持ちなんか、微塵も理解できないだろう。
友達は嬉しそうに、親戚一同で撮った写真を見せてくれたけれど、
そんなもん見て私はなんて言えばいい?
子供、大きくなったね、弟の子供はこの子?かわいいね、いとこ同士になるんだね。
社交辞令でこうは言っても、自分には絶対に手に入らないものを見せ付けられて、私は不愉快なだけだった。

私は、きっとずっと独りなんだと思う。そういう運命なのだと思う。欲しがってはダメなんだと思う。母がこの先亡くなり、15歳年上の彼が亡くなり、そうしたら本当に私は天涯孤独になる。

天涯孤独。

そういう運命なのかな。
プロフィール
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    ・恋愛-歳の差15。悩みますね。。。
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年齢 28歳
彼と同棲中で結婚待ち。まだ正式な奥さんじゃないから、専業主婦とはいわないらしい。
彼は15歳年上。いろいろ悩む
自分は体が弱いため、仕事をせずに家事をしてすごす毎日。
でもまたお仕事したい。時々思いつめることがあり、どっかに吐き出したくてブログ開設。
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