家族の観察 おじちゃん編 

2008年04月27日(日) 23時25分
 「 おじちゃん 」 とは 私の祖父で 二十数年前に天国へ旅立ってしまったのだが このおじちゃんがものすごい個性の持ち主だった。 明治生まれの頑固ジジイで 白いものを 「 絶対 黒! 」 と言い張るあまのじゃく そのうえ 嫌がらせと思えるくらいのいたずら好き。 どういう育ち方をしたら 「 おじちゃん 」 が出来上がるのか今にして思えば謎だ。                                    
 
 < 我が道を行く? >

小学生の頃 おじちゃんと一緒に出かけた兄が泣きながら帰ってきた。
 「 おじちゃんがお金を払わなかった〜 」
何のお金?と思いながら 泣きじゃくる兄の話を聞くと 駐輪場の代金を踏み倒したと言うのだ。 「 百円の駐輪代は高いから五十円にまけろ 」 と言うおじちゃん。 もちろん係りの人は断るのだが 「 そんなら払わない!」 と帰って来てしまったのだと言う。  

 < いたずらがお好き? >

 私の生まれた家は昔ながらの家で トイレは長い廊下を渡った突当りにある。
夜のトイレ行きは 子供の頃の私にとっては 「夜の墓場」 と同じくらい恐ろしく 不気味な場所だった。 
 いつものように 冷や汗を掻きながらトイレに入る。 和式トイレにかがんだ視線には外へつなぐ小さな小窓がある。 その小窓がス〜っと開いたと思ったら 暗闇から真っ黒な手がニョキニョキっと現れた。 
 「 ギャ〜 助けて〜 」
パンツも上げず居間にいた母に抱きついて助けを求めた。 
少し経っておじちゃんが居間に入ってきたのだが その手には黒い革の手袋が握られていた。

 < おじちゃんを大切に? >
 
 小学生の頃の私とおじちゃんは 再放送の 「水戸黄門」 を見るのが好きだった。 東野英次郎の黄門様は最高だ! スナック菓子を食べながら夢中で見ていた。 ふとおじちゃんの視線に気付くと その先はスナック菓子へと向けられていた。
 「 ぶり 食べ物はなぁ〜 年寄りに先に渡すものだぞ よこせ!」
おじちゃんが私からお菓子を奪おうとしたので 取られまいと引き寄せた。 おじちゃんも負けてはいなかった。 私とおじちゃんでお菓子の綱引きが始まったのだ。
 「 年寄は大切にするもんだ!」
 「 こんなジジイなんか誰が大事にするか!」
お菓子の袋が空中に舞い ボロボロとお菓子が畳にこぼれ落ちる。 おじちゃんはそれを必死に拾い集めると 次から次へと自分の口に放り込んだ。
私はおじちゃんの弱点を知っていた。 ハゲ頭のてっぺんに大きなこぶができていて そこに触れられると相当な激痛があるらしい。 おじちゃんの背後に回ると 人さし指で思いきりこぶを押してみた。
 「 いてぇ〜! 」
おじちゃんの口からお菓子が噴射した。 私は靴も履かずに外へと逃げ出したのだ。

 




 
   







  

人間観察 

2007年06月30日(土) 23時08分
 「人間観察がすき」 と言う人は多いと思うが、私もそのひとり。世の中本当にいろいろな人がいるものだ。 私の今の生活からは切っても切れないのが、「人間観察」。 家族や親戚、友達、ご近所、仕事仲間、子供の学校関係の人達。 その他突然私の生活に入り込んで、騒動を巻き起こし去っていく人もいる。 私が切り捨てることのできない人ほど、厄介な人だったりするので、私の人間観察は常に日常的になっている。 一般的に見て自分自身を、「常識人」 と捉えているのだが、 「ぶり(私のニックネーム)って変わってるよね」 と友人達に言kaわれてしまう私も、友人達にすれば厄介な人間なのかもしれない。 人間観察って言ったって観察する側の観点だから、いろいろな表現の仕方や捉え方がある。 観察した人達を、「良い人間か」 「悪い人間か」 で分けるのではなく、自分自身にどんな影響をもたらしたか、また、その人達の心の中をちょっと探ってみたいという好奇心で紹介しよう。

 
 
プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:ぶりふぁみ
  • アイコン画像 性別:女性
  • アイコン画像 誕生日:6月4日
  • アイコン画像 血液型:A型
  • アイコン画像 職業:専業主婦
  • アイコン画像 趣味:
    ・旅行- お正月・ゴールデンウィーク・お盆に行く、ささやかな小旅行。
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