世の中しばしば予想だにしない事態が起こるものでございます。
ネットに於いても一寸先は闇、実に気が抜けないものでございますが。
minacoさんから戴いてしまいました、「I love youを訳しなさいバトン」。
「次に回す人」の中に私のHNを見つけたときの仰天といったら。
ひとしきり爆笑したあと頭を抱えて考え込み、腹を括って今に至ります。
せっかくの愛の言葉、どうせですので本格的に書かせて戴きました。
静かな初夏の宵の口、特売で買ってきたスコッチをちびちび飲りながら
BGMは「Just the Way You Are」。さあ参りましょう。
□ルール□
その昔「I LOVE YOU」を夏目漱石が『月がキレイですね』と訳し、
二葉亭四迷は『わたし、死んでもいいわ』と訳したといいます。
さて、あなたなら「I LOVE YOU」をなんと訳しますか?
もちろん「好き」や「愛してる」など直接的表現を使わずにお願いします。
□回答□
「元気そうで良かった」
□解説□
気持ちを伝えるとき、大事なのはわかりやすいことだと思うんです。
相手への思いやりを態度で示すことは、茶道でもよく云われる事ですしね。
かと云って剛速球には思わず怯むのが農耕民族。くどくてはいけません。
さり気無く想いを伝えることを考えていたら、この言葉が自然に浮かびました。
どれだけ頻繁に会えるにしても、やっぱり相手のことは心配になるんでしょう。
悩み事を抱えていても、メールや電話では幾らでも包み隠せますものね。
お互いに顔を合わせたとき、大切な人が明るく笑っていたら嬉しいものです。
その気持ちを素直に話すことが、ひとつの愛情の表現なんじゃないでしょうか。
恋なんて、云わばエゴとエゴのシーソーゲーム。
それでも日本人独特の気遣いで相手を慈しむ、そんな精神はすごく好きです。
えらそうなことを云ってもやはり、漱石先生の作は屈指の名訳だと思います。
草食系で結構、今までの日本人が西欧文化にかぶれすぎてたんです。
どうなることかと思いましたが、案外それっぽいのが出来ましたね。
普段使わない脳の部分をフルに回転させたら、頭が良くなった気がします。
minacoさん、どうもありがとうございました。楽しく回答させて戴きました!
・・・。 ウイスキー、もう一杯飲んで良いですか。