家族で楽しむパーティーメニュー 

June 17 [Sun], 2007, 15:24
家族で楽しむパーティーメニュー

花より 稲荷寿司

■使用した材料■ 4人分

すし飯
・米........3合
・だし昆布........5cm角
・酒........大さじ1
・米酢.......1/3カップ(70cc弱)
・砂糖........大さじ2
・塩.......小さじ2



・油揚げ.......大8枚
・だし汁......2カップ
・しょう油......大さじ3
・砂糖.......大さじ4
・ミリン.......大さじ2



・こうや豆腐........1枚
・人参・牛蒡........あられ切り、大さじ1ずつ
・卵........1コ
・ベーコン........5cm
・缶詰コーン........大さじ1
・茹でほうれん草.....少々
・刻み紅生姜.....少々
・青のり粉.....少々
・ゴマ.....少々

■作り方

1.米をといで水切りし、酒大さじ1杯を加え、こころもち少なめの水加減にし、5cm角の昆布を入れて炊く。炊き上がったら、すぐに合わせ酢を混ぜて、うちわであおぎ、荒熱がとれたら自然に冷ます。

2.油揚げを半分に切り、袋状に開き、半分を裏返す。

3.熱湯で5分ほどゆでて油抜きし、水にさらし、手で挟むようにして水を絞る。

4.鍋にダシ汁、砂糖、しょう油、ミリン、油揚げを入れ、落し蓋をして、弱火で15〜20分間煮含め、そのまま冷ます。

5.高野豆腐を戻し、小さいサイコロ状に切り、ダシ1カップ、みりん小さじ2、塩ひとつまみ、しょう油小さじ1、砂糖大さじ1に入れて、5分ほど煮る。網じゃくしですくって取り出し、残った汁で牛蒡と人参を炒り煮する。

6.いり玉子を作る。細く切ったベーコンとコーンをフライパンで乾煎りする。

7.それぞれをすし飯に混ぜる。

8.ご飯を軽く握って油揚げにつめる。

9.すし飯が残ったら、巻きすの上にラップを敷き、ご飯と残った具を真ん中に置いて、巻く。青海苔粉をまぶす。

10.
(1)高野豆腐と昆布(米と炊いた昆布を油揚げの煮汁に入れておいたもの)
(2)コーンと炒り玉子とほうれん草
(3)牛蒡と人参
(4)白ゴマと紅生姜、の四種類を詰める

11.稲荷寿司と、青海苔の巻き寿司を盛り合わせる。

煎り黒豆ごはん

■材料■ 4〜5人前

・餅米........3カップ(3合)
・黒まめ........1/2カップ弱(60g)
・塩........小さじ1
・砂糖........大さじ1

■作り方■

1.もち米をといで炊飯ジャーにあけ、目盛りまで水をいれておく。

2.黒豆を洗って水気を拭き取り、フライパンでから煎りする。

3.豆の皮がはじけて割れてきたら火を止める。

4.米の上にあけて、塩と砂糖を加え、スイッチオン。

5.炊けたらさっくり混ぜて、皿に移す。(ジャーに入れっぱなしにしないほうが良い) 
ゴマ塩を添える。

そのまんまお稲荷さん

■材料■10個分

・米......1合半(米用カップで1.5杯)
・油揚げ......5枚
・人参......2cm
・鶏肉.......30〜50g (小さく切り醤油を少々からめる)
・乾し椎茸......1枚
・大根、コンニャク......少し

煮汁

・水......醤油+酒+ミリン+水=350cc
・酒......大さじ2
・みりん......大さじ1
・しょうゆ......大さじ3.5
・砂糖......大さじ3
・塩......小さじ1/3
・だし昆布......5cm角
・顆粒カツオダシ.......小さじ1

■作り方■

1.米をといでザルに上げておく。

2.油揚げを半分に切って中を開き、熱湯に通して油抜きする。

3.具を小さく切って、米と混ぜる。

4.油揚げに8分目ほど詰めて、つま楊枝でとめる。

5.炊飯ジャーに、まずは水1カップを入れ、その計量カップに酒、ミリン、醤油を入れてから、水を足して150ccにする。ジャーにあける。顆粒ダシ、昆布、詰めた油揚げを入れる。酢を小さじ1/3(分量外)回しいれる。スイッチを入れる。

子供の日に成功を託して〜鯉のぼりの秘密 

June 17 [Sun], 2007, 15:21
子供の日に成功を託して〜鯉のぼりの秘密

あなたの鯉のぼりからこんな質問をされたら…?

その眼差しで子供の成長を見守っているのかもしれません… Photo by (c)Tomo.Yun

「君は龍になれたかい?」

不意にそんな質問をされても、答えようがありません。質問の主は鯉のぼり。どうやら大人になった持ち主に問いかけているようですが、もっとわかりやすく表現してもらいましょう。

「君は出世したかい?」

出世したかとストレートに問われても困ってしまうでしょう。だいたい、鯉のぼりにそんなことを言われる筋合いはないはず!……と思ったら大間違い。鯉のぼりには、それを言う資格があるからです。

鯉は立身出世のシンボルなのでした

生命力の強い鯉だからこそ、竜門を登って龍になれたのです! Photo by (c)Tomo.Yun
もともと、鯉は清流のみならず池や沼地などでも生息できる、生命力の強い魚です。

中国の黄河上流に竜門という激流が連なる滝があり、そこを登り切った魚は霊力が宿って龍になるといわれていました。その滝を登るほどの勢いのある淡水魚は鯉をおいてほかになく、ある時一匹の鯉が激しい滝水に逆らいながら竜門を登りきったところ、鯉は龍へと変身して天に昇っていったという伝説があります。中国では龍は皇帝の象徴でもあり、とても縁起のいいものなのです。

つまり、鯉のぼりには、人生という流れの中で遭遇する難関を鯉のように突破して立身出世して欲しい、という願いが込められています。

※使用漢字には、登竜門と登龍門、龍と竜、どちらの説もあります。
※登竜門の故事は中国の「後漢書」「三秦記」が起源となっていますが、原書には「魚」となっており「鯉」の記述はありません。後に鯉として解釈されていったようです。

【ちょっぴり雑学】
この「登竜門」 という故事が、立身出世の関門を示すお馴染みの慣用句の語源ですし、「滝」という漢字もこの故事に由来しています。また、古代中国の超エリートである官吏登用試験制度の科挙の試験場の正門も、「竜門」という名だそうです。

なぜ鯉のぼりを揚げるようになったのか?

鯉のぼりだけではなく、幟を立てる地方もたくさんあります。
もともと日本では、将軍に男の子が生まれると旗指物(家紋のついた旗)や幟(のぼり)を立てて祝う風習がありました。やがてこれが武家に広がり、男の子が生まれた印として幟を立てるようになります。

その後、江戸庶民の間で鯉の滝登りで立身出世のシンボルとなった鯉を幟にするアイデアがうまれ、武家の幟に対して、町人の間で鯉幟(こいのぼり)が揚げられるようになりました。

江戸時代は和紙に鯉の絵を描いたものでしたが、大正時代に破れない綿の鯉のぼりとなり、昭和30年代に入ってから合成繊維の鯉のぼりが誕生したそうです。

鯉のぼりに込めた「立身出世」は、果たせましたか?

こんな個性的な鯉のぼりも!
大空に泳ぐ鯉のぼりは、端午の節句の象徴です。毎年、自分の鯉のぼりが揚がると嬉しくてたまらなかったという方(男性)も多いでしょうし、私のも揚げて!とせがんだ方(女性)もいるでしょう。現在は子供のために鯉のぼりを揚げる番ですね。

子供の健やかな成長とともに、立身出世の願いが込められた鯉のぼり。自分を見守っていた鯉のぼりに「君は龍になれたかい?」と問われたら、あなたは何と答えますか?

白酒と甘酒は別物!桃花酒で大人のひな祭り 

June 17 [Sun], 2007, 15:18
白酒と甘酒は別物!桃花酒で大人のひな祭り

白酒と甘酒の違いを知っていますか?

白酒と甘酒の違いもわかりにくいものですが、雛人形の並べ方も戸惑います。
「灯りをつけましょぼんぼりに・・・」で始まるひな祭りの唄には、白酒で顔を赤く染めた右大臣が出てきます。

昔から、ひな祭りには 白酒が欠かせないものでしたが、もともとは桃が百歳を表す「百歳(ももとせ)」に通じることから、桃の花を酒に浸した 桃花酒(とうかしゅ)を飲む風習があり、その後、江戸中期になってから、白酒が好まれるようになったそうです。

しかし、「白酒って子供の頃から好きでした」という方は、大きな勘違いをしているか法律違反のおそれあり!

実は、白酒を飲んだことがある方は意外と少ないそうで、甘酒のことを白酒だと思っている方がほとんどなのです。あやふやになりがちな白酒と甘酒の違い、それから桃花酒についてご紹介します。

白酒を子供が飲んではいけません。家庭で作ってもいけません

江戸時代、ひな祭りに白酒を流行らせたという「豊島屋」の白酒:¥441(税込)
白酒とは、蒸したもち米にみりん、または米麹と焼酎などを混ぜて仕込み、約1ヶ月間熟成させた後にすりつぶして作られたもの。アルコール度は10%前後で、甘みが強く、酒税法上ではリキュールに該当します。

…ということは、いくら甘くて飲み口がいいと言っても、お酒ですから子供は厳禁。「子供の頃から白酒が好き」という方は、同じような甘酒と勘違いをしているか、年齢的に禁断の飲み物に手を出してしまっているかのどちらかなのです。

また、大人であっても白酒と甘酒を混同している人が多く、「家で作って…」という方は、甘酒と勘違いしているようです(白酒は家庭では作れません)。

江戸時代に誕生した元祖・豊島屋の白酒が今でも飲めます!

『江戸名所図会』の一部。豊島屋の前に医師ととび職が待機しており、殺到する客が怪我をするのに備えている様子も描かれています。
ひな祭りと白酒が結びついたのは江戸時代。『江戸名所図会』にも「鎌倉町豊島屋酒店 白酒を商う図」として紹介されており、ひな祭りの時期になると、白酒を求める人が遠くからも押し寄せて夜明けから店の間に並んでいたということです。

話によると、初代の豊島屋十右衛門の夢枕にお雛様が現れ、白酒の美味しい作り方を伝授されたのだそうです。それが江戸中の評判となり、徳川将軍も愛飲されるようになりました。こうして、独特の粘りと甘みで飲み口もよくて女性にも飲みやすい、白い色で桃の花との対比もめでたいということで、ひな祭りに白酒を飲む風習が全国に広がっていきました。

■豊島屋の白酒
……江戸時代とほとんど変わらぬ製法の元祖・白酒を今でも販売しています!(季節の人気商品のため完売次第終了です)

【ちょっぴり雑学】 白酒いろいろ
「白酒」には読み方が3つあり、それぞれ意味が異なります。
・「しろざけ」→ひな祭りなどに用いる甘みの強い酒
・「しろき」→神事に供される酒
・「はくしゅ」→どぶろくなど

ちなみに、中国酒にも「白酒(バイチュウ)」という種類があるのですが、こちらはアルコール度数が高い蒸留酒で(本来は50度以上。現在は38度程度が主流だそうです)透明。白は透明という意味だそうです。

いかがですか。皆さんがひな祭りに飲んでいたのは白酒でしたか?
実はほとんどの方が、甘酒を白酒だと思いこんでいるそうです 

ノンアルコールの甘酒なら、子供でも飲めます

甘酒の香りと立ち昇る湯気…堪りませんね。旅先で遭遇すると素通りできない!自家製の美味しさも格別です。
白酒に似た飲み物として 甘酒がありますが、こちらはご飯やお粥に米麹を混ぜて一昼夜55度前後で保温し、デンプンから甘い糖分を引き出したもの。この方法で作られたものはアルコール度数1%未満なので、甘酒とはいうもののお酒には該当しませんから、お子様でも安心です。

また、一晩でできることから一夜酒(ひとよざけ)とも呼ばれ、昔から手作りの飲み物として親しまれており、ひな祭りの飲み物として取り入れる方が多いのです。

酒粕を使った甘酒は、酔ってしまうかもしれません
それから、酒のしぼりかすである酒粕に砂糖や水、しょうがを加えて作ったものも甘酒と呼ばれています。こちらはアルコールを含んでいるので、寒い中で飲むと身体の芯から温まります。

【ちょっぴり雑学】 甘酒は夏の季語
甘酒は寒い冬の印象が強いのですが、夏の季語になっています。
江戸時代、甘酒売りは氷で冷しながら甘酒を売っていたそうで、栄養ドリンクとして夏バテ防止に親しまれていたのです。

■炊飯ジャーで作る甘酒
……【料理のABC】ガイドによる甘酒の作り方。ご家庭でどうぞ!
■冬旅をうるおす甘酒の誘惑
……【癒しの旅】ガイドによる甘酒の美味しい旅情報です。

もっとアダルトに飲みたい方には桃花酒がおすすめです

桃花酒(とうかしゅ)は桃の花を浸したお酒です

酒器に桃の花を浮かべて…ただそれだけで、大人の雛祭りが始まります。
桃は百歳(ももとせ)に通じることから、諸病を取り払い顔色を麗しくすると言われています。

また、古代中国に、桃の花が流れる川の水(桃花水)を飲んだら300歳の長寿を得られたという故事があり、平安の貴族たちは3月3日に曲水の宴を催して、桃の花を盃に浮かべた 桃花酒を飲んでいたそうです。江戸時代に白酒が流行るまでは、桃の節句には桃花酒がつきものでした。

そこで、日本酒に桃の花を浮かべてみてはいかがでしょう。ワインなどに花びらを浮かべてみても素敵。風情を感じる大人のひとときにぴったりです。

白酒や甘酒、桃花酒で祝うひな祭り。皆さんも楽しんでみてはいかがでしょうか。

2色だった菱餅と、ひなまつりの色の秘密 

June 17 [Sun], 2007, 15:14
2色だった菱餅と、ひなまつりの色の秘密

雛祭りを彩る色

雛祭りには菱餅が欠かせない!お餅みならず、菱餅を模したお菓子もよく見かけます。
赤(桃色)・白・緑をみかけると、雛祭りだなぁ〜と感じますね。この3色が雛祭りカラーに定着したのは、菱餅の影響が大きいでしょう。雛飾りになくてはならないものですし、ひなあられも菱餅がなければ誕生しませんでした。 

■詳しくは⇒ひなあられ、東西で違うってホント?

ではなぜ赤(桃色)・白・緑になったのか?さっそくその謎を解いていきましょう。

菱餅のルーツは蓬餅(よもぎもち)
そもそも、雛祭りになぜ菱餅なのでしょう?

日本の年中行事の多くは中国の影響は強いですが、雛祭りも菱餅もそのルーツは中国にあります。古代中国で上巳節(3月最初の巳の日に厄払いをする行事)に母子草(ハハコグサ)を入れたお餅を食べる風習がありました。母子草とは春の七草のひとつ御形(ゴギョウ)のことです。

それが日本に伝わりますが、母子草を使うと、母と子をついて餅にすると嫌われたこともあり、蓬(ヨモギ)を用いるようになります。皆さんご存知のように、蓬は大変香りの良いもの。昔から香りの強いものには邪気を払う力があるとされています。ひな祭りに蓬餅(草餅)を食べる地方が多いのはその名残りでしょう。

また、上巳節が3月3日に制定され、上流階級で人気だった「ひな遊び」(または「ひいな遊び」。小さな人形などで遊ぶおままごと)と結びつき、ひな祭りへと発展していきます。

はじめは2色の菱餅でした!

菱は水生植物で、菱の実を茹でて食べると栗のような味がします。
これが菱形の菱餅になるのは、江戸初期のこと。当時は、蓬餅の緑に菱の実を入れた白い餅を組み合わせたもの、つまり緑と白の2色だけ!これを緑・白・緑の3段、あるいは5段にしていたようです。菱の実には、子孫繁栄と長寿の力があるとされており、菱餅といえば菱の実の粉で作るものだったそうです。

菱の実を模して菱型になったという説がありますが、心臓の形説など菱型に関しては諸説あります。

ひなまつりカラーの意味

色の組み合わせ方にもいろいろあります。
2色だった菱餅ですが、明治時代に入ると、ここに山梔子(さんしし。クチナシの実のこと)を入れた赤が入って3色となります。赤は昔から魔除けの色として欠かせない色ですし、おめでたい色、桃の花にも通じます。
※実際の色は「桃色」ですし、「ピンク」「紅」と表現されることもありますが、その成り立ちをふまえ、ここでは「赤」と表記します。

3色の意味にも諸説ありますが、まとめると次のようになります。

●赤……山梔子(クチナシの実)入り/魔除け/解毒作用/桃の花をイメージ
●白……菱の実入り/子孫繁栄、長寿/血圧低下/清浄、純白の雪をイメージ
●緑……蓬入り/厄除け/増血作用/健康、新緑をイメージ

また、この3色を重ねる順番により、次のような春の情景をあらわしています。
・下から緑・白・赤の順番で、“雪の下には新芽(蓬)が芽吹き、桃の花が咲いている”
・下から白・緑・赤の順番で、“雪の中から新芽(蓬)が芽吹き、桃の花が咲いている”

菱餅の色が、雛祭りカラーとして定着!この色があるだけで、華やいで雛祭り気分になります。(画像提供:和食器の愉しみ「工芸店 ようび」)
このまさに春らしい3色が、菱餅ばかりか雛祭りを彩る色として定着していきました。また、華やかさを求めて黄色などが入る場合もあり、5段7段と豪華な菱餅も多くみられます。

お雛様を早く片付けないと嫁に行き遅れる? 

June 17 [Sun], 2007, 15:11
お雛様を早く片付けないと嫁に行き遅れる?

雛人形と婚期って関係があるの?

婚期とお雛さまに、どんな関係があるわけ?
「お雛さまを早く片付けないと嫁に行き遅れますよ」
雛祭りによく耳にするセリフですが、この何気ない母のセリフに、幼い女心は動揺します。そんなの迷信だとわかっていても、年頃になれば嫌味に聞こえ……。

では、なぜこんなことを言うのでしょう? 今回はその謎をすっきりさせます。

「お雛さまを早く片付けないと嫁に行き遅れますよ」の理由

【理由その1:厄払い説】
雛祭りは、古代中国の厄払い行事である上巳の節句、人形(ひとがた)に穢れをうつして流す風習、小さな人形をつかったひな遊びなどが混ざって成立したものです。現在でも流し雛をする地域もありますが(もちろん、あの豪華なひな人形ではなく、藁や紙でできた雛人形です)、雛人形にその子の厄や災いを移すという考えから、いつまでも身近におかず、早く片付けて災いを遠ざけたほうが良いと考えられたのです。

【理由その2:しつけ説】
雛人形はいつまでも眺めていたいものですし、いざ片付けるとなると面倒でしょう。しかし、片付けも満足にできないようではきちんとした女性になれず、いいお嫁さんにもなれません。そこで、「お雛さまを早くしまわないと嫁に行き遅れますよ」と言ってしつけました。

【理由その3:結婚象徴説】
早く飾り出すと「早く嫁に出す」、早くしまうほど「早く片付く(嫁に行く)」。雛人形は婚礼の様子を表しているので、飾る時期を娘の結婚になぞらえています。

では、いつしまえばいいの?

後ろ向きにすれば、睡眠中!?
幾つかの説があるにせよ、娘の幸せを願う親ごころなんですね。このような意を汲んで片付けをするのなら、3日以降早めに片付けましょう。すぐにしまえない場合、お雛様を後ろ向きにして飾り「お帰りになった」「眠っていらっしゃる」と解釈する方法もあります。ただし、天気がよく乾燥した日にしまわないとカビの原因になりますから、雨の日などは避けましょう。

気にせずに飾っておいても構いませんが、季節の節目という意味では3月中旬ごろまでには片付けたいところ。また、旧暦で雛祭りを祝う地方や、旧暦3月3日まで飾っておく地方もあります。

早くしまわせたいからって、婚期うんぬんを引き合いに出さなくてもいいじゃない…なんて思うなかれ。そのセリフに隠された娘を思う気持ちを読み取れるようになったら、素敵なレディに成長したということかもしれません。