森島健男先生宅へ行く! 

2010年02月09日(火) 22時23分
8日(月)。
 剣道の大家・森島健男先生の取材をした。まさか取材ができるとは思いもよらなかったので、天にも昇る心地だ。
お目にかかってお話がしたいと思ったのは10年ほど前。ちょうど栄花直輝さんが全日本剣道選手権を獲得した時だった。この栄花さんの剣道本を出すことになったので森島先生に栄花さんのことを聞いておきたかったのだ。

 しかし、雲の人でもある森島先生に会えるルートはないし、あきらめてしまった。だが、いま思うと、あの時に会っていたとしてもロクな質問もできなかったことだろうし、ロクな質問しかできなければ森島先生にしても警戒されていたことだろう。
10年の時が過ぎて、日本をなんとかせねばという思いで新聞を作り、その過程の中で、思いもかけずに森島先生に取材が出来たことは、そういう運命の流れであったのかと思いたい。

 ここでエピソード。
 最寄の駅から森島先生の宅に電話を入れた。ここから私は森島先生に試されているかのような心持ちになった。先生はいきなり電話で家まで来る道を案内し始めたのだ。
「駅北口を出て左の階段を降り、左に真っ直ぐにいくと西友がある。西友に面しているのが○○街道でそれを右に曲がって進み、信号が(途中で聞こえなくなった)…○○ラーメンがありますから、そこは私の弟子の店です。それで…」とおっしゃった。
 こちらはメモをしていないので頭で地図を描くしかない。電話で聞き取りにくいところもあったので後は勘だなと歩き始めた。もうビクビクものだった。
 まったく違った方向に行ってしまったらどうしようか、などと考えている暇なく早歩きで向かった。事前にグーグル地図でどのあたりなのか頭に入っていたので、まったく違う方向に行くはずはないと自信を持って歩く。
 まず西友があった。ヨシ! そこを右に曲がった。あとは勘だ。○○ラーメンを探そう。わからなくなったら人に聞けばいいと思い、今度は走った。信号があった。一か八か、左に行こう。あ、○○ラーメンだ。弟子だと言うから、ここで聞こう。店主に道を聞いて向う。
 するとなんと森島先生が道の曲がり角でニコニコと笑みをたたえられて待っておられた。「よく来られましたね」と言わんばかりであった。(続く)

発起人公表 

2010年01月27日(水) 23時08分
発起人メンバーを公表いたします。この方々のほかに多くの賛同者がおられます。

東 孝(空道・大道塾主宰師範)
青柳政司(空手道・誠心会館館長)
稲葉 稔(明治神宮武道場・至誠館名誉師範)
市川智彬(曹洞宗・興禅寺住職)
岩沢敏雄(力道山OB会事務局長)
大塚直樹(会社経営)
岡野 功(柔道家、流通経済大学教授)
兼坂弘道(全日本銃剣道連盟副会長)
京谷泰弘(横浜エフエム放送監査役)
黒澤丈夫(群馬県上野村元村長)
木暮浩明(新日本合気道連盟会長)
佐藤和男(青山学院大学名誉教授)
佐藤忠之(日本合気道協会理事、早稲田大学講師、同大学合気道部師範)
佐山 聡(興義館総監、初代タイガーマスク)
酒井満天(アントニオ猪木名古屋事務所所長)
坂口征二(柔道家、新日本プロレス相談役)
ジャック・マルシアノ(無双直伝英信流「正真館」道場主=仏パリ)
田代しんたろう(漫画家、別府大学教授)
田原弘徳(宮本武蔵顕彰武蔵武道館名誉館長)
戸塚 宏(戸塚ヨットスクール校長)
中村藤雄(大義塾長)
中嶋健富(ジム経営)
野呂田秀夫(NPO法人格闘メディカル協会代表)
真樹日佐夫(WKA世界空手道連盟真樹道場主席師範)
宮崎三代治(ノンフィクション作家)
緑 健児(空手道新極真代表理事)
森 徹 (全国野球振興会副理事長) 
森島健男(剣道範士) 
持田 優(会社経営)
山口升呉(日本合気道協会理事、会社経営)
吉原和弘(新合気道師範)
槇 省輔(NPO法人レッシュプロジェクト理事)
廣戸総一(NPO法人レッシュプロジェクト代表)
早瀬利之(ノンフィクション作家)
藤岡弘、(俳優、武道家)
藤井石舟(新合気道代表)
福留佳子(殉国七士廟祭主)
高橋由香(会社経営)
安田光敦(日本武道教育新聞社編集主幹)
ほか68名(匿名希望)



反響、良好! 

2010年01月27日(水) 22時59分
創刊号を発起人と購読者の方々にメール便で送ったが、それを読まれた方々から多くの手紙、メール、電話をいただいた。「創刊号を受け取って読んだ。いい出来ですね」「岡野功の眼が面白い」「国井善弥師の凄絶な生き様。素晴らしい」というものやら「この次は○○の特集をやってほしい」とか、さまざま。おおむね満足していただいているので嬉しい。
 
ある剣道八段教士の方からは「知り合いの教士7段2人に創刊号を送ってやってください。きっと購読しますから」という電話ももらった。口コミが理想だと思っていたが、どんどん口コミで広がっていく感がする。
来月号はもっといい内容でやらなきゃいかん。燃えてきたぞ!

鹿島神流国井善弥師は確かに凄い人だった。その愛弟子の稲葉稔先生に来月号から「現代サムライ学」の講座を連載してもらうことになっているので、お楽しみに。

ついに創刊号発刊! 

2010年01月24日(日) 10時27分
1月20日、ついに創刊号が発刊いたしました!。全16ページです。
新聞名は「武道教育」と決定しました。

◆内容紹介
1面は明治神宮の年越し稽古。
2〜3面は昭和の武蔵と呼ばれた鹿島神流十八代宗家・国井善弥について、最後の弟子だった稲葉稔に聞きました。
4〜5面は昨年の準備号の続きの藤岡弘、インタビュー(後編)。
6面は「岡野功の眼」
7面は道場訪問など柔道記事
8面は合気道「富木謙治と講道館柔道」
9面は銃剣道記事とコラム
10〜11面は空手で「大道塾」
12〜13面は「教育の忘れ物」連載で郷中教育について
14面は提言で戸塚ヨットスクールの戸塚宏校長に武道精神について語ってもらっています。
15面は広告
16面は情報ページで僧侶・林興瑞さんによる「日本が危ない」連載

これからも、良い記事をお届けできるよう努力してまいります。皆様のご支援、よろしくお願いいたします。

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富木合気道を体験すると投げる法則がわかる 

2010年01月23日(土) 0時54分
メンテナンスとやらで、まったく書けなかった。19日に書いたものがあったので、遅いが掲載。

 19日。高田馬場の富木合気道の道場に行く。教えているのは佐藤忠之先生(早稲田大学合気道部師範、同大学講師)で、今日は久々に道場をのぞいた。佐藤先生には創刊2号から連載をやっていただくことになっていて、そのプロローグを創刊号で書いたので持っていったのだ。

すると道場に武道研究をしているMさんという方がいた。ベースボールマガジン社刊「富木合気道の実力」(佐藤忠之著)を買ったということで「合気道を学ぶのにわかりやすかった」という。そしてどうしても富木合気道を体験したくなったというのだ。この本は私が編集企画したものなので、嬉しい。

富木合気道(日本合気道協会)は最大規模の合気会に比べて、知られていない。しかし、早大教授で植芝盛平の高弟だった富木謙治(故人)が、誰にでもわかりやすい合気道の学び方を考えた。
相手がどうして投げられてしまうのかが理論的に解明されていて、若い人たちには人気。ことに早稲田大学の学生が多い。理論的でわかりやすいというところが若者に支持されるのだろう。Mさんもまた、そこに惹かれたに違いない。私がよく行く焼き鳥屋の主人とその同級生が、酒を飲みながら話した私の富木合気道話を聞いて「ぜひ入門したい」と言っていた。佐藤先生は名人なんで、どんどん学んでくれ!