鎌倉は鶴岡八幡宮
今年2010年3月10日、
御神木の大銀杏が倒木したニュースは記憶に新しいですが
今はこのようにお祀りされています。
向かって左が倒木した幹、右が株元です。
幹の部分にも新緑がチラホラしていましたが
株元はこんな
すごい生命力

びっくりしました。
みんなが心配していたのがちゃんと通じたんだと
力強い再生の兆しに、うれしくなりました。
さて。
今日鎌倉にやってきたのは
鎌倉まつりの最後を飾る
鶴岡八幡宮の
流鏑馬神事に参加するため。
もちろん射手(いて=流鏑馬プレイヤー)ではありませんよ。
所役(しょやく)といって、的の架け替えや
矢の回収などをする係みたいなもの。
抽選で当たったの。まぁすごい

当日朝、鶴岡八幡宮を東西に横切る流鏑馬馬場の中央に
砂を盛って綱を張り、馬場を作ってました。
午前中には素馳をしてリハーサルもするので
場所取りがてら早めに来て観覧している人もいましたよ。
ふむは『矢取り』といって
その名の通り、矢を拾う係になりました。(じゃんけんで勝った!)
流鏑馬神事に使うのは鏑矢とは厳密には異なる
神頭矢と呼ばれるもので、鏃がついていないもの。
その神頭の部分が色分け、というか柄がついていて
誰の矢か一目でわかるようになっているのね。
矢を拾ったら

こんなふうに立てかけておいて
一之組、二之組に分かれた射手さんたちが
1回につき三的を狙い駆け抜けた後
馬場下から馬場上へまとめて戻ってくるときに
馬上の射手さんへ返すまでが役目。
射手さんは自分の矢を柄で見分けて
取っていってくれるんだけど
馬が・・・
頭のいい動物だから
ちんちくりんなふむは小ばかにされてたかなー
ふむの脇を通っていったとき
上から目線で見られてた気がするけど
そうは言っても、聡明な顔でかわいかったな。
今回は一之組6名、二之組4名
10名の射手さんが出ました。
それぞれの組毎に、
式之的・板之的を三的ずつ討って競います。
式之的は一尺八寸四方(約55cm角)で、
板を網代にあみ(実際はダンボールだった)その上に白紙を張リ
青(=緑)黄赤白紫の五色で同心円の的を描いて菱形に掲げ
的の後には花(造花だった)をかけてあります。
これは昔、的を外した武士が切腹してしまい
神事なのに血が流れたということで
的を外しても花に矢が当たったら「当たり」ということに
したんですって。
全員、式の的を討って馬場上に戻ったら
次は板之的。
板之的は30cm四方の檜(杉?)の板で
これは完全に割れないと当たったことにならないんですって。
だんだん判定が厳しくなるの。
板之的の裏側には5ミリ幅程度の溝が
平行に何本も彫ってあり、
的中するとパーンと快音が響き、
割れて落ちます。木のいい香りが漂うのよ。
この2種類の的を討って、成績の上位者が競射に進み、
最後に狙うは土器三寸之小的。
これは素焼きの皿を二枚重ね合わせた円盤型の的で
左右から紐でつるされ不安定な中に
五色の色紙が入っています。
中央の黒い部分(約9cm)に当たると陶器が割れ
中から紙吹雪が舞い、本当に見事です
この小的はとっても難しいらしく
しかも鎌倉時代の馬と違い、現代の馬は
ものすごくスピードが速くて難易度がアップしてるそう。
それでも三的的中した射手さんがいましたよ

もちろんその方が今回の最多的中者。
紙吹雪が舞うと、観衆から歓声があがり
外すとどよめきがあがっていました。(自分も含む)
※詳しくは
こちらや
こちらのサイトさんで紹介しています
なんせ今回はスタッフサイドだったので写真がない〜
こちらと
こちらのサイトさんで、迫力満点のすばらしい写真を・・・

そしてようつべ。
流鏑馬は的=悪と擬え、矢で射る神事。
割れた板之的や土器三寸之小的は縁起物なんですって。
ふむもMがもらってくれた板之的の小片を
ちゃっかりもらってきちゃった。
良い事あるといいな。
ちなみに鶴岡八幡宮 春の流鏑馬は
武田流
秋の例大祭の流鏑馬は
小笠原流で執り行われるそう。
今回、初の流鏑馬をこんな近くで
大迫力の体験をしたのも何かの縁、
秋の流鏑馬を見て、流派の違いをこの目で確かめたいと思いました。
今回お世話になった、弓馬会の方はみなさん
とても礼儀正しくて、親切な方ばかりでした。
ぺーぺーで素人な私たちにも丁寧に接してくださり
貴重な体験をさせていただきました。
ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。