SEOと広告費用,その価値の計算

March 11 [Fri], 2016, 23:10
SEOにあたっての労力をアドワーズ広告で換算してみる



SEOを外部のコンサルタント会社にアウトソーシングで発注をすれば当
然費用が発生します。SEOを自分で実施した場合でも実際には機会費用と
呼ばれるコストが発生していることは前節でお話ししたとおりです。
したがって、SEOを実施した時の価値(PPC換算価値)が分かれば「は
たしてSEOは得なのか?」という答えを知ることができます。
SEOを実施した時の効果を算出する方法として、筆者がコンサルテーシ
ョンで用いる方法は「アドワーズ広告を出したらいくら掛かるのか?」を
算出して、比較してみることです。(アドワーズ広告はPPC広告の一種類)


例えば「クレジットカード決済」というキーワードでアドワーズ広告の
2-3位に表示するにはクリック単価が459円だと予測されています。そし
て1日にクリックされる回数は22回ですから、


459円×22回=1万98円/日


になります。これらの数字は四捨五入されていますので、より正しい値は
「費用/日」という欄に出ている「1万89円」です。したがって、アドワー
ズ広告で「クレジットカード決済」というキーワードの広告を出すには1
日で1万89円の広告費がかかると考えられます。
同様に「コンビニ決済」なら2625円/日、「ル+クルーゼ」なら432円/
日、「ルクルーゼ」なら576円/日、「日本酒+販売」ならわずか23円という
ことになります。
アドワーズ広告のトラフイック見積もりは上下変動が大きいので複数回
実行して平均値を算出するようにしてください。実際にはアドワーズ広告
を何日か利用して、その実コストから算出するのがより正しい方法です。


SEOの効果がどれくらい持続するかを考慮する



SEOを実施して、例えば「クレジットカード決済」というキーワードで
Google検索の上位3位以内に表示されているとします。今後このホームペ
ージがどれくらいの期間、Google の上位に表示されるかは分かりません。
Googleの上位表示アルゴリズムは頻繁に変更されますし、自分のライバ
ル店が強力なSEO対策を実施して自分のホームページが上位から蹴落とさ
れる可能性もあります。
ここでは「SEO効果が1年間持続する」と仮定して、計算を進めること
にしましょう。
SEOの効果が1年間持続すると仮定すれば、アドワーズ広告の1日のト
ラフイック見積もり費用を365倍すればSEO効果を金額換算することができ
ます。つまり、

クレジットカード決済368万5770円
コンビニ決済95万8125円
ル+クルーゼ16万4250円
ルクルーゼ21万6080円
日本酒+販売7848円


がSEO実施による価値(PPC換算価値)だといえます。




SEOをアウトソーシングした費用と比較する



まずは、SEOコンサルティング会社にSEO対策をアウトソーシングした
場合を考えて見ましょう。
「ルクルーゼ」というキーワードでGoogle検索の上位3位に表示させる
SEO費用が10万円であれば、上記の表から約22万円の価値(PPC換算価値)
を期待できるので十分にペイします。「クレジットカード決済」といった、
ライバルの多い人気キーワードで上位表示できるならSEO費用に100万円払
っても惜しくはありません。
他方「日本酒+販売」のSEO費用が10万円なら、これはSEOの依頼をし
ないほうが賢明です。PPC広告を1年間継続してもわずか8000円弱しか掛
からないからです。適切でないキーワードでSEOを実施すると損をする
(SEO費用>SEOのPPC換算価値)典型例だと言えるでしょう。



自分でSEO対策をした場合も「機会費用」と比較する



自分でSEO対策をした場合も上記と同じ考え方で、機会費用とPPC換算
価値を比較してみましょう。
例えば「ル+クルーゼ」と「ルクルーゼ」の両方でSEOを実施して上位
3位に表示された場合、SEO価値(PPC換算価値)は、
16万4250円+21万6080円=38万330円
です。したがってSEOを自分で実施した時の機会費用が20万円であれば十
分価値がある(実施したのは正解)ということになります。



コラムーアンケート分析(4)一満足できる検索結果はじつくり読む

消費者は検索結果に満足できない時は検索結果の1ページめで読むの
を切り上げてしまいます。では、検索結果の1ページめに表示されなけ
ればダメなのかというと、実際はそうでもありません。
消費者に検索結果は何ページぐらいまで見るかを尋ねたところ、平均
すると4.6ページとなりました。

消費者は2ページめぐらいで自分の探しているホームページを見つけ
るのですが、それとこの4.6ページの差は消
費者が複数のホームページを訪問することを考えれば理解できるでしよ
う。

検索結果のページを見ていって2ページめぐらいに探していたホーム
ページを最初に見つけ、さらに2-3ページぐらい先まで検索結果を見
る、というのが平均的なパターンだと考えられます。
ここで特徴的なことは、7ページ以上の検索結果を見る人が26%もい
るということです。検索語に満足した場合は消費者はじっくりと検索結
果ページを読んでいることがうかがえます。
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