歌うために自作で防音部屋を作りたい。プロが使う防音材を紹介!

April 30 [Sun], 2017, 8:47
自分の部屋で大きな声で歌いたい!
自作でできる、防音部屋の作り方を知りたい。


普段、防音材や吸音材に興味がないという方でも
自宅で歌の練習となると、
音が漏れない部屋も必要になると思います。


やっぱり自宅から外に声が漏れると
笑われたり、近所のウワサにされるかもしれないので
部屋はしっかりと防音したいですよね。


私は、新築やリフォームの家に
内装建材を主に納入しているプロの納入業者です。
働いて10年。防音建材はハウスメーカーにもたくさん売ってきて、詳しいつもりです。


今は、ちょうどピアノと発声の練習をするお客様が、
10畳のピアノ防音部屋を作りたいというので
そのための吸音材や遮音材などを選定しています。


自作で防音部屋を作り方を知りたい!
そう考えている方へお役に立てたらと思い、


私がいつもハウスメーカーへ納入している商品と、
施工をする際に気を付けるべき事をお伝えしたいと思います。



■自作の防音部屋を作るなら、まずは遮音材。


防音材には遮音と吸音の
両方の性能を持つ商品があります。
その中でも、遮音に強い材料をクロスの下に張ることが重要です。


それに、自分の声やピアノの音の響きを
楽しみながら防音部屋を作るには、
表面は遮音材、壁の中には吸音材が効果的です。


まず、天井に使った商品は
「遮音パネル12.5(GB0104)」と「オトテン」という製品です。
値段も安めで防音効果抜群なんです。



オトテン200Wとオトテン3を合わせ使うことで、
部屋もかっこよく、吸音性も高くなります。



そして壁への遮音材で一番のオススメは
先ほどの「遮音パネル12.5」に「オトカベS-3」という商品。



「オトカベS-3」は値段も安く、
その下に遮音パネルと、遮音シートで隙間をふさぐことで、
イッキに遮音性能が高まります。



(オトカベは安いので、天井にオトカベを使ってもいい)


さらに床には、
合板の上に遮音マットS09(GB08058)をひいて
その上にフローリング床材の12mmで仕上げます。


そして、床、天井、壁の間柱の間には
吸音ウール303(GB1801-4)、厚さ50mmを
必ず入れて、吸音材で音を吸収させることも重要です。


つまり、吸音ウールを壁の中に、
遮音パネルとオトテンを壁の表面に張ることで
自作で防音部屋を作る材料には、これで十分だと言えます。






■防音ドアは無くても出来る!自作防音部屋ならドアは設置しない?


他にも、自作で防音部屋を作るとき、
気を付けなければいけないことは
防音ドアです。


しかしながら、防音ドアは値段が高い!(194,000円)
私がおススメするには、
人間ひとり、防音部屋に入れる開口をつくり、


テープ状の粘着遮音シート100Nでふさげば、
ほぼ100%音漏れを防ぐことができます。



つまり、入り口を出来るだけ小さくして
部屋に入れるようにしましょう。


ちなみに、私が今回、ハウスメーカーに使ったのは
防音ドアA01で定価194000円でした。
ピアノ部屋の防音にはこれで十分です。


しかし、音漏れを少なくすることが大切です。
「気密遮音コーキング333K」

「遮音隙間充填剤」

「遮音シート100B」


こちらで音漏れがなくなるよう、
部屋の入隅や材料の接合部に使っていってください。


この隙間を埋める作業をしないと、音が漏れてしまって、
防音の効果がありません。
しっかりと隙間埋めをしていくことが大事です。


■防音材を重ね張りする時に気を付けるべき事!


最後に、自作で防音部屋の作り方を紹介しましたが、
1つだけ気を付けて頂きたいことがあります。


それは、壁でも、天井でも、
遮音パネルの継ぎ目とオトカベの継ぎ目は
一緒にしないことです。


文章に書いてもわかりにくいので
下の画像を参考にみてください



継ぎ目を一緒にして張っていくと、
そこからわずかですが隙間ができやすく、
結果、音が漏れてしまうことになります。


音は空気で漏れますので、
下地と仕上げ材の継ぎ目を一緒にしないことで
よりよい防音性能が期待できます!


自作で防音部屋の作るには、
このようなプロの施工方法も参考にされた方が良いでしょう。


ほかにも、できるだけ音漏れしないように、
壁の入隅や接着部には
遮音シート100Bを張っていきましょう。


しかし、ここまで本格的に
自作で防音部屋を作ってしまっても、


「効果が無かったらどうしよう?」


と、不安になる方もいると思います。


それに、今回は大建工業の防音建材を
私がいつも使っている商品としてお伝えしたのですが、


実は、遮音シートはインターネットで買うよりも、
工務店さんが仕入れる値段のほうが遥かに安いんです。
(私は納入業者として工務店さんに売っていますので仕入れ値知ってますw)


それに、自分で購入して自作で防音部屋を作っても、
上手くいかなかったり、時間がかかったりします。

そして、工務店さんやリフォーム業者に
聞いてみたら、意外に安かったりするかもしれません。


さらに、良質な工務店やリフォーム屋さんなら
施工性も高く、品質の良い防音部屋を作ってくれるでしょう。


自宅で思う存分歌うことができる防音部屋を、
自作で作る前に一度、
価格を調べてみてはいかがでしょうか?


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