『水滸伝』一曙光の章

北方謙三『水滸伝』一曙光の章
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Kaori [2009/3/6] 評価:○北方謙三氏が描く「水滸伝」の第1巻です。
中国四大奇書の1つ「水滸伝」という物語を元に、北方氏がかなり大胆に物語を構築しなおし、新しい水滸伝を作り出したという感じです。
あくまで私の意見ですが、「水滸伝」を全く知らない人が1冊目に読む本にはあまりよくないかも(笑)
私が愛する魯智深(花和尚)のキャラクターがかなり残念なことになっているので、読むのをやめようかと思ったのですが、まぁ、「別物」と思って読むことにすると、なかなか楽しい!
魯智深は困った人がいると助けずにはいられず、ゴロつきにも慕われて、口よりも先に手が出てしまうような愛すべき人物像だったのが、この本では、さながら思想を説いて中国中巡る宣教師のようです。とにかく、よ〜しゃべる。あまりベラベラしゃべってほしくないのに(笑)
とにかくみんなかっこいい好漢です。梁山泊のランキングで相当下っ端なヤツでも、北方氏の筆にかかるとおそらくかなりかっこよく描いてくれるような雰囲気です。
そう思わせるのが鮑旭(喪門神)のシーン。まるで獣だった鮑旭を王進のご母堂が母の愛で育てなおす話は、1巻で一番好きな部分です。
果たして全巻読破できるか!
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さてこの作品のあらすじですが・・・
(笑)










こんな感覚は久しぶりかも。"脳移植"の研究チームからの観点と、移植された本人、そしてその周りにいる人々・・・さまざまな視線から話が進んでいくのも面白かったです。あとは、ファンタジーな部分を排除し、事実に基づいたミステリー展開であるところもわくわくする秘訣かもしれません





