今回は、商品取引を三分法で記帳している場合の「売上原価算定のための仕訳」と「損益振替仕訳」をメインに学習を進めました。
第109回簿記検定(3級 第2問)のような問題が繰り返し出題されることは、あまり想定できませんが、授業で取り扱った程度の内容は理解できるように学習に励んでください。
■売上原価算定のための仕訳
(借)仕 入 10,000 (貸)繰越商品 10,000 ---*1
(借)繰越商品 22,000 (貸)仕 入 22,000 ---*2
*1---期首商品原価を仕入勘定の借方に振替える仕訳
*2---期末商品原価を仕入勘定の貸方に振替える仕訳
仮に前T/Bの仕入勘定の残高が200,000だとすると、上記の仕訳の結果、後T/Bの仕入勘定残高は188,000(100,000+10,000-22,000)になります。この188,000が売上原価です。
■損益振替仕訳
(借)損 益 188,000 (貸)仕 入 188,000
また、売上勘定の後T/B残高が250,000であるとすると、売上勘定の残高を損益勘定の貸方に振替える仕訳は下記のようになります。
(借)売 上 250,000 (貸)損 益 250,000
この結果、売上総利益は62,000(250,000-188,000)と計算されます。
(投稿日:5/20)