Lucy「BULLETS ☆Shooting Super Star☆」 

April 01 [Sat], 2006, 16:17
Lucyの1stシングル、何度か聴いてみましたがこれってどういう位置づけが良いのかしら?
まずは表題曲・今井寿作曲の「BULLETS」。歌詞の意味はあってなきが如し。言葉遊びよりもワンランク下がってノリ先行な感じ。
こうもメッセージ的なもの、詞による感性的なものを省いてあると逆に理解を捨ててノるしかないです、ってところかな。
聴き良いとは思うけれど、Lucyの特性でもあるガチャガチャなロケンロー、悪く言えば五月蝿い曲調のど真ん中をきている曲だけに聞き手のテンション次第では五月蝿いような気がしないでもない。
B-Tにおけるいわゆる今井節ではないだけに、「Lucyファンには」うれしい曲なのかな。
まあアッパーな感覚を求めているなら思いっきりバカ騒ぎできそうですねん。

そしてKiyoshi作曲のCW「ピラニア」。こっちは割りと正当な「バンドの曲」かな。
「ゆらり」と「You're lovely」の言葉遊びが素直に面白い。
曲調は暗くはないけれど泣きのメロディな感じ?いや、泣きのギターってほどでもないんだけど。
ライブ中盤〜終盤にかけて入れると良い感じだろうか。1stアルバムの中からあえて似た…私的に近いと思う曲を上げるなら「GRIDER」や「J.B.Honey」辺りが近いだろうか。
聞けば昨年のライブで初披露した際クレジット予想は「ピラニア」が今井作曲ではないか、という意見が多かった模様。その感想も頷ける、Kiyoshiの新境地なのでは。少なくとも「ROCKAROLLICA」のKiyoshi曲にはこういう曲はなかったかな。

で、おまけの「可愛いアノ娘」。
これはすいません、大好きです。でもLucyだからじゃないんです。
だって作詞がヤマゼンだからなのです。
めんたいロック、70〜80年代の福岡ロックシーンが好きなら見過ごせない山部善次郎!
…と私的には思っておるのですが、私の中での彼は「高圧線で感電したひと」です。突飛で最高。
曲は単純にギャー楽しい!って感じです。
ロッカーズ陣内孝則も大好きな、うーん、そういう私見は抑えて、あれかな、04年ライブの「バリウム・ピルス」や「細菌爆弾」が好きな人は好きなんではなかろうか。
あえてこれはLucy-スタンダードではないと言いたい。あくまでカヴァーです。
だからこそLucyの良くも悪くも「ヘタクソ」なバンドスタイルが生きるんだと思う。

少しアルバムが楽しみになりました。

黒色すみれ「アンデルメルヘン歌曲集」 

April 01 [Sat], 2006, 0:36
黒色すみれの「アンデルメルヘン歌曲集」についてのレビュー。
某ショップで流れていたので気になって購入してみましたが、金返せレベルではなかったです。

黒色すみれはボーカル・ピアノ・アコーディオンのゆか、ヴァイオリンのさちからなる女性ユニット。当然のようにインディーズ。
寺山だ澁澤だと煽り文句が大げさだったので、私はこの二人をイロモノとみなし、同族嫌悪の情もあってか嫌っていました。
魅力に乏しい。実力にも乏しい。しかし見る所はそれなりにある…評価し辛い。

「アンデルメルヘン歌曲集」は赤頭巾だ青い鳥だマッチ売りの娘だ…とメルヘンで御伽噺趣味の詩がベース。お菓子の家とか人形とか、童話をモチーフにしてます。
例えば一曲目立っている「純潔は赤」は赤頭巾。
「灯し火」はマッチ売りの娘…ってな具合です。
曲調も二人の楽器がヴァイオリンにアコーディオンにピアノというラインナップなので、レトロかつ律儀な伴奏、といった印象。思ったほどマイナーキーの曲は少なく、比較的明るめ。

例えるならディズニーの古典アニメと劇団四季のファミリーミュージカルを足してアングラで割った感じです。
作り物のちゃちさを分かっていて、なおかつそのちゃちさも含めてどっぷり世界観に浸かれる人向け。
ボーカルがいかにも「音大出ました!」な声楽風な歌い方なので、好き嫌いは分かれるかも。
その声が精一杯エンターテイナーになろうとして、後一歩及ばずといった風。
声も豊かではあるけど、高いキーが弱い。少し不安定に聞こえて残念。
さらに言うとミュージカル的台詞が多く少し胃もたれ。もっと削って良いのでは?

詞や曲から言えば、初期の嶽本野ばらとか、手塚漫画やディズニーのアニメソング的わざとらしさが好きな人にはお勧め。
何よりオマージュ的なものを省いてあり、ラブソングが少ない点が良い。
結構同類視されているようだけど、ALI PROJECTや宝野アリカより断然マシ。
少女趣味、少女のポリシーや儚さが中心であって、アリプロのように引用とラブソング一辺倒でないので聞きやすい。ジャンルは近いようだけれど、対極。肉体的なものがない。

良くも悪くもインディーズ、というのが感想。
メジャーでやれない内容をインディーズの技量でやってる感じです。
わざとらしい、チープな見世物が好きな人にはお勧め。私は割と好きです。

BUCK-TICK 【十三階は月光】 

April 11 [Mon], 2005, 11:07
BUCK-TICKの最新アルバム「十三階は月光」。
タイトルを聞いてダークな雰囲気を想定していましたが、実際は割とライト。
ライトとは言え、根がゴスの私が言うので説得力はないです。明るい物が好きな人には少し辛いかもしれない。

テーマは「ゴシック・サーカス・見世物小屋」。
ゴスについてはこのブログで語ってますが、そこからは外れると思います。
実際メイン作詞の櫻井氏ですらゴスを意識して書いたのは2曲程度と仰ってます。
曲はゴス風味にアレンジされたものが多い。正真正銘ゴスだ、という曲は半分もないかもしれない。
見世物オペラ、ロックオペラな雰囲気も取り入れてます。

見世物オペラにピンときた人がいれば嬉しい。
つまり、J.A.シーザーです。寺山修司率いる劇団「天井桟敷」の音楽を担当し、現在は演劇実験室@万有引力という劇団を主宰。少女革命ウテナの音楽を担当していたので、絶対運命黙示録なんかは聞いたこともあるのではないかと。
回りくどい言い方ですが、全体的にこのアルバム、和風です。日本的デカダンスなゴシック。
見世物やフリークス的な色合いの方が強い。
日本ではそれらを総称してゴスと呼んでしまう傾向にありますが、どちらかというとこのアルバムはアングラ。
日本のアングラ三大巨頭と言えば澁澤龍彦・寺山修司・江戸川乱歩。澁澤龍彦は80年代ゴスのバイブル扱いもされていますが、残る二人はアングラの教祖と言っても過言ではない。
特に天井桟敷の倒錯した異形趣味は後の日本のゴスたちの観念に通じます。

アルバムに全体的に漂うのは物語よりも、世界からズレてしまった者の異様さ。
道化師やキャバレーの女装歌手、彷徨う魂、悪魔などが高らかに歌う世界。しかしその根底にあるのは強い違和感。開放された雰囲気はない。
俺は何者なんだという強烈な命題がアルバムの底にあり、これがゴスという虚構の世界でなければその重さが直接圧し掛かってしまったかもしれない。ゴスのフィルターを通したからこそ、悩んでいるのはあくまで曲中のキャラクター。
その分一曲一曲を軽く聞け、今までの作品よりも内容は至ってライト。
演劇的・コンセプトアルバムとしての完成度は高い。
構えずに聞けば、世界観に圧倒される。聞き込むと、細かなフレーズに思わずニヤリとしてしまう。
今までと違うのは、内容を好きに解釈できる点。B-T入門としては良いアルバムかもしれませんね。

第10回、ゴスの伝道師 

April 01 [Fri], 2005, 21:47
現在ゴスの代名詞といえばティム・バートンH.R.ギーガーマリリン・マンソンなんかを思い浮かべるんじゃないでしょうか。
実際にゴスかどうかは置いておいて(これらは凄く偏っている)、これらの共通点は何でしょう?
全部が皆それぞれの「ゴス」を定義していますが、まずティム・バートンは「The Nightmare Before Christmas」、ギーガーなら「エイリアン」、マリリン・マンソンは「白塗りとコルセット」辺りですかね。
これら全てに「エナメル・レザー的質感」「異形・怪物」「ボンデージ」「クラッシュ・ボロボロさ」を見付ける事ができると思います。
ゴスといえば怪物。
怪物のロマンがゴシックである、そう言っても過言ではない。

ここでゴスの基本。
怪物・異形がメインであること。
また、それらにまつわる悲哀や恐怖などの描写があること。
塔や城などの荘厳なバックステージがあること。
頽廃感や朽ちてゆくイメージ、破壊と消滅のイメージも伴うこと。
人体を改造するイメージ。継ぎ接ぎのイメージ。

そういったキーワードが変質し、エイリアンのグロテスクな造形、ジャックやサリーのカートゥーン的ボロボロ感、マリリン・マンソンのフェティッシュな過激さに繋がったんでしょうね。
それぞれがその人なりの「ゴス」で成り立っていますが、これらは私達が「ゴス」として思い出せる位置にある。
つまり、「これはゴスである」という判断がそのまま「ゴス」として認められる。
ゴシックは柔軟で、キーワードに通じてさえいればゴシックとなる、そういう敷居の低さがウリになったのでした。
モンスターの出てくる海外のアニメはやはりゴスを感じますし、フェティッシュファッションにゴスを見出す事もあります。クラシカルな洋服をゴシックだなあと思うのも、全てキーワードに通じているからでしょう。

映画やコミックなどの比較的メジャーな発信手段で「ゴス」が出回ったのも、これだけゴシックが浸透した理由だと思われます。目に触れる媒体がメジャーであるほど、世の中に浸透する契機にもなります。

…と言いつつ、本来異端であるべきゴシックがメジャーになっているというのは本末転倒であって、少し不思議な感じもするんですけど。

第9回、和洋ゴスの相似 

April 01 [Fri], 2005, 21:05
ゴスロリに主導権を取られてしまった日本のゴスは、現在ファッションとしては二分されています。
レース・フリルを中心とした「クラシック派」。
ジッパーや安全ピン、クラッシュ素材を多用する「クラッシュ派」。
前者の源流は中世のお洋服であり、ニューロマの流れも汲んでいます。
そして後者は、ゴスファッションの転換期においてメジャーになり始めた「ボロボロさ」が基本です。
ここを読んでる人はBUCK-TICKを良く御存知でしょうから、えーと、MonaLisaツアーでの英彦さんの衣装を思い出して下さると解りやすいと思います。
ボロボロの加工を施した布を接いだ衣装、着てましたよね。あれは比較的「クラッシュ派ゴス」に近いです。
そしてクラシック派は、ライン的にはXANADUでの櫻井氏の黒いコートを思い出して貰えれば良いかと。あれがワンピースラインになったり、袖口からフリルが覗いていたりすれば今のクラシック派のお洋服に近付きます。
あくまで私の主観ですが、クラッシュ派は割とパンクファッションに近いです。ゴシックパンクという言い方もメジャーです。ブランドとしてはh.NAOTOなんかが代表格でしょうね。
クラシック派は古典派スタイルにフリル、リボン、ボタンは包み釦がメインです。ブランドとしてはBOZなんかが割と近いんじゃないかと。かのMana様ブランド、Moi-meme-Moitieもかつてはクラシックでしたが、今現在は少々ラインが変わってきてます…。

さて、ここで不思議な展開が。
過激さとボロボロさを追求したゴスファッションは、どうした事かクラシック派から進んだ筈の海外のゴス事情と通じてしまいました。
ヴィジュアル系はゴスの名の下にエロティックさと過激さを求め、SM的な服装も取り入れ始めたのです。編み上げやエナメル、コルセットにベルト、チェーンを多用する服装が、段々とゴシックファッションと近付きました。
つまり、ボロボロ派もクラシック派もボンデージも、全てがゴスになったのです。
日本のゴスも海外のゴスも、お互い走った路線は違えど、漸くファッションとしてのゴスに集約されたのでした。

第8回、現代ゴシックとファッション 

March 24 [Thu], 2005, 23:32
日本ではゴシックとロリータが結びつきました。これは日本独特のファッションです。
ここで視線を海外でのゴシックとファッションに向けてみると、面白い状況に気付きます。

ゴスの間で、「ボンデージ」が重要な要素になってきたのです。SMのような過激な服装が、ゴスに好まれる。
つまり、ゴシックが現代風になったのです。吸血鬼は都会に住み、闇の住人はクラブでサバトを楽しむ。そういう考えが現れた。
自らを吸血鬼や魔女に擬える彼らは、時代が進むにつれて不都合を感じ始めました。屋敷も城も召使いもない。身の回りはどんどん近代化するのに、いつまでも懐古趣味ではいられないということに気付いたんです。
彼らは、「ゴシック」を自分達に都合良く近代化させました
まず、ニューロマ風の服が淘汰され、懐古趣味を切り捨てました。洋服にボロボロさを求めてみました。
しかし、何か足りない。そこで彼らはセクシャルさをゴスに加えたんです。スキャンダラスさに目をつけたんですね。
露出が増え、ボンデージ要素が加わりました。

なぜ「中世服飾文化のコルセット」ではなく「拘束具のコルセット」だったのか。
それは吸血鬼や魔女などに由来すると考えられます。
彼らは常に異端として駆逐される存在でした。見つかれば異端審問を受けて火刑に処される、拷問を受ける。キリスト教世界の悪役だったのです。
しかしその刑に甘んじるのは、彼らにとっては美徳。
虐げられることが、実際のSMの肉体的・性的倒錯から離れ、思想として美化されたのです。
また、ボンデージには「マスターないしはミストレスと下僕」思想も加わります。
これもやはり吸血鬼や魔女と通じるようです。
ゴシックが現代風になるにつれ、「氏族思想」が出てきたんです。吸血鬼は貴族系・怪物系・魔術師系などに分かれ、階級がある。この中では頂点・貴族の吸血鬼が下々の吸血鬼を統治するのです。
さらに、吸血鬼に顕著な「父」思想。
吸血鬼になるには、自分の血を主人の吸血鬼(=父)に捧げ、その血を貰うことが必要です。血を混ぜても同格にはなれず、父を越える事はできません。
こうした上下感覚が、「主人と下僕」というSMに通じたと思われます。
SMとゴシックも、相性が良かったのでした。

次回は日本と海外のゴスファッションの相違と類似について。

第7回、Mana様とゴスロリ 

March 23 [Wed], 2005, 13:16
ゴシックロリータというものを黒ロリータから区別して定義した人、それがMALICE MIZERのMana様でした。
マリスはバンドブーム期の92年に結成され、メンバーの怪奇趣味と流行の耽美な勘違いゴシックをひとつにまとめたバンドでした。(怪奇趣味が漸くゴスの本質と繋がったのです)
初期はバンドブームらしいチープさで自省的、観念的な事を歌っていたのですが、彼らは演劇などを表現に用いました。80年代のアングラシーンに倣ったのです。
Gackt加入後デビューし、バンドの最盛期98年にGacktが脱退するまで、MALICE MIZERは派手な衣装と中世風音楽で人気を博しました。
キーワードは人形・中世・吸血鬼・魔物、etc。
耽美とは少しずれた「怪奇幻想趣味」を提示したのです。

バンド少女の支持を得ながらも、ボーカル脱退とドラマー急逝によってマリスミゼルのメジャー度は下がっていきました。
98年〜2000年にかけて、それまで絶大な人気を誇ったヴィジュアル系が下火になるのです。
X JAPAN、LUNA SEAなどの解散。ヴィジュアル系を脱したGLAYやラルクの成功。バンドの多くが化粧をやめ、衣装からスーツに着替えた時期でした。

ヴィジュアル系はライトな音楽雑誌から消え始め、掲載誌は限られました。かつてのような人気は、もうない。
…が、マリスはそこで転換を図りました。
本当の意味でのゴシックを、大々的に打ち出したのです。

黒いドレス、薔薇、血、聖堂、蝙蝠。
新しいボーカルを加え、マリスは残った少女達に再び迎えられました。
Mana様は自分を「EGL(エレガントゴシックロリータ)」、つまり怪奇幻想の世界に生きる少女の見本として提示し、実際にEGLのお洋服を扱うブランドを立ち上げたのです。
自らゴスロリのリーダーとなることで、ゴシックロリータ、及びゴシックというジャンルを定義したのでした。
漸く、マリスミゼルのファンを中心に「ゴシック」が本来の意味で使われ始めました。

しかしヴィジュアル系が音楽界を席巻した日は既に昔。
マリスミゼルのマニアックな知名度と人気が、「ゴシック」を理解する人を狭範囲に留めてしまったのでした。
ゴスロリ、黒ロリは二分され、「ヴィジュアル系のゴシックロリータ」と「怪奇幻想を愛するゴシックロリータ」に分かれてしまったのです。ゴシックファッションもまた同じ、でした。7

第6回、ゴシックとロリータ 

March 23 [Wed], 2005, 12:48
バンドによって日本のゴシックが意味不明な方向へと迷走する間、バンド少女たちの中にも変化が訪れました。
コスプレ族も増え、非日常の服装を好み始めたのです。

往年のアイドルを意識したようなドレス姿でライブにやって来る女の子がいましたが、彼女達はその衣装に注目したのです。
これをレースと十字架と薔薇でデコレートしたら、ヴィジュアル系っぽくなるかしら?
彼女達は広がったスカートの裾や胸元に、レースをあしらいました。胸には十字架のペンダント。
似非ゴシックアイドルとでも形容すべき衣装で、女の子達はライブに集い始めたのです。
色は当然黒か白。ここで「ゴス=モノクロ」だと決定されてしまいました。

折しも、今人気のロリータブランドが少しずつ独立し始めた時期でした。
小学生のような格好を好んだデコラちゃんとは一線を画し、「お嬢様、お姫様志向」のロリータ服が現れたのです。
基本デザインは、当然のロココスタイル(ここは日本ですから、ヴィクトリアンもバロックも、全てロリータの範疇に入ってしまったけれど)でした。
パニエでスカートを広げ、袖がヒラヒラと大きく、へちま襟にリボン、レース薔薇

ロリータを見たバンド少女達は思いつきました。
「色が黒だったらゴシックな衣装じゃないの。しかも可愛い」。
これがゴシックロリータの誕生です。

そういうファッションが受け入れられたのは、バンドブーム期の漫画によって、すでにロリータのような服装が描かれていた部分も大きかったと思います。
「KISS××××(楠本まき)」を御存知でしょうか。
バンドマンもバンド少女も影響を受けたと言われる漫画です。美形のボーカリスト・カノンに無条件に愛される女の子・かめのちゃんが主役。
このかめのちゃん、着る服殆どがロリータ的なデザインなんです。
広がるスカートに膨らんだ袖、可愛い帽子に日傘。何より天然で愛らしいだけ、というキャラの薄さはロリータの主義にも重なります(可愛いだけで何も出来ない子でいい)

こうしてゴシックもどきの黒いロリータが現れ始めたのでした。

うずらブーム 

March 22 [Tue], 2005, 18:52
うずらって御存知でしょうか。
人口無能より有能で、人工知能よりは無能なプログラム、「人口痴能」なんですが。

面白いんですうずら語録が。
微妙に会話できてる辺りが凄いなあ。

一時期人工無能に物凄くのめりこんだんですが、うずらを見てドキドキ復活。オタっぽくて微妙な事言ってる気もするがやっぱり神の鳥なのか。
それよりもプログラムした方が凄い。わーん、ソース知りたい。

こっそりと人工無能のアツシ君を作りたくてうずうずしてるんですが、うずらを見たら叩きのめされた感じ…。地味にプログラム頑張ります…。

第5回、ヴィジュアル系のゴシック 

March 22 [Tue], 2005, 16:42
バンドブーム期のバンドが少しずつゴシックを取り入れ始めました。
バンドのCDやLPを出せば売れるというので、レコード会社はこぞってインディーズを発掘し、地上、もとい市場に送り出したのです。

ジャパメタもポジパンもニューウェーブも歌謡曲も、キャッチーであれば良かったのです。とりあえずバンド少女を獲得し、曲が売れれば良かったのです。
つまり、表現方法は後回しにされたのでした。
ここで今まで地底の文化だったゴシックが、少しずつ表に出るわけです。
ゴシックを僅かなりと用いたバンドは、バンドに夢中になった少年少女たちだけでなく、サブカルとオカルト、アングラに生きていた当時の「やおい少女」までもを引き連れてきたのです。

バンドマン達には大した考えもなかったのでしょうが、マニアックにオカルトやデカダンス、同性愛的な頽廃趣味を求める女の子達を抱えて、バンドは暴走を始めます。
日本らしいごちゃまぜの感覚で、ゴシックっぽいものを探し始めたのです。
GS趣味に近いレースだらけのヨーロピアン文化も、へヴィメタが好んだレザーやエナメルやチェーンも、パンクの好んだ安全ピンやジッパーも、歌謡曲、ポップスのチープさも、そしてゴシックの怪奇幻想趣味も、一気に取り入れて日本のバンドは暴走しました。

化粧をしているバンドが「ヴィジュアル系」として定着した頃、日本のゴシックは良く解らない状況に陥ってしまいました。
ヴィジュアル系は皆一様に中性的な化粧をして、エナメルやレザーをボンデージっぽく着こなし、デカダンスに則って暗い自省的な歌を歌い、血のりを吐き、羽根が悪魔が闇がと呪文のように唱え、レースと薔薇と十字架で妙なお耽美趣味を表現し、そしてそれを「ゴシックです」と高らかに宣言するのです。

…どこがゴシックなのか良く解りませんが、日本のバンドの解釈はそんなものでした。
そしてそれがほぼそのまま、ゴシック=黒服族として認知されてしまったのです。
このころ原宿を中心にロリータの亜流的なデコラちゃんやいちごちゃんも闊歩してますが、まだまだゴシックロリータは誕生していません。それっぽいのはいたけど。
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