お姫様と王子様の正しい歳のとり方 

2004年11月19日(金) 0時49分
 今回はカヒミ・カリィを取り上げてみる。「紹介してくれなくても知ってるよ」とい

う声が聞こえてきそうだけど、「渋谷系」と呼ばれたアーティスト達が脚光を浴

びなくなってからどれくらい経つだろう。かれこれ10年ぐらいだろうか?(適当)

現在の彼らを知っている人はそう多くはないと思うので、敢えて既知のアーティ

ストを紹介することにした。代表的な「渋谷系」アーティストとして小沢健二の現

在も併せて聴いてもらいたい。

 1.When will you be back? 2.Making our world
 3.Free line 4.Pancartes(蟻の行列)
 5.柔らかい月 6.Send me your sun
 7.Divers 8.Gila Gila
 9.I call you call me 10.NANA




 今年の5月にリリースされたカヒミのアルバム「Montage」に収録されている

「NANA」(この曲は先行シングルとして3月に発売された)。声は相変わらずピ

アニッシモなウィスパーボイスなわけですが(笑)、傾聴してほしいのはサウンド

なのです。カッコよくないですか? かつての不思議少女ちゃんではなく、大人

の女性へと成長を遂げているのです。(因みにこの曲は小山田君ではなく、高

井康生という方のプロデュースです。)

 1.ギターを弾く女 2.愛について
 3.麝香 4.あらし
 5.1つの魔法(終わりのない愛しさを与え)
 6.∞(infinity)
 7.欲望 8.今夜はブギーバック/あの大きな心
 9.bassline 10.風と光があなたに恵むように
 11.甘い旋律 12.踊る月夜の前に



 一方小沢健二はというと、初のベストアルバム「刹那」をリリースしたのが記

憶に新しいのだけど、その以前(2002年)に5年ぶりのオリジナルアルバム

「Eclectic」発表している。この作品もカヒミ同様、昔の(フリッパーズ時代を含

めて)オザケンを知る人はどよめくだろう。もう「仔猫ちゃん!」なんて絶対言っ

てくれなさそうな仕上がりなんだもの(笑)。よく聴いてみると曲の構成が(驚く

べきことに)宇多田ヒカルの曲と似ている。でも彼の場合、歌唱力がないので

稚拙さが浮き彫りになっているのですが、そこがダサかっこくて、いろんな意味

でアルバムタイトル通り「Eclectic(折衷)」なのですね(強引)。


AKEBOSHI 「STONED TOWN」 

2004年11月06日(土) 8時55分
おっし。久々にこっちも更新してみますか。ちょっと気が向き気味なのと、しば

らくボニンレコやらないので、何か書いてみてもいいかもなーと。そんなわけで

ご紹介するのはAKEBOSHIの「STONED TOWN」というマキシシングルである。

 AKEBOSHI 「STONED TOWN」
               ¥1365


    収録曲: 1.Wind
          2.秋風のうた
          3.no wish
          4.廃墟のソファー




 確か「Wind」はNARUTOの主題歌になったから、そこそこ売れたらしく、ご存

知の方もいらっしゃるかもしれないね。ものすごく叙情的なメロディーで、ちょう

ど今の、秋から冬へと移り変わる時期にピッタリだと思う。この曲は歌詞が英

語なので(歌詞カードにはちゃんと訳が付いているので心配するな)、洋楽好き

さんにも是非チェックしてもらいたい。

 そしてもうひとつ注目してもらいたいのはジャケットデザイン。これまた素敵な

んだよなあ。えーっと、ご本人に承諾得ないまま書いてしまいますが、何を隠そ

うこのジャケをデザインしたのは、みなさんもよくご存知のあの御方なのです

よ。真っ赤に熟されたあの御方ですよ。AKEBOSHI君のことも、収録曲も勿論

好きだけど、引き伸ばして特大のポスターにして貼りたいぐらいに、あたしはこ

のデザインが大好きで。CD屋に立ち寄った際に手にとってご覧になってみてく

ださい。ホント素敵だから。そしてもしもお気に召したのならご購入を!。

¥1365で素晴らしい絵画が手に入るんだから、こりゃあ買うっきゃないよ(笑)

(しかも音楽4曲付きなんだぜ。とは言えいくら売れたって、ジャケデザインした

人には印税入らないらしいけど…苦渋。)

増殖するヤプロガー。 

2004年10月24日(日) 3時19分
 何故か急にヤプログ仲間が増えたので、記念日記でも(笑)。

 予め申し上げておきますが、リンクしたからといって、リンク先をマメに訪問

するような性質ではございませぬ(笑)。 そんな時間はないのよ、あたしは多

忙なんだから!(青木さやか風味…爆) なので趣のあるものしか読みません

よ?(笑) なんだかすごく傲慢だと思われるかもしれませんが(否、既に思わ

れているだろうし、思われたって構わないのだけど)、それは皆様のブログに

期待をしている証なのです(笑)。なのでちょこちょこ皆さんのブログを覗かせ

て戴きますし、心奪われたものにはコメントだってジャンジャカ付けるつもりだ

し。期待してるよ!みんな!(他人にプレッシャー与えるのって楽しいな…笑)

VOL.6 mum「finally we are no one」 

2004年10月09日(土) 18時03分
 <収録曲>
 1.Sleep/Swim
 2.Green Grass Of Tunnel
 3.We Have A Map Of The Plane
 4.Don't Be Afraid, You Have Just Got Your Eyes
  Closed
 5.Behind Two Hills.A Swimmingpool
 6.K/Half Noise
 7.Now There's That Fear Again
 8.Farawat Swimmingpool
              9.I Can't Feel My Hand Anymore, It's Alright, Sleep Tight
              10.Finally We Are No One
              11.The Land Between Solar Systems

洋楽で女性がヴォーカルをとるものの中から「泣ける」をテーマに選んだ今回

のオススメはMUM(ムーム)。MUMはアイスランドの4人組(もしかしたら今は

3人なのかもしれないし、実はもっと多いのかも…謎)。彼らは計3枚のオリジ

ナルアルバムをリリースしていて、イチオシは「green grass of tunnel」が収録さ

れた『finally we are no one』。ジャンルはエレクトロニカ(テクノ)に分類される

のだけども、彼らの曲は生命の温かさを感じる。例えるならば、独りで寂しくて

凍えそうな夜に猫を抱いたときの(一応断わっておきますが卑猥なメタファーじゃ

ないよ)じーんと沁みるぬくもりかな。

 あたしはこのアルバムを何年も擦り切れるほどリピートしてるよ。特にこれか

らの季節にピッタンコ。MUM聴きながら毛布に包まりミルクティーでも飲んで

読書するのは至福。

 セーターやコートをお買い求めの際にはMUMのCDも是非御一緒にどうぞ。

VOL.5 KASABIAN「KASABIAN」 

2004年10月02日(土) 17時15分
 
 <収録曲>
 1.Club Foot           8.Test Transmission
 2.Processed Beats      9.Pinch Roller
 3.Reason is Treason     10.Cutt Off
 4.ID               11.Butcher Blues
 5.Orange (Interlude)     12.Ovary Stripe
 6.LSF (Lost Souls Forever) 13.U Boat
 7.Running Battle


 UKはレスター出身の4人組新人バンド。繊細なメロディーに暴力的な歌詞、

生音と電子音にアングラ要素、さまざまなサウンドを切り貼りしてつくられた音

のパッチワーク。プライマル・スクリームのような、UK特有の雰囲気を漂わせ

ながらも、斬新なスタイルで冷たくて強かな牙を剥き、暗黒ビートに身を包んだ

彼らはUKロックシーンのテロリスト。

楽曲はもちろん、このジャケットのあざとさも大好きです。彼らの野心的な発言

(興味ある人は適当に検索してください)からだけでなく、彼らの曲を聴くともの

すごくパワーを感じる。今後の作品を異常に期待させる沸々としたマグマのよ

うなものがドロドロと塒(とぐろ)を巻いている。

 これからのUKロックはカサビアン。これを聴かずに何聴くの!?

VOL.4 OLD FASHION「HONEY BEE」 

2004年09月11日(土) 17時00分


 大正モダン風味で懐かしさを漂わせる滑らかな

メロディーが印象的なオールドファッション待望

の新曲。ゆったりとしたテンポなのに心がときめ

き踊る。その胸のときめきの予感はイントロのギ

ターの音を耳にしたときに降りてくる。こんなにも

ときめきを覚えるのは、各楽器によって奏でられた音たちや歌声がまるでダン

スしているような美しさで見事に調和し合っているからだろう。成長っぷり目覚

しい彼らのファーストアルバム「WARM MY SOUL」は10月9日発売。今彼らの

持てる全てが濃縮された音の花束、極彩色の音の花びら舞い踊る、そんな

素晴らしい作品を期待させてくれる素晴らしい新曲だ。へっぽこな薄っぺらい

曲が横行する昨今、「HONEY BEE」のような色彩美しい曲は数少ない。

 思わず嬉しくなって口ずさむよ、ダディドゥダダダダー。


OLD FASHION ホームページはこちら。

VOL.3 LITTLE TEMPO「1999-2001」 

2004年08月29日(日) 16時20分
 <収録曲>
 1.BEAUTIFUL RAIN    6.OUR TIME IS NOW            
 2.NIGHT SONG      7.YEMANJA        
 3.NORTHERN LIGHTS  8.無能の人          
 4.BABY           9.JEMIMA
 5.DISTANT EYES     10.YUKEMURI DUB

 
※〈CDエクストラ〉内容:JEMIMA(VIDEO)


こんなにも澄んだ音楽探してもなかなかみつからない。歌詞がなくてもこんなに

も叙情的なバンドはなかなかみつからない。レゲエとダブに日本人にしか表現

できないテイストをブレンドした癒し系インストゥルメンタル・バンドです(しかし

彼らはインストにこだわらない活動も展開している)。リトルテンポを知らない人

でも、どこかで彼らの演奏を耳にしているだろう。UAの「悲しみジョニー」の

ベース、「スカートの砂」のスチールドラム、そして現在公開中の映画「茶の味」

のサントラは彼らが手がけています。今回ここで紹介する曲はベストアルバム

からセレクト。底抜けに晴れた空の下や、熟れゆく果実のような夕焼けの中

で、あるいは満天の星空の下で・・・猛暑の名残を味わいながら彼らの織りな

す音の波に身を任せてみよう。 

また夏が終わる。あなたはどんな夏を過ごしましたか?


映画「茶の味」オフィシャルサイトはこちら。

VOL.2 天野月子 「蝶」 

2004年07月21日(水) 16時10分

 <収録曲>
 01.劔    07.蝶
 02.鮫    08.月
 03.恋    09.虹
 04.骨    10.轍
 05.龍    11.枳
 06.天



近頃、邦楽の女性ボーカリストたちの翳りというか、物足りなさを感じるのは気の

せいだろうか? 音楽シーンにおいて女性の勢いが失速しているような気がする

のだ。けれどもまだ陽の目をみていない素敵な女性アーティストだってもちろん

いる。その中から今週自信をもって大プッシュするのが天野月子(あまのつき

こ)。自分の嗜好をオリジナルに変換して新しい和を漉き出す彼女の歌声や世

界観はしなやかで美しいロック。今回は紹介する「蝶」は『天龍』というアルバム

から先行シングルとしてリリースされたもの。彼女の楽曲や歌詞だけでなく視

覚的にも趣向が凝らされて、静謐さと峻烈さを併せ持つこの「蝶」という曲は艶麗

なる現代の絵巻物。躓いて転んで貶められて壊れそうになっても大丈夫。自分

らしさを失わないでいれば蝶のように羽ばたける。おセンチにそんなことを考

えてしまう一曲です。




VOL.1 Syrup16g 「My Song」 

2004年07月14日(水) 15時37分
<収録曲>
 01.実弾               08.回送
 02.リアル              09.変態
 03.うお座              10.夢
 04.パープルムカデ        11.希望
 05.My Song            12.メリモ
 06.Mouth to Mouse       13.ハミングバード
 07.I・N・M              14.Your eyes closed


 記念すべき第1回目のオススメはSyrup16g(シロップじゅうろくグラム)。 

絶望、無力、でもほんの少しの希望を込めて奏で続ける3ピースバンド。 

彼らの紡ぎだす言葉や音は、無意識にあるいは敢えて触れないでおいた部分を

容赦なく侵してずきずきと疼かせる。逃げ出せない救いようのない憂鬱が横た

わっていて、彼らの音楽を好きと思えない人は正直少なくないと思う。 

 だけど今回オススメする「My Song」はSyrup16gが好みではない人にも、もち

ろん彼らの存在を知らない人にも激しく烈しく推したい曲。驚異的に耳馴染み

のいいメロディーラインとアレンジ、歌詞の内容はシンプルに表現すれば「愛」

であり、 誰もが共感できることを抜群のセンスでもって綴られているまっすぐな

歌なのだ。 この曲を聴いてSyrup16gが気になった人は是非最新アルバム

『Mouth to Mouse』を聴いてみてほしい。そこには目を背けてきたリアルが

溢れてる。 終わりなき日常を生き抜くすべての者達に捧ぐ!!!

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