スペイン脱線事故、死者65人以上 速度超過か

July 25 [Thu], 2013, 12:53
【パリ=竹内康雄】スペイン北西部のサンティアゴ・デ・コンポステラ近郊で24日夜(日本時間25日)、高速鉄道で列車が脱線した。州当局者によると、少なくとも65人が死亡し、約130人がけがをした。政府報道官はテロではなく事故との見方を示した。現地メディアは速度超過が原因である可能性を報じている。

 在マドリード日本大使館は事故に巻き込まれた邦人がいないかどうか確認を急いでいる。

スペイン北西部ガリシア州で脱線、大破した高速鉄道(24日)

スペイン北西部ガリシア州で脱線、大破した高速鉄道(24日)

 スペイン国鉄によると列車は午後3時に首都マドリードを出発し、ガリシア州フェロルに向かっている途中だった。列車には218人の乗客と8人の乗務員が乗っていた。午後8時40分すぎ、サンティアゴ・デ・コンポステラ駅の3〜4キロ前のカーブに入ったところで大きく揺れ脱線したという。現地からの映像では4両が横転。一部の車両が大破しているほか、ある車両が別の車両に乗り上げている。

 複数の現地メディアは原因はスピードの出し過ぎだったとの見方を紹介。現地紙パイスは当局者の話として、通常は時速80キロのところを180キロで走行していたと報道。現地紙ムンドは列車が予定より5分程度遅れていたと伝えた。捜査当局は事故原因の究明を急いでいる。

 サンティアゴ・デ・コンポステラはキリスト教の巡礼地の一つ。7月25日は「聖ヤコブの日」とされ、毎年、多くの巡礼者や観光客が訪れる。前日の24日には前夜祭が開かれていた。

 ラホイ首相は24日夜、緊急の関係閣僚会議を開き、25日朝に現地入りすることを決めた。首相は自らのツイッターを通じ「被害者への連帯を表明する」と語った。
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