切ない詩の言葉

April 24 [Wed], 2013, 0:03
☆金子みすゞ童謡集より

 ※ 海とかもめ

  海は青いと 思ってた、

  かもめは白いと 思ってた。

  だのに今見る この海も、

  かもめの翅も ねずみ色。

  みな知ってると 思ってた、

  だけどもそれは うそでした。

  空は青いと 知ってます、

  雪は白いと 知ってます。

  みんな見てます 知ってます、

  けれどもそれも うそかしら。

温かい詩の言葉

April 17 [Wed], 2013, 8:56
☆金子みすゞ童謡集 より

 ※ 明日

  街で逢った 母さんと子ども

  ちらと聞いたは 「明日」

  街の果ては 夕焼け小焼け

  春の近さも 知れる日

  なぜか私も うれしくなって

  思って来ては 「明日」

道ー名の無い領域

April 10 [Wed], 2013, 8:53
☆「タオ 老子」 加島祥造 筑摩書房

  <老子>を分かるには、まず胸で、腹で、

  さらには、全身で感応することが肝要である。

  そうしてはじめて<タオ 道>の声が聞こえてくる。

 ※ たかの知れた存在

  自分が人にどう見られているか

  いつも気にしている。しかしね

  その自分は本当の自分じゃなくて

  社会にかかわっている自分なんだ。

  そんなたかの知れた自分だけれど

  社会だってたかの知れたものなんだ。

  だから道に繋がっている自分が大切なんだ。

後ろ姿もしぐれて

April 05 [Fri], 2013, 0:03
☆山行水行 種田山頭火

 山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く

 春夏秋冬 あしたもよろし ゆふべもよろし

 ※老年期に入っても こうゆう境地に程遠し

  だがうらやむなかれ 誰もが達する道でなし

 

桜に寄せる秀歌

April 01 [Mon], 2013, 0:03
☆桜の歌は美しく儚い

 世の中に 絶えて桜の なかりせば
     春の心は のどけからまし (在原業平)

 山里の 春の夕暮れ 来てみれば
     入相の鐘に 花ぞ散りける (能因法師)

 花の色は 移りにけりな いたづらに
     わが身世にふる ながめせしまに (小野小町)

 散る花も また来む春は 見もやせむ
     やがてわかれし ひとぞこひしき (菅原孝標女)

 清水へ 祇園をよぎる 桜月夜
     今宵逢う人 みなうつくしき (与謝野晶子)

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