ニホン音楽一口メモ3

March 28 [Wed], 2007, 6:34
類まれなミュージシャン・ボードビリアンであった
クレージー・キャッツの植木等氏 永眠す、享年80才。

※古いカセット・テープを聴きながら偲べば、懐かしく切ない。
  「ベスト・アルバム」 ハナ肇とクレージー・キャッツ アポロンKSF1357
SIDE-A             SIDE-B
1 スーダラ節          1 無責任一代男
2 こりゃシャクだった      2 これが男の生きる道
3 ドント節             3 ショボクレ人生
4 五万節             4 学生節
5 ハイそれまでョ         5 めんどうみたョ
6 ホンダラ行進曲        6 だまって俺について来い

※参照おススメ本
 「夢を食いつづけた男」 植木等 朝日文庫
 「わかっちゃいるけど」 青島幸男 文春文庫

ワールド音楽一口メモ11

March 23 [Fri], 2007, 7:13
Vodou Adjae Boukman Eksperyans MANGO 162-539

ブークマン・エクスぺリアンスは1980年代後半にカリブ海の
ハイチで起きてミジック・ラシーンと呼ばれた大きな音楽的な
運動の代表的なグループであった。それはルーツ音楽を表し
ヴードゥーの伝統要素などを土台とし、ロックやソウルなどの
現代的リズム・スタイルを取り入れて演唱するメッセージ色の
強いものであった。そして非常にラディカルな内容の歌と音が
カウンター・カルチャー的に受入れられて、ヴードゥー・ロックと
称され欧米でも人気を高めた。本作は初期のアグレッシブな
スピリットが溢れるもので、今でもなかなかのものだとおもう。

ワールド音楽一口メモ10

March 19 [Mon], 2007, 7:18
Aux Antilles Tabou Combo ZAFEM CD 8056

タブー・コンボはカリブ海・仏語圏の島国 ハイチのダンス音楽である
コンパを担ってきた代表的な人気バンドである。コンパはヴードゥー
やララといった、伝統的な信仰と祝祭に使われていた様々な音楽を
現代的な楽器などを取り入れて再生・形成してきた大衆音楽である。
まず1968年に活動をはじめ、ついでクレオール語で太鼓を意味する
タブーに合わせ、タブー・コンボと名乗りだして、地元で人気を博した。
そして70年代はじめにはニューヨークに進出し、やがては世界的に
知られるようになった。カリブのアフロ・フレンチを根にソウル・ファンク
の華を持つ、アグレッシブな演唱はなかなか素晴らしいものだと思う。

本好きのはなし

March 14 [Wed], 2007, 8:21
  朝日夕刊コラム
 こころの風景「町の本屋さん」より(北大助教授 中島岳志氏)
<本好きにとって、本屋ほど楽しい場所はない。たった数日でも
 本屋に行かないだけで、体がムズムズする。私はこれまで、
 本屋の棚から多くのものを学んできた。>
※この言葉こそ、わが意を得たりと思い、シンパシーを覚えた。

<札幌西部の琴似にある、くすみ書房が面白い。一見ごく平凡な
 町の本屋さんである。がその棚は遊び心と知的好奇心に満ちて
 何度行っても飽きない。目玉は「なぜだ、売れない文庫フェア」で
 ここでは新潮文庫の売行1500位以下の約700点が並べられ
 ちくま文庫・学芸文庫が全て揃えられている。>
※何ともうらやましくたまらない光景だろうかと思った。
 こういう本の呼ぶ声を信じて品揃えをする本屋さんの営みが
 継続されまた他の店へも水平展開されたらいいのにと思った。

☆関連参照ブログ
 ウラゲツ☆ブログ(人文系月曜社 本話) http://urag.exblog.jp/
☆関連おススメ本
 「本の虫」 井狩春男 弘文堂
 「文庫中毒」 井狩春男 ブロンズ新社

ワールド音楽一口メモ9

March 09 [Fri], 2007, 8:15
Amethyste Tanya Saint Val EMI U0002

タニヤ・サン・ヴァルはカリブ海の仏領グアドルーブの歌姫である。
1980年代中頃にズーク・マシーンを従えて颯爽とデビューをし、
いわゆるワールド・ミュージック・ブームの中核のひとつであった
ズーク音楽シーンの一翼を担い、ズークのアイドルあるいはまた
ズークの恋人とも称されるほどで、本国仏や欧州で人気を博した。
豊かな表現力の歌唱と洗練されたサウンドが持ち味で、近隣の
マルティニークの本家ズークとやや趣の異なった独自性を誇こる
ソウルフルで熱いものだといわれた。カリブ仏語圏の音楽もまた
バラエティに富んでおり、たまに聴き直すのもわるくないと思った。

ワールド音楽一口メモ8

March 05 [Mon], 2007, 7:39
Rendez-vous Edith Lefel Rubicolor 8413792

エディット・ルフェールは1963年に仏領ギアナの生まれで
カリブ海の仏領マルティニークを代表する、ズーク・シーンの
トップ・シンガーだった。そして歌声も容姿も洗練されていて
お洒落なため、小さな妖精と称される可憐な歌姫でもあった。
1980年代半ばより様々なグループにコーラスとして参加し
やがてマラヴォワのライブでリード・ボーカルを務めるほどに。
それから80年代後半にソロ・デビューし90年代にはヒット作
を連発し不動の地位を築いた。その歌唱の最大の持ち味は
円熟味を深めながらも、新鮮で颯爽としたところであろうか。
残念ながら2003年に39才という若さで夭折したのであるが
その歌声はこれからも多くの人々の心に響き続けることだろう。

自然と季節について

March 01 [Thu], 2007, 8:09
「吉本隆明 歳時記」 吉本隆明 廣済堂文庫

中原中也・梶井基次郎・太宰治・立原道造・宮沢賢治など。

遠い日々、自然ないし季節の移ろいに鋭敏に感応して歌った
自然詩人と詩的な散文家たちに魅入られて、愛着も深かった。
それらに通低している虚無また断念は永続的に<無意味>だ
ということで、はじめて永続的に<意味>あるものと同じような
<何か>すなわち<自然>に、もっとも近いものと思われた。

今の時代こそ、それらの書を読み直してみるのもわるくないと思う。
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