ラテン音楽一口メモ26

February 24 [Fri], 2006, 7:52
<コロンビア サルサ>
Sin Apariencias Grupo Gale CDDISCOS C2200703

グルーポ・ガレは1980年代よりコロンビア随一の音楽プロデューサー
でパーカッショニストのディエゴ・ガレがリーダーを務め大人気を誇る、
グルーポ・ニーチェと並ぶほどの名門サルサ・オルケスタといわれている。
アーバンでメロディアスな曲、軽やかで歯切れの良いサウンド、全体から
流れるうねるようなグルーブ感がコロンビアらしい正統なサルサ・サウンド
といわれ、カリブ・ラテンアメリカ中にその名を轟かせ、リードする形となった。
その長いキャリアの中で本作以外にも数多くの作品があり、どれをとっても
あまりブレがないので、目に触れたものを手に入れて聴いてほしいと思う。

ラテン音楽一口メモ25

February 19 [Sun], 2006, 15:09
<コロンビア サルサ>
Senales de humo Grupo Niche Sony TRK-82901

グルーポ・ニーチェは1980年代はじめに、コロンビア最高の
メロディ・メーカーといわれるハイロ・バレーラがトロンボーンの
名奏者のアレクシス・ロサノと結成した、最も愛され影響力の
ある名門サルサ・オルケスタである。キャッチーでメロディアス
な親しみやすい曲、カリブ海のさまざまなリズムを取り入れた
バラエティ豊かなトロピカル・サウンド、そしてバイラブレながら
土の香りの哀愁も漂うディープ感ゆえに、自称サルサの首都
カリの代表サルサとして、いまなお熱狂的な人気を誇っている。
そして先般の日本公演の大評判で認知度が飛躍的に高まった。

沖縄伝統音楽芸

February 15 [Wed], 2006, 9:45
「戦争を笑え〜沖縄・伝説の芸人ブーテン」

関西地区ABCテレビで放映を観た。
舞天(ブーテン) 本名・小那覇全孝
歯医者にして類まれな芸人だったという。

敗戦後の重く苦しい沈んだ世の中で、
<命のお祝いをしよう>と唄い踊り、
それが戦後沖縄の出発点になったという。
ゆえに大衆音楽芸能の父と慕われる存在だった。

戦後詩の巨星だった鮎川信夫の詩の一節から、
「何百万の死者の霊とともに
 敗戦がぼくの魂を解放する。
 絶え間なく出血している内部の世界で
 愚かにもぼくは長いことそう信じてきたのだ。
 きみの胸の傷口はまだ痛むのだろうか。」

参照先サイト
Wabisabiland(北中正和氏)ブログ
http://wabisabiland.cocolog-nifty.com/
テレビ朝日 民教協スペシャルコーナー
http://www.tv-asahi.co.jp/minsp/

ラテン音楽一口メモ24

February 11 [Sat], 2006, 10:30
<コロンビア クンビア>
El Sabanero Mayor Lisandro Meza Musart CDP-2237

リサンドロ・メサは1950年代の民族的なオールド・クンビアから
現代化の発達を経た、現在のモダン・クンビアにかけて、クンビア・
アコーディオンの王者と称される非常に多彩な演奏家で、ヨーデル
のように高く舞う声が特徴の名歌手である。クンビアとパジェナート
の二大ダンス・スタイルが音楽的アイデンティティとして凝縮する中
で、キャリアを重ね、やがてクンビア・パジェナートからソン・クバーノ
パセアイトからグアラーチャ・メレンゲまでのオールラウンドな音楽家
として名声を博している。日本では紹介も少なく、認知度も低いが、
ルーツ音楽としてのラテン音楽の多様さや深さを知るという意味でも
中南米に出かける機会があれば、ぜひとも手に入れて聴いてほしい。

ラテン音楽一口メモ23

February 06 [Mon], 2006, 7:26
<コロンビア サルサ>
Grandes Exitos Joe Arroyo y la Verdad Fuentes 11004

ジョー・アロージョはコロンビア一の人気を誇る国民的歌手と称される。
70〜80年代を通じてほとばしるようなトロピカル・サルサをカリブから
ラテンアメリカ中に広めた。1971年にフルーコの率いたロス・テソスに
ボーカルとして参加して活躍の後、1981年には自身のバンドである
ラ・ベルダを結成した。そして独創的なサウンドと歌で大人気を博した。
それから途中に薬中毒や不養生で危機に陥りながら奇跡的な復活を
果たした。とりわけ本CDにも収録されてるレベリオンやラ・ノーチェなど
奴隷制・植民地主義を批判する根源性と歴史性を含んだ曲が聴きものだ。

ラテン音楽一口メモ22

February 01 [Wed], 2006, 9:45
<コロンビア サルサ>
Sones y Montunos Fruko y Orquesta Fuentes D10333

フルーコはコロンビア・サルサのゴッドファーザーと称される大立者である。
移住キューバ人で土木技師であった曽祖父の影響で、幼少よりキューバ
の伝統音楽に親しんでいた。そして弱冠12才の時に老舗レコードレーベル
のディスコス・フェンテスのメデリン・スタジオに入り、ティンパレス奏者として
ビッグ・バンドのロス・コラレラス・デ・マハグアルに参加し、十代の頃通して
古き良きキューバ音楽のカバーを演奏し頭角を表した。それから1971年頃
NYに渡っての演奏時に、ファ二ア・バンドの実験的なサルサ音楽に魅了され
自らベーシストとなり、トロンボーンをフィーチャーしたロス・テソスを結成した。
やがて17才の新人ジョー・アロージョをボーカルに据えて、カリブのあらゆる
リズムを織り込んだ魅惑的なサルサ・スタイルを作り上げ国民的人気を得た。
本作は昔ながらのキューバ音楽もので、とてもトラディショナルな香りが秀逸だ。
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