ワタクシのこと

October 06 [Thu], 2011, 19:41
負け惜しみでもなんでもなく、それに関してちっとも焦ってはいませんでした。
ワタクシは、ワタクシの仕事「演じること」が好きです。
お仕事、お風呂、ご飯、お風呂、いつもそんなことを考えてます。
でもだからといってまったく恋愛してこなかったわけではないけど、
とかく考えることは、自分が仕事をしていった先の、仕事の将来のことでした。
ここ数年、年齢のせいか雑誌の取材や軽く自分のことなどを喋るトーク番組などでは、
ちょいちょい「その質問」がでました。
そこではなんとなく「したい」と答えていました。
いや「したい」と言った方がいい流れだと思いました。取材的番組的にも、ワタクシ的にも。
でもそれはそれで嘘ついてるわけじゃなくて、
訊かれたら素直にそうだよな、とも思っていたからです。

「結婚」

ただ、一つはっきり言えるのは、今まで走り続けていたワタクシの頭の中に、
この二文字に対する「願望」はあっても、
とにかく「ビジョン」が一切視えなかった、ということでした。



35、36、37歳、を経て38、そして今年39歳になりました。
この間オンエアした番組、アナザースカイでも少し触れたんだけど、
ぶっちゃけ35〜37歳キツかったー。
なにがって?
もう全部!仕事も恋愛も全部!まあでも恋愛系の方が厳しかったかなぁ。
こういう負の流れってこれでもかってくらい、ぜ〜んぶのっかってくるもんなのよね。
27、28歳も辛いなって思ってたことあったんあったんだけど、
30代後半のそれに比べたら、ちょっと虫に喰われた程度だったのかもねと思えた。
30代半ばを過ぎたワタクシは、自分の自信がぜんぜんなくなって、
ただただ荒波が過ぎ去るのをひたすら待って耐え続けていました。


そんな人生からの猛攻激しい37歳になった真ん中頃、
あるお芝居にに出演させていただくことになりました。
とても変わった名前の劇団でした。
ペンギンプルペイルパイルズ、通称PPPP。
「COVER」というタイトルで、ワタクシは兄弟たちの数年前に失踪した姉、
という役どころでした。
稽古はその年の6月、7月のあたまから中旬、下北沢の本多劇場で公演でした。
そのPPPPのお芝居も劇団のみなさんもとても素敵で、
ゲスト出演のワタクシを温かく迎えてくれました。
毎日重苦しい雲のようなものがたちこめているワタクシの頭の中が少し晴れて、
劇団の皆さんといると、気持ちがとても癒されました。
そしてその劇団員の中に彼がいました。
彼はワタクシの弟役でした。彼とは稽古中お芝居以外のことであまり
話すことはありませんでしたが、お稽古熱心で誠実な青年だと思っていました。
吉川純広くんといいます。つるりと小顔の1982年生まれ。
ワタクシより10歳年下です。
そんな彼とよく話しをするようになったのは、公演も半ばを過ぎた雨の日、
観に来てくださったみなさんと飲みに行った帰り、
下北沢から乗る小田急線の車内で偶然二人だけで居合わせた時からでした。
公演後の高揚感とお酒の効果もあるんだろうけど、こんなによく話す人なんだと
ちょっと意外に思ったのを覚えています。
それから劇中以外で彼の顔をまじまじ見たのはこれが最初でした。
と、同時にワタクシの中で彼との距離がぐんと縮まったのを感じました。



それからあとのことはわりと普通です。
気が合った二人は、公演後も会って、一緒に何かを観に行ったり、
何かを飲んだり食べたりして、関係を深めてゆくわけです。
けれどそんな中でワタクシは、10歳年下の彼に対して意外に自然体でいることに
氣づきます。これは今までなかった感覚でした。
これはなんなんだろう、彼と会っている時よく考えてました。
彼が選ぶ言葉も、会話も好きでした。まぁ笑顔も好きです。(←のろけ)
ワタクシも自分の話をたくさんしました。彼はいつもよく聞いてくれました。
そうして年下、年下と拘っているのも途中までで、1年経つ頃には
彼自身として見ることができました。
ワタクシはその時、嵐がすっかり過ぎ去って、荒波が穏やかな波に
変わっていたのを感じました。


それからさらに1年経った頃、つまり今年の始め、
ワタクシは体調を崩して、少し入院することになりました。
病院のベッドではとにかく仕事のことはあまり考えず、
ひたすら休養しようと思いました。

目がフと覚めると、ベッドの左側にある椅子に彼が座っていました。
彼はワタクシが目が覚めたのも気づかず、熱心に本を読んでいます。
大沢在昌、新宿鮫シリーズでした。

「なーんかどっかで見たドラマみたいじゃない」
とぼんやりした頭で思いました。
いや、新宿鮫じゃなくて目が覚めたらというシチュエーションがね。
けどこの時人生初思ったのです。
「この人と結婚したいなぁ」と。


「ビジョン」が視えた瞬間でした。





ゆっくりと時が訪れたのを感じます。
今はとても穏やかな気持ちで、満ち足りています。

たくさん苦しんで、怒って、泣いて、今があるのだと思います。

そうして彼と出会えたことに感謝します。


そしてこれまで、こんなワタクシを支えてくれた父、母、家族のみんな、
大切な友、マネージャーMを始め会社のみなさま、チーム☆サワのみんな、
ワタクシを応援してくださったみなさま・・・、
心よりお礼申し上げます。

本当にありがとうございます。



「ぼかぁ幸せだなぁ」

へっへっへっ。




え〜、最後に(笑)、
「妻」となったワタクシですが、変わらぬバイタリティでこれからも
ジャンジャンバリバリ、ジャンジャンバリバリ、ジャンジャンバリバリ、
いきますぞ!!
これからは二人になって、きっとどんどん楽しくなる、もっと面白くなる
そんなふうに日々過ごしていきたいなと思っています。
これからもそんなワタクシをどうかよろしくお願いいたします。




10月5日大安どしゃ降り(はじまりはいつも雨)入籍





                                           鈴木砂羽






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プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:鈴木砂羽
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生年月日/1972年9月20日
出身地/静岡県
血液型/A型
趣味/占い、お風呂
特技/マンガを描くこと

夜露死苦!
つぶやきはここだぜ!
http://twitter.com/bombon_sawa
キャラクター紹介
ボンちゃん
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好奇心旺盛のお調子モン
つまりスズキサワ

トビィくん
トビイくん
クールなつっこみ担当
ボンちゃんの良きアドバイザー

パピィ
パピィ
寡黙だがホットな一面も。
好物は氷。