ぐるぐる 

2009年05月30日(土) 23時31分


飲み込みきれなかった思い全部
私の体に溶けていく
それは涙になって胃液になって血になって
外へ排出する
気付かれないようにそっと
貴方への気持ちを捨てていく

裏表 

2008年11月15日(土) 16時12分


きっと、それは醜い。


夢に見たような世界なんて無かった。
思い描いた非日常なんて貰えなかった。
いい子いい子と頭を撫でて欲しかった。
貪るように求めた唇?
よく見てみればバイキンだらけの宇宙。
繋いだ手だってよく見て。
指先から指先への大移動。
感情の連鎖→欝。
病んだ?一言で片付けられる程難しくない。
距離感は最短。
全部全部要らなかった。



愛して欲しいなんて言った覚えない。

幸せの裏表

羽が生えた少年は、 

2008年08月11日(月) 17時04分

さあ、窓から飛び立とう!


背中が、痛い。
肩胛骨がバキバキと嫌な音を立てている。
皮膚が引きつって筋肉が慌ただしく伸縮する。
僕はその時、ゆるい眠りに身を委ねていた。
いつも右を向いて眠る癖がある。
脳まで響くごりごりという嫌な音が、
いつのまにか全身に達していた。
肩胛骨が肥大していって、
遂に収めきれないと皮膚が悲鳴を上げて破けた。
僕の背中は真っ二つに裂けた。
ただ僕には見えない。
だって右向きに眠っているから。
肩胛骨はああやっと出られたと言わんばかりに外に飛び出して、
縦に割れて横に広がっていく。
バキバキという音はやがて小さくなって、
止んだ。
僕はちらりと後ろを伺った。
真っ白な気配が背中でちろちろと動いているのを見て眩暈がした。
ああ、また羽が生えてしまった。
その酷く不格好な骨組みしかない羽はゆらゆらと揺れていて、
決して綺麗じゃないけれど優しく真っ白に輝いていた。
こうなるともう僕自身じゃ収拾つかない。
仕方がないからそのまま右向きに眠っていた。
朝になったら一度空に飛び立ってみよう。
まあ、骨で出来た羽だから、飛べるわけないんだけど。



自殺志願者の少年。

ワガママ 

2008年08月08日(金) 20時48分


手首から流れ出す赤い血を映して、

「ねえ、私のこと好き?」

何度も何度も車の前に立って、

「ねえ、私のこと好き?」

今度は、何をするつもり?

「ねえ、私のこと好き?」

君の恋愛劇にはうんざりだ!


ねえ、 

2008年08月06日(水) 13時46分



声を、聞かせて。