前書き 

February 22 [Tue], 2005, 3:07
僕は『僕の物語』という物語を書くことにした。
もちろん当然、この物語はフィクションである。
余計な詮索は不要だ。



ただ、物語を始めるにあたって、語っておかねばならないことがたくさんある。
まずは、聞いて、知って欲しい。僕のことを。


僕は22歳。職業はコック見習い。
今年の春からは調理師の専門学校に行くことが決まっている。
そんな僕も高校生の頃は、デザイナーに憧れた。
自分もいつか、世間に認められるようなデザイナーになって、親を、友達を、世間を、
『アッ!』と言わせるような人間になると信じていた。
そうなるんだと思っていた。


現実。
僕はWEBという世界に中学生の頃に出会い、高校を中退し、17歳にしてWEBデザイナーという職に就いた。
株式も上場している大手の企業だった。
ITバブルが絶頂期だったこの頃。
この業界に入った僕は、同年代の仲間が羨むほどの高給を得ていた。
それは2005年の今であっても、高卒の新入社員が手にすることは無いほどの高給だったのは間違いない。


しかし、僕は今、そこにはいない。
22歳になる今。専門学校に行こうとしている。
普通に考えれば特異かもしれない。
でも、今の僕にとって、これが生きる道なのだ。


中学生のころ、僕は真面目で、結果的に人より目立つことも無く、至って真面目な子だったと思う。
ただ、『equality(平等)』ということに関して、人よりも執着があったことをよく覚えている。
そう、この出来事が僕に『平等』という執着をもたらすのだ。
僕の中学校生活に。
僕のこれからに・・・。
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