スキピオ×ハンニバルの理由 

November 30 [Thu], 2006, 1:03
スキピオとハンニバルのなにがホモって、2人は敵同士でありながら、何度か会話を交わしてるところです。


まずはザマの会戦直前に、2人は会談を開いています。十六歳年上のハンニバルが口火を切って「ローマはカルタゴから手を引け」と申し出るんですが、スキピオったら一歩も引かないんですよー。
十数年にわたりローマを蹂躙してきたハンニバルを前に、むしろ挑戦的な態度で臨みます。

「ハンニバル、あなたには明日の会戦の準備をするようすすめることしか、わたしにはできない。なぜなら、カルタゴ人は、いや、あなたはとくに、平和の中で生きることが何よりも不得手なようであるから


おまえはハンニバルの何を知ったのか。


で、まあザマの会戦はスキピオの完勝に終わり、ハンニバルはカルタゴへ帰国、本国復興に尽力するんですが、天才ゆえの自信に満ちた態度は反感を買い、亡命することになります。

彼は亡命先のエフェソスで、スキピオに再会します。
その頃のスキピオは、ローマの第一人者(皇帝の起源となる地位)であり、エフェソスには外交のために来ていました。

かたや、居候の亡命者。かたや、王の招きで来国した国の代表。(立場萌)


『十二歳年長のハンニバルに対し、スキピオは言葉づかいもていねいに話しかけた。
「あなたは、われわれの時代で最も優れた武将は誰だとお考えですか?」
ハンニバルは即座に答えた。
「マケドニア王のアレクサンドロス。(略)偉大としか評しようがない」
スキピオは、再びたずねた。
「ならば、二番目に優れた武将は?」
ハンニバルは、今度も迷わずに答えた。
「エピロスの王ピュロス。まず、戦術家として一級だ」
スキピオは、さらに質問をつづけた。
「それならば、三番目に優れた武将は誰だとお考えですか?」
カルタゴの名将は、これにも即答した。
「問題なく、このわたし自身」(←敗 将)

スキピオは、これには思わず微笑して言った。(攻の微笑み)
「もしもあなたが、ザマでわたしに勝っていたとしたら?」
ハンニバルは、いかにも当然という感じで答えた。
「それならばわたしの順位は、ピュロスを越しアレクサンドロスを越して一番目にくる」


負けたのに!ハンニバルまーけーたーのーにー!この強情っぱりっ(泣)



さて、2人のその後ですが、ハンニバルは亡命を繰り返し、結局功を焦ったローマ兵に引き渡されることを嫌い、毒を煽って自害します。紀元前183年のことです。

スキピオは、彼の成功を憎む保守派のカトーによって弾劾され、怒ったスキピオは、別荘へ引きこもってしまいます。恩を仇で返したローマの地を、スキピオは二度と踏むことはありませんでした。彼が別荘で死んだのは、紀元前183年のことです。



運命の2人だったんですよ。
敵国同士で生まれてしまったけども!もし、2人が同じ国で生まれてたら絶対いいホモになってたと思うな、あたい!向かうところ敵なしですよ!死んでようやく一緒になれたんだね。おめでとう!


そんでもって次回からはもっと短く書きます!もう、長いわい!

男の友情なんて信じない 

November 26 [Sun], 2006, 16:34
ローマ好きが高じて毎回ブログが異常に長いんですが、だんだん面倒くさく読みにくくなってきたので、これからは短くサクッ☆といこうと思います。


ハンニバルとの対戦で、スキピオの右腕として活躍したのが、北アフリカのヌミディア王国騎兵隊長、マシニッサでした。

当時、ヌミディアは優れた騎兵の国であったため、スキピオはローマへの援軍を依頼しましたが、ヌミディアはカルタゴ側についてしまいます。

スキピオの前に現れたのは、マシニッサと二百騎の騎兵のみ。彼は、父親の死後に王国を追われたのでした。

『二百騎のみを従えてスキピオの前に姿をあらわしたマシニッサは、砂漠の一匹狼を思わせる精悍な風貌を崩しもせず、スキピオの眼にじっと視線をあてながら言った。
「あなたは、二年前にわたしとの同盟を望んだが、今のわたしには、あなたに提供できるものはこのわたししかない
スキピオは、内心では落胆していたろうがそれは毛ほども見せず、

いつもの人懐こい微笑で包みこむようにして答えた。

「わたしには、それで充分だ」


この瞬間、三十四歳のヌミディア人と三十一歳のローマ人の間に、

男の友情が生まれた。



スキピオはこのマシニッサを、二百騎しかもたない外国人とはあつかわなかった。これ以後のスキピオの戦略戦術は、スキピオとマシニッサと、これまでのすべての戦線をスキピオと共有してきたレリウスも加えた、いずれも三十代の男三人の共同作戦で実現していくのである。

親友というものを生涯知らないで過ごしたハンニバルとは、ここがスキピオのちがう点であった。


で、弱公で考えたんですよー。考えたんですけど、どこにもデイジー当てはまらないんですよー。だいたい、武将イメージが薄い、デイジー。

でも「あなたに提供できるものはこのわたししかない」ってデイジーが言ったらカワユイです。てかエロい!そんでもってジャクマンが「わたしには、それで充分だ」って返事したら楽スィ〜。帝国AU。(あるんか)


次回、ようやくスキピオ×ハンニバル・ラブラブ編です。長いな…(遠い目)

アグレッシブ・スキピオ 

November 23 [Thu], 2006, 17:56
スキピーオが好きすぎて経歴説明が抜けました、ごめんなさい★

17歳、執政官である父に連れられての初陣。ハンニバルとの戦闘を目の当たりにする。
19歳、カンネの会戦に参戦。またしてもハンニバルに惨敗。
22歳、ローマにて、資格年齢30歳以上の按察官※に当選。
※祝祭の開催や公安警察部門等、市民生活に密着した官職。政治家を目指す若者の登竜門。

この当選に異議を唱えた選挙委員長に、スキピオいわく
「全市民がわたしをふさわしいと思ったのだから、わたしはそれに充分な年齢にあるということだ」
結局、市民たちの圧倒的な支持を背景に、最年少の按察官となる。
特に輝かしい功績があるわけでもないのに、当時から市民の間でのスキピオ人気は絶大だった。

25歳、スペイン戦線の総司令官に立候補。(資格年齢40歳以上)
戦死した父の仇を討ちたいというスキピオの願いを、元老院はベテランの司令官をつけることを条件に受け入れる。

『元老院の決定は、市民たちに大好評だった。ハンニバル相手に苦闘をつづけるローマ人には、スキピオの若さと明るさと大胆な行動力が、救いでもあったのだ。

26歳、ハンニバルの本拠地であるスペイン攻略に成功。
捕虜だった部族から、解放の感謝のしるしに美しい娘が差し出されると、
「個人としてならばこれほど嬉しい贈り物もないが、戦争続行中の司令官となると、これほど困る贈り物もない」と、部族のもとへ帰してやる。彼女には、許婚がいたのだった。(惚れる)

29歳、ローマへ帰国。最高司令官である執政官に立候補。(資格年齢40歳以上)
元老院は反対するも、続々と集うスキピオ派の「百人隊長」らや市民集会の賛成多数により当選。 ハンニバルの潜むカラーブリア地方ではなく、カルタゴの本拠地である北アフリカを任地として希望する。

私を嫁にしてくれないか、コルネリウス・スキピオ 

November 20 [Mon], 2006, 21:14
『重症の執政官を守りながら、ローマの騎兵は一団となって敗走をはじめた。これ以上戦場にとどまっていては、包囲されたあげくに全滅させられるのは眼に見えていた。軽装歩兵を思い遣っている余裕はなかった。

(略)

その日、ハンニバルは、もう少しのところで取り逃してしまったローマの執政官のことを悔しがったというが、それよりも、執政官を救い出した若い騎士を取り逃したことのほうを口惜しがるべきであった。執政官の息子であったこの騎士は、その年十七歳。父親と同名のプブリウス・コルネリウス・スキピオは、これより十六年の後に、ローマ軍を率い、ザマの会戦でハンニバルと対決することになるのである。
『ローマ人の物語「ハンニバル戦記」[中]』57頁〜58頁


今日ご紹介するのは、孤独なハンニバルを大きな愛で包んだ(誤解)スキピオ・アフリカヌスです☆
マイナーなのか、ウィキペディアでも小さい記事しか載っていなかったんですが、この御方には弱万に近いものを感じます。もーすごい包容力のある人なんだからー。そんでもって男前なんだからー。


:弱万ポインツ:人なつこい


"耐える受・孤高の天才"ハンニバンル・バルカ 

November 19 [Sun], 2006, 16:16
記念すべき第一回目は、16巻現在、最上級受のハンニバルたんです。
陽気攻のスキピオは次回以降にv

:ハンニバル・バルカ:(紀元前247〜紀元前183)
カルタゴ生まれの稀代の戦術家。父ハミルカル・バルカもカルタゴ帝国の勇猛な将軍であったが、第一次ポエニ戦役でローマに破れたことにより失脚、スペインに本拠地を移す。幼少のころより、ローマを「生涯の敵」として育てられる。怨。

弱冠29歳にして5万の兵と象を率いたカリスマは、史上初のアルプス越えを成し遂げ、イタリア半島へ攻め入り、ローマ人を恐怖に震え上がらせた。

巧みな戦術を用い、何十万ものローマ兵を打ち破りながら、破竹の勢いでローマへ迫るハンニバル。しかしカルタゴ本国がローマとの講和を望んだために補給は乏しく(応援したれ)、イタリア半島到達の16年後、ついに12歳年下の陽気攻コルネウス・スキピオにザマの会戦で敗れ、降伏。講和を結ぶ。あんなに強かったのに…!おぉんおぉん!(涙)


:ハンたんの、ここがウケ!―敗北した孤高の天才―:

負けた天才は大好物です。

マイナー街道まっしぐら 

November 19 [Sun], 2006, 16:10
勢い余って作ってしまいました、「ローマ人の物語」サイト。
引用文と萌キャラ紹介がメインという、インチキサイトになりそうですが、これから可愛いあのコたちが紹介できるかと思うと、とても楽しみです。ほ、ほんとに可愛いんだから…!セメウケなんだから…! 
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