加茂があこ

February 19 [Fri], 2016, 14:37
治療ではインプラント埋入手術が一番の山ですが、部分麻酔が使われ、全身麻酔になることはほとんどありません。糖尿病や心疾患などの既往症があるケースでは入院設備が整ったところで手術する必要もあります。また、インプラントを支えるだけの強度を持った骨がない場合は、厚みを増すための治療が必要で、骨移植も考えられます。腸骨など自家骨の移植手術であれば手術が二回以上になる場合や、入院する場合もあります。このような難しい治療を行う場合、長期間にわたる治療を覚悟しなければなりません。
様々な条件によって、インプラント適用になるとは限らず、レントゲンやCT検査の結果、その先へ進めないこともあります。しかし、理由として「あごの骨に十分な厚みがない」ことや「あごの骨のサイズが足りず、インプラントを入れられない」であればもう少し粘ってみてください。歯科医の腕と設備次第で、従来はできないといわれていた症例でも治療可能になっています。あらゆる意味で最先端の治療が受けられるかどうか、手を尽くして調べ、 相談してください。
少数の歯の欠損に対する治療としては、インプラントとブリッジが代表的です。そもそもインプラント治療とは何かというと、あごの骨に開けた穴にそこへ人工歯根を埋め込み、固定されたところで義歯をつけます。一方、ブリッジ治療では、義歯を支えるため、両側の歯を一回り削った後で、上にブリッジをかぶせていきます。ですから、見た目を考えればインプラントとブリッジを比較して、インプラントの方が優っていると考えられます。加えて、ブリッジ治療では、健康な歯をブリッジのために削ることを迫られる辛い面があります。
人工歯根を骨に埋め込むことに、抵抗がある方もいるかもしれませんが、金属アレルギーの危険性はほとんどないのです。人工歯根はチタンが多く、他の部分もセラミックや金など人体への親和性が極めて高い素材を使って作られているためです。インプラント治療は基本的に保険外治療でその全額が自費になるのが普通です。余計な負担や不安を減らすために、金属アレルギーがある患者さんはアレルギーの可能性について、治療を始める前に歯科医に話しておくと不安や誤解がないでしょう。
忘れてはいけないこととして、インプラント治療を始める前にインプラント埋入にあごの骨が耐えられるかどうか知る必要があります。とりわけ、歯周病や顎関節症がある場合、治療を始める前にあごの骨の状態を完璧にするために、その病気を完治させるのがとても大事です。また、美容整形であごの骨に手を加えた方もインプラント治療のリスクが増大します。今は、このような病歴があるからといって治療の可能性はゼロにはならないのできちんと歯科医に相談することが大事です。
どんな完璧なインプラント治療でも、治療後も快適な状態を維持するために不断のケアが求められます。毎日丁寧にブラッシングすることによるプラークコントロールに注意を払い、さらに定期的な検診を欠かさず継続することが欠かせません。人工物のインプラントでも、日頃のケア次第で歯茎に異常が起こり、歯周病などにかかることはよくあります。
歯科で手術の経験がない方は、インプラント埋入手術にあたってどのくらい痛い手術なのか、気になるでしょう。麻酔技術の進歩で、インプラント埋入手術で強い痛みを感じることはないと思ってください。麻酔が効いたことを確認した上で本格的に手術を始めるためです。麻酔が切れれば、処置の仕方によって痛みが出てくるケースもありますが、化膿止めとともに、痛み止めも処方されていますので耐えがたいような激しい痛みが続くことはまずないでしょう。
ご存じの通り、インプラント治療は保険適用になることはまずありません。全額自己負担が普通ですが、ただし、問題なく医療費控除を受けられます。手間はかかりますが、年一回の確定申告によって税金の還付を申告します。確定申告をするときの注意点として治療のたびにもらっている領収書が医療費の支払い証明になるのでなくしたら再発行はできないと考え、暦年で申告することになるので、保管しておいてください。
インプラント治療の終了は義歯が問題なく使えるようになったときですが、その後も歯科医の指示に従ってメンテナンスを受けなければならず当然、その度に費用を支払います。標準的なケースでは、三ヶ月に一回程度は歯科医に診てもらうことになります。メンテナンスの費用は基本的に保険が適用されるのでたいていは三千円程度に収まります。従って、年間1、2万円くらいの維持費を見込んでおいてください。
人工歯根をあごの骨に埋め込む手術をして、骨になじませるのがインプラント治療です。手術が無事終わっても、患者さんのほとんどは人工物を入れられた違和感を感じています。数日たって腫れが引けば、だいぶなじんできますから変な感じがしても、触ったり刺激するのは止めるように我慢あるのみです。もし、十日以上経っても全くなじんでこない場合や、痛みが激しかったり、腫れや出血が治まらなかったりする場合は、原因を突き止め、治療しなくてはなりません。我慢しなくて良いので、歯科医の診療を受けましょう。
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