パラレル003 @ 

2005年08月26日(金) 20時48分
「あっちゃー、早くしないと・・・蔵にどやされるなぁ。」

オレンジ色の髪をした少年は、
眉間の皺が増え、眉が吊り上がっている
兄の顔が浮かべた。
任務、というのは大袈裟かもしれないが、
ミスをして帰れば容赦無く拳骨、もしくは踵落としが
清純の頭に決まるだろう。

「(まぁ、最高半殺し、か・・・な。)」

うーん、唸っている内に目的の
街についてしまった。
自分の召喚した愛獣の大猫は、
ここらでいいの?とでも云いたいのか、
小首を傾げている。
ふわふわで毛並みの良い橙色の毛を撫でながら、
清純は愛獣から降りる。

「ん、ありがとう。ちょっと待ってて。」

いい子いい子、と再度撫でると
ゴロゴロ、と喉を鳴らして地面に座る。
そうして清純は歩き始める。

がさがさ、と音を立てて、草木を掻き分ける。
暫く歩くと、目的の街が見えた。
しかし、違和感を感じた。

「(前来た時は、こんな物なかった・・・はず。)」

そう、街を囲む大きな壁、というより塀と云った方がいいのか。
清純の目の前には大きな扉がある。
木と鉄で出来た頑丈そうな扉。
周りの塀は、煉瓦で造られている。



こんなもの、何時造ったんだろうか。









パラレル002 

2005年08月18日(木) 17時18分
魔王の皇子が現れたのは、
ある活気のある都市だった。
いつもの様に市が開かれたり、
公園には子供がはしゃぎ、
笑顔の絶えない楽しそうな1日を
過ごそうとしていた。

そう、この日がこの都市の最後の姿になろうとは、
この都市の誰もが思いもしないだろう。

ザッ

この都市を一望できる崖の上。
そこに2人の少年がいた。

「おぉー。いっぱいいんのなー。
殺りがいあるー。よっしゃ、俺が殺ってくんわ。」
オレンジを手で遊ばせながら、ある少年は云う。

その笑みはヒトを殺すことに躊躇いのない笑み。

それを聞いた赤い髪の少年は、
噛んでいたガムを音を立てて割った。
「あぁ?ふざけんなよ、テメェ。俺が全部、殺・ん・の。」
容姿にそぐわない、低音の声。
明らかに不機嫌な声で、ブン太はリョーガを咎める。
リョーガはそれを受けて、更に笑った。
「おー、怖ッ。でも、大人しくしとけよ、ブン太くん。」

( 飄々と笑いながら、からかうところはあいつにそっくりでムカツク。 )

「キモイんだよ、テメェに君付けで呼ばれんの。」
眉間に皺を刻み、リョーガを睨みつける。
「きゃー、ブン太くんが怒ったー。」
「うぜぇ!」
遂にブン太は怒りが頂点に達し、
リョーガに蹴りを入れる。
「あ、あーあーあー」
叫びながら、落ちていくリョーガに、
「ばあか。」
ざまあみろ、と云う表情(かお)をして、
満足そうに云う。
そして、自ら崖から飛び降り、
自分の召喚獣の鷹に飛び乗る。
「自業自得だぜ?兄貴。」
してやったり、と満足そうにブン太は微笑む。
「うっわ、可愛くねー。昔は、もっと可愛かったのによー。
お前といい、リョーマといいよー。」
くすくす、と笑いながら、落ちたはずのリョーガも、
召喚獣の白虎に乗り、崖の上に戻っている。



パラレル設定 

2005年08月04日(木) 17時55分
魔王(父王様、皇子の一部がこう呼ぶ場合もある。)
・・・・・・魔国を支配する王。息子が16人いる。その正体は謎に包まれているが、
不老不死であることは確認されている。

皇子
・・・・・・魔王の息子達。魔王と同じく、不老不死。
詳しい能力はわかっていない。
だが、人間や反魔王軍の元に現れては、能力を使い、人々を消し去り、
そこに残る”血晶”を持ち去り、帰っていく。

(ジロー、跡部、リョーガ、リョーマ、忍足、赤也、佐伯、
白石、千石、千歳、手塚、金太郎、仁王、丸井、柳、幸村)




反魔王軍・・・魔王のやり方、国のあり方に不満を抱いている者達。

(不二、菊丸、大石、真田、南、橘、神尾、伊武、観月、赤澤、木更津兄弟)



反魔王軍の中には元魔族もいるため、皇子達は、憎しみを持ち、忌み嫌っている。

( 高尚な能力を持ちながら、下等な人間に 加担する )

許せる行為ではない。
それが例え、兄妹であろうと、両親であろうと、
親友であろうと、最愛の人であろうと。
だから、許せないのかもしれない。
それは、死罪だけでは済まされない、裏切り行為。
魔族一同から、蔑まれ、憎しみを背負い、死にゆく運命。
魔族から、永遠に抹消され、魔王直々にその不老不死の生命≪いのち≫を剥奪。
灰までもが失われるまで、焼かれ、 消え去る。

裏切られて、哀しみに刳れ空ける。
虚しく、その眸に映るものは、なにも残らない 白い床。

パラレル001 

2005年08月03日(水) 14時36分
「あーぁ、ホント、手応えのないやーつら。」
少年は不機嫌そうに顔を顰め、手についた血を
ペロリ、と赤い舌で舐めとる。
ふ、と顔が陰る。上を見上げると、龍を操る少年が
頭上にいた。

「終わったか?」
端整な顔立ちの少年は、この少年の兄に当たる。
「あんたも終わったの?景吾。」
「まぁな。ちゃんと、溜めたんだろうな?」
「モチロン。ちゃーんと、溜まってるでしょ。」
少年は小さな小瓶を取り出し、呪文を唱える。
「Solve.」
小瓶の中身が赤い、いや深紅の液体に変わる。
その小瓶を頭上の兄へと投げる。
「上々だな。」
パシィ、と受け取った兄は、
しげしげと小瓶の中身を眺め、
弟のリョーマへと投げ帰す。
「あーぁ、面倒・・・。」
「文句云うな、俺だってめんどくせぇんだよ。」
行くぜ、そう云って、景吾は、
龍を下に下ろし、弟を乗せる。

「捕まってろよ。」

景吾はリョーマにそう云って、
龍を操り、城へと、帰路についた。



さっそく、連載はじめちゃったよ・・・、
あ、キャラが兄弟って設定なので!皆兄弟です。
それでもいいよ!ってヒトだけ読んでください
第1話は跡部とリョーマでした!

パラレルファンタジー予告 

2005年08月03日(水) 12時07分
「あーぁ、面倒・・・。」
「文句云うな、俺だってめんどくせぇんだよ。」
「ふーん。」


「おぉー、いっぱいいんのな。よっしゃ、俺が行ってくんわ。」
「あぁ?ふざけんなよ、テメェ。俺が全部、殺・ん・の。」
「おー、怖ッ。でも、大人しくしとけよ、丸井くん。」
「キモいんだよ、テメェに苗字君付けで呼ばれんの。」
「きゃー、丸井クンが怒ったー。」
「うぜぇ!」


「何やっとるん。」
「あ、しらいし、くん・・・?」
「俺は片付けてこい、言うたよなぁ・・・。」
「あ、ははは・・・だってさ、」
「言い訳はいらん。下がっとき、俺が片付けるさかい。」
「はーい。」


「千歳、そっち終わった?」
「終わったとよ。ヒトの心配より自分は・・・。」
「心配せんでも。」
くすり、と笑う彼の唇は曲線を描き、綺麗に歪められていた。
「父王様の仰せのままに、もう綺麗さっぱり。」
「それでよか。雅治。」
また、定められたかのように、彼の唇は歪んだ。


庭球SS 

2005年08月02日(火) 20時43分
ここにSSを書いていきます。
たまに連載とかやるかも。
シリーズ物とか。
まぁ、ゆっくりゆったりのんびり(笑)
気が向いたときなど、更新します
色変えられるし、楽しい

ぼちぼちやってきまーす。
P R
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