手紙 

June 04 [Mon], 2007, 2:19
これは

あなたには決して届かない手紙

あなたをみつめ

あなたを想う時間は

きっと誰よりもながかったはずなのに

私はその想いを暖めすぎてしまった



私ではない別の誰かの隣で

幸せそうに微笑んでいるあなたに

この想いは熱すぎて

ずっと抱いておくにも熱すぎて

あなたにも誰にも知られず

ただ静かに暖められたこの気持ちを

解放するためだけに

ただ一言だけ

書き記そう

やがて、別の誰か出会える日まで




白い 

May 21 [Mon], 2007, 0:04
彼女の笑顔が大好きだった
そこから覗く白い歯が
まるで彼女を表しているようだった
白くて
眩しくて
決して届かないもののように

けれど
彼女は俺の元へ来てくれた
その白さは自分のものになると思ったのに
白に際立つ
自分の黒さ

降り積もった白い雪に
無邪気に足跡をつけていく子どものように
そうしてしまえば
自分のものだと主張できると
得意になって踏みならした
踏みつけて
傷つけて
汚してしまえば

それでも
俺を見つめる彼女の瞳に曇りはなく
どんなに汚しても
また白く包み込んでしまう
夢中になればなるほど
どうにもならない苦しさに耐えられなくなった
俺は彼女を手放した

彼女は今でも微笑んでいる
あんなに必死になったのに
彼女は今でも白いままだ

その笑顔に会った時
俺は気づいた

汚したかったんじゃなく

ただ、少しでいいから
俺の色に染めたかったのだと

それに気づいた時
俺の心に白い雫が一粒

落ちて
広がっていった



感じる事 

February 25 [Sun], 2007, 18:49
目があったものの
私はどんな顔をしていいのか分からなかった
あなたと彼女がほんの一言二言しか話さなかった
それは私の立っている場所からでも分かった
私から見えたのは
あなたの顔だけ
驚いて、とまどったあなたの顔
その後一人
くすぐったいような顔をしていた
それは
他の人からみたら分からなかったかもしれない
けれど
見慣れたあなたの嬉しそうな顔だった

私はどんな顔をしていたんだろう
あなたにはどんな顔にみえた

ふと顔をあげて
あなたは何を探していたの
あなたは視線の先に何をみようとしていたの

私をみつけたあなたの顔は
罪悪感でも気まずさでもなく
ただ、驚きでいっぱいだった
目を見開いて


私をみていた


二人が言葉を交わすのを見てしまった
あなたの表情を見てしまった
それに胸を締め付けられ
複雑な気持ちになり
傷ついた

なのに
あなたの視線をうけて
私は何かを感じていた

驚いた顔が照れたような笑顔に変わり
私に歩み寄ってくるあなた


私たちは
ここから新しく始まるのかもしれない

始まり 

February 23 [Fri], 2007, 18:18
「おはよう」

聞きなれたようでいて
懐かしい声がして
顔をあげた

そこには君がいて
君の瞳が
僕を覗き込んでいた
一瞬
懐かしい感覚が僕の中を吹き抜けていった

思いがけない事に
すぐには反応できず
うんだか、あぁだか
挨拶にならないような返事しかできなかった
それでも君は
ずっと前にそうしてくれたように
目を細めて微笑んでくれた

訳も分からず鼓動が早くうち
何拍もおいてから
初めて嬉しいような
こそばゆい感覚に襲われた
久しぶり真正面から受け止めた君の視線は
以前と変わらず、まっすぐ僕をみつめていた

落ち着いてから
分かってくること
初め、君の瞳が不安げにゆれていたこと
僕にむけた表情がぎこちなかったこと
君が、何気ない一言に
相当な勇気を要してたんだってことに気がつく
そして
ちゃんとした挨拶すらも返せなかった僕に
笑顔をむけてくれたことに
以前の君を思い出した
何気ない仕草のひとつひとつに
君らしさを感じた

そんなことを考えてふと顔をあげると

今度は彼女と目があった

そんなわけないのに
初めて彼女の顔をみたような気分がする

おそらく
離れたところで、今のやり取りをみていたんだろう
なんでもない
ただの挨拶だけれど
彼女がどう感じたのか
今まで彼女が、どんな気持ちでいたのか
初めて思いが及んだ

いつまでも
ずっとたたずんでいた僕に
君は君らしく
背中を叩いてくれた
挨拶をするっていう
簡単で
でも僕たちにとっては
簡単じゃない方法で

彼女に本当は向き合ってないことに
今更気づいて・・・




僕はここから

歩き始めよう


 

February 23 [Fri], 2007, 2:22
別れて
時間が経って
心の中で何度も
答えが返ってくるはずのない
問いをあなたに投げかけていた

綺麗なことばかりじゃなかった
綺麗な感情ばかりでもなかった
いっその事、嫌いになれればなんて
何回考えただろう
今、あなたが何を考えてるか
いくら悩んでも堂々巡りで
分からないことは今だって
山ほどある

けど・・・
時間が経ったからこそ
分かったこともある
辛い感情も
恨んだり、憎かったりすることも
誰かを好きでいるってだけで
優しくなれたことも
幸せな気持ちになれたことも

あなたに会えたから分かった

今は不自然なくらい話せない
避けてる私の態度が
あなたを不快にさせたり
傷つけたりしていることもあるかもしれないね
これから先も
あなたのことを全く意識しないで済むことはないんだって
最近わかってきた
でもきっといつか・・・
自然に挨拶ができるかな
できるといいな

今の私のそんな気持ちを伝えられる事は
この先もないんだろうけど

焦る気持ちでもなく
また
そういう人に出会えたら
きっと私は自然に恋をするだろう
その時は『元彼女』なんかじゃなく
自分が主役になれる恋を


もうそろそろお別れする時がきたから
そうすべき時がきたから


この恋に
さようなら



伝えたい事 

February 22 [Thu], 2007, 3:16
あなたはどれだけ理解してくれてるのだろうか
私がどれだけあなたの事が好きなのか
いつだって目で追ってしまって
それは片思いであった時も
付き合っている今も変わらない

あなたはどれだけ分かってくれてるんだろうか
私がそこまで何も見えてない女じゃないって事
彼女に対して挨拶もしないで
彼女を避けて行動していること
彼女がそばにくるだけで、動揺してる

彼女とは最初、それなりに話をした
私にはそれが辛かった
何にも気にしてないように話しかけてくるけれど
私だって彼の元カノを何にも意識できない程
ノー天気なわけじゃない
彼が彼女と二人で、長く話しをしていた時
私は冷静ではいられなかった
けれどそれを直接彼に訴えることもできなくて
私は彼女に普通に笑いかけることができなくなった

それが変わったのは
彼女が私たちの付き合いに気づいてから
あなたの態度も
彼女の態度も

あなたは彼女と話をしなくなった
挨拶もしなくなった
ぎこちなさそうにしているあなたを
私だって目にしていた

彼女は私と距離をとりはじめた

そうなってはじめて
私はその二人の不自然さに気づいたのだ

二人に何か秘密があるわけでも
彼が裏切っているわけでもない
二人に話してなんかほしくなかったのに
二人が挨拶もしない不自然さに・・・
逆に苦しめられる事になるなんて

彼女は気づいているんだろうか
私がなぜまた彼女に話しかけるようになったのか
彼女が距離を置き始めた今
彼女と接点を持とうとするのか

私は
気にしてなんかいない
彼女のことも
以前、あなたたちが付き合っていたという事実も

私は彼女と普通に話せる

・・・だから・・・
気づいて
彼女を見ないようにするんじゃなくて・・・


私をみて


停滞 

February 22 [Thu], 2007, 1:33
・・・君と会わない時間は落ち着いていられる
君に会わない時間が長ければ長いほど
君を思い出さずにすむ

彼女といる間
そして君に会わない間
君の事は全くと言って良いほど思い出さない
君に対する感情も
君との思い出もずっと昔の記憶の底だ
気にならないといえば嘘になる
でも、そんな程度ですむ

彼女の何が好きかと問われたら
きっと
自分を慕っていてくれるところだろう
一緒にいて、落ち着いていられて
楽しくてどうと言うこともない話をして
いつも笑っていてくれて
付き合うということが、こんなにも安心させてくれる
恋愛で落ち着いていられることが
幸せなんだと知った

君はまじめで堅っくるしくて
いつも何かに悩んでて
支えてあげたいと思った
なのに、肝心な君の気持ちに自信はもてなくて
君の暗い顔を晴らすのは、自分じゃない事にも気がついた
一緒にいることが・・・・・・・
苦痛になっていった
離れることがきっと二人にとって
最善の道なんだと思えた
君は今でも相変わらず
何かをいつも真剣に考えて
まじめで堅っくるしくて

でも
別れた時よりずっと・・・
笑顔が増えた

その笑顔は僕に向けられることはない

君と会うといつも思うんだ
今、彼女と一緒にいてよかったと
彼女は君がくれなかった安心と安らぎをくれる
今でも君は僕を動揺させるだけで
その厳しい瞳が僕を拒絶するだけで
安心とは程遠い

あの時
二人が前に進むには一緒にはいられないと思った
だから別れを選んだ

けれど
今でも君がそばにいるだけで動揺する僕は
前に進めているんだろうか

彼女と一緒にいることで
今、僕は
その問題に直面せずにすんでいる




 

February 16 [Fri], 2007, 16:07
あなたとまともに話さなくなって
どのくらいの時間が経っただろう
いつからか
そんなことも数えなくなった

些細なことから
イベントまで
あなたと一緒にいた季節が巡る度に
今はそばにいられない現実を目の当たりにして
あんなに苦しかったのに
あなたと過ごしていた時間さえ
思い出さなくなってきた

こうやって少しずつ
あなたから離れていくんだろうか
あなたと過ごした時間を忘れていくんだろうか

それは
私が進まなければいけない道なのに
望んでいたことなのに
現実がせまってきて
今、私は足踏みしている

あんなに私の人生に大事な人だったのに
大事な時間だったのに
その時が来てしまえばあっさりと
過去になってしまうなんて
自分の気持ちに終わりがきてしまうなんて
二人の間に何もなくなってしまうなんて

けれど

どんな状況にも
永遠がないのなら
私は前に進まなければいけない

この恋に
終止符を打とう

知らない事 

February 14 [Wed], 2007, 18:09
彼は優しくて
いつだって私を褒めてくれる
年上にしては少し幼いな、なんて思う事もあるけど
それだって愛しく思えてしまう
彼の事だったらなんだって話す事ができる
いいとこも、悪いとこも
大抵の事は分かる

たった一つ…
彼女との事を除いては

以前、彼女とどういう付き合いをしていたのか
どうして別れてしまったのか…
何とはなしに聞いてはいる
それでも実際のところ
彼と彼女がどういう付き合いをしていたのかなんて、私には知る術もない
今の彼女は私であって
あの人ではない

それでも私は知っている
未だに彼女の視線の先には彼がいる事を…
目で追っては時折切なそうな顔をする事を
そのくせ2人には一言の会話もない事を

そして、私は知っている
彼が未だに彼女に対して自然に振る舞えないでいる事を
彼女と少しでも接点があると、動揺している事を
そしてたった一言の挨拶さえも交わせないでいる事を

彼の胸に抱かれ
彼のそばにいる事を許されているのは私
彼の愛を今身近に感じているのも私

でも、私は知らない
彼女が本当は彼をどう思っているのかを
彼が本当は彼女をどう思っているのかを

私は知らない

後戻り 

February 09 [Fri], 2007, 10:37
前に進んだはずだった
君を忘れたはずだった
彼女の事が好きだし
大事だ
夢中で一生懸命になっている彼女が可愛くて仕方ない

それなのに…
どうして君に会ってしまうんだろう

僕を避ける君になんて声をかけていいか分からなくて
そのまま時間は過ぎてしまった
たった一度
たった一度だけ目が合って
たった一度だったから
そのたった一度が強烈に頭に焼き付いた

次に君に会うのはいつなんだろう
その時は君を気にしないでいられるだろうか
前に進んだはずの気持ちが動揺しないでいられるだろうか

ただ普通に君と話したいだけなのに
どうして君は分かってくれないんだろう
厳しい目をして僕を寄せ付けない

今君が何を考えてるのか分からなくて
また
立ち止まる…
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