カメラ片手に 映画 ウインストン・チャーチル

April 07 [Sat], 2018, 9:18
 ▼戦争の足音がジワジワと近づいているように思えます。昔なら兵士が行進する軍靴の足音がそう響いていたのでしょう。あの北の兵士たちの行進を見ていると100年前の姿にしか思えません。ミサイルだけが見世物で何も進歩していないのですね。軍事力でしか生き残れない自分たちのまやかし王朝を維持することしか頭にないのでしょう。「先軍政治」だとして将軍様を頂点にした国内政治は軍隊の増強を最優先させるというのですから国民が飢え死したり、国外に脱出するのは当たり前ではないですか。十分な食料もないで、よくもこんな事ができるもんです。大陸間弾道弾のミサイルだとか核弾頭の開発だとか、そんなものが食料になるはずがありません。他国へ隠れて輸出でもするのでしょうか。いずれは、こんな国は破綻するでしょう。独裁者が生き残れるはずがありません。前世紀の悪しき歴史(独裁君主制度)が現代に存在してることがまったく不思議でなりません。他国を武力で威圧させ、生き残ろうとしても必ず滅びます。先軍政治は奈落の底に崩壊寸前です。

 ロシア、中国、アメリカなど軍事大国の武力拡大競争はどこも「自国防衛」のためとして莫大な費用を出していますが、裏を返せば自国の利益(自国第一主義)を守るためにやりたい放題。中国の海洋進出がその例です。武力衝突も起こりかねません。ちょっとしたことから他国を攻撃することもあり得るということです。デマのプロパガンダで起こしたベトナム戦争、イラク戦争、シリア内戦、アフガン戦争、ウクライナ紛争、チベット支配などどれを見ても自国の利益を優先させるものでした。正義の戦争などありませんでした。米国の侵略から自国を守るために多くの犠牲を払って戦ったベトナム人民こそが唯一の正義の戦いでした。「アリが象を倒した」とまで言われる戦果をあげました。アメリカが敗北して逃げ出す様は無様でした。ベトナム人民が勝利に歓喜する陰にどれだけ多くの人が殺されたことやら、野蛮で非人道的な戦争でした。

 ▼アカデミー賞で二つの部門でオスカー賞を獲得した「ウインストン・チャーチル」を見ました。


メイクを担当した日本人が受賞
チャ-チルそっくりのメイクに感心しました。


 ヒトラー率いる大軍がヨーロッパ各国に進出し次々に支配下にします。フランスも降伏させられる状況で、連合軍のイギリスから派遣された30万の兵士もダンケルクで包囲され、逃げ道がありません。イギリスには助け出す策もありません。降伏したら、英国はヒトラーに支配されます。そのような苦難の時、国王は首相にチャーチルを任命します。彼には任せられる閣僚もなく、意見の異なる3人を閣内に招きます。どうやってもヒトラーに勝てる戦略がありません。イタリアに仲介を頼んで和平交渉をすべきだと進言する閣僚もいます。そうしたら、30万の兵士の命は助かっても、英国国民はヒトラーの支配下に置かれてしまいます。英国の誇りを捨てまいとするチャーチルは、ギリギリまで悩みます。ドイツ軍が包囲網を狭めています。もはや待てません。包囲された兵士を救い出すためにチャーチルは悩みます。大型の輸送船もありません。彼は決断します。国内の10人以上乗れるあらゆる船を動員して救出に向かわせるよう命じました。チャーチル艦隊です。

もうすぐフランスが占領され、次の目標ははイギリス本土です。チャーチルは国王に悩みを打ち明けます。国王がカナダへ亡命することも考えねばなりません。国王は彼に国民の率直な考えを聞くように忠告します。彼はひとりで今まで乗ったこともない地下鉄に乗って、車内の乗客に自分の悩みを話します。彼の目から涙が流れています。そして問いかけます。自国民の運命を考え、『私は怖い』とまで口にするチャーチルに乗客たちは最後まで戦うべきだと口々にし、小さな子までが『ネバー!』絶対に屈服するな!と叫びました。彼はその言葉で決断します。英国は「一伍長のペンキ屋(ヒトラーのこと)」になどに屈服しない、最後まで戦い抜くと議会で宣言し、国会の承認を得ます。映画はダンケルクでの救出作戦をテーマにしていますが、チャーチルの不屈の魂と悩みの葛藤を鮮明にしています。彼が人の命と自国の名誉のどちらも守ろうとしていたかがわかります。政治日本のペテン師まがいの政治とは大違いで、恥ずかしくなりました。政治家は国民と共にあるべきだと十分に説得させる映画でした。

日本のアホ首相は彼の足下にもおよびませんね。日本を世界の中心にするなんて、チャンチャラおかしくなります。





アホ政治の姿 昨夕の朝日から
さっさとやめさせないと日本が腐ってしまう。





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