元祖長浜屋物語−1
February 19 [Tue], 2008, 13:33
私の食の師匠であるKさんから本をお借りしました、ぬあんと!元祖長浜屋、榊原きよ子社長の一代記っす、こんな本があったとは!榊原さんは実は博多の人でなく、名古屋生まれ、戦争の空襲を命かながら逃れ、21歳で結婚、そこでご主人が知り合った台湾の方に「困ったときにこのラーメンの作り方を思い出してください」と、ラーメンの作り方を教わったんだそう。
その作り方は豚の頭も目も耳もついたまま煮込む手法で「日本人が見たら腰をぬかす」と、その台湾の人が言ったそう、長浜ラーメンのルーツは久留米ではなく台湾だったんすねえ。
ご主人はそのレシピをいったん紙に書き、すぐに破りすてたそうです、どうやら大切な事だから頭の中に記憶させたらしいです。
そして昭和27年のある日、ご主人の「博多に行くぞ」の一言で縁もゆかりもない福岡へ、子供たちを名古屋に残し、風呂敷ひとつ持って福岡にやってきました、榊原さんにとって九州はまるで外国に行く感覚だったそうです。
そこで当時8000円という大金で屋台を買い、博多駅前で商売を始めます、でも家はなく、厳しい屋台での寝泊まり生活、さらに初日は1杯も売れなかったそうです。
それでも「店のものには手をつけない」と決めていたので自分らはラーメンを食べず、乾燥して売り物にならなくなった折れた麺の端っこをゆがいて食べていたそうです。
そんな日が続き、ある日ご主人が「魚市場に移動しよう」と、長浜でなく当時博多区の大浜にあった市場に店を移動させます。
つづく。。
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