久しぶりの読書三昧 

2004年08月16日(月) 16時37分
家族が夏期休暇に入ったので、何となく勉強しづらい雰囲気。
ほぼ2日間まるっきり勉強せずに、ビデオ三昧、読書三昧。
ビデオは、24のセカンドシーズン。
スピード感は前作と同じ。
拷問シーンが多くてちょっとげんなりでしたが、24時間楽しみました。
じっくり見れば、アラもあるんだろうけど、細かいことは気にせずハラハラドキドキ。
今回は感動の大団円かと思ったら、終わりがこれですか?
サードシーズンはいつ出るんだろう。

本は、空中ブランコ(奥田英朗の直木賞受賞作)。
精神科の伊良部が少し引っ込んだ感じ。
前作のインパクトが強かったので、ちょっと物足りない。

重松清の疾走。
表紙が怖い(笑)
2人称で書かれているせいか、突き放したような淡々とした語り口。
この語り口がボディブローのように後々に効いてくる。
疾走という題名の通り、現実と孤独に飲み込まれそうになりながらも、懸命に他者を求める主人公。
孤立でもなく、孤独でもなく、孤高であろうとする少年。
「ひとり」であるということの重さをひしひしと感じる。
「ひとり」と「ひとり」の魂が呼び合ったとき、「孤独」ではなくなるか。
久しぶりに読み終わった後、余韻に浸った。

その他、The S.O.U.P(川端裕人)、
ねじれた絆〜赤ちゃん取り違え事件の17年(奥野修司)、
ねじまき鳥クロニクル(村上春樹)、
桶川ストーカー殺人事件(清水潔)
ねじまき鳥は3度目。
村上春樹の作品の中では一番好き。
ねじれた絆と桶川ストーカーはルポタージュ。
The S.O.U.P.は、石田衣良が解説を書いていたので、読んでみた。
サイバーテロの話。
現実の自分とネットの中の自分。
つい最近、ネットゲーム依存の怖さを知ったばかり。

私は、一冊の本だけを読むというのはまれ。
よっぽどおもしろくて、止められない時以外は、何冊か同時進行で、場所によって読む本が違う。
リビングに置いてある本、寝室で読む本、お風呂で読む本、出かけるときに持っていく本と常に3、4冊途中の本がある。
単に、鞄に入れっぱなしとか、寝室に置きっぱなしだからだけど(笑)
買い置きの本が無くなったので、そろそろ書店に行かないと。



イン・ザ・プール 

2004年08月03日(火) 12時48分
奥田英朗の直木賞受賞作の前作に当たるシリーズ第1弾。
トンデモ精神科医伊良部と精神のバランスを崩した患者の話。
一話毎に水泳依存症・持続勃起症・被害妄想・携帯中毒・強迫神経症と患者が変わる。
どれも、ちょっとしたきっかけでなりそうな病気ばかり。
患者は仕事の出来るサラリーマンだっり、美人でスタイルの良い女性だったり、将来を嘱望されるジャーナリストというように、一見「世間受け」のいい人達。
で、精神科医の伊良部はというと欲望の赴くままに行動する変人。
患者が来れば、「いらっしゃーい」と迎え、問診の態度も聞いてるのか聞いてないのか…
「それは治りませんね」などと言ってしまう。
その上、マザコンで注射フェチで色白で小太り。
限りなく患者の方がまともに見える。
患者は毒気に当てられて、「こいつよりはましか」と癒されたり、感情を殺すのを止めたりして、ありのままの自分を受け入れることの心地よさを憶えていく。

頑張りすぎて疲れている人にお勧め。
一般的な癒しとはちょっと違う。
肩肘張って緊張状態で立っているときに、「膝かっくん」されて力が抜ける感じ。

24 

2004年08月01日(日) 8時50分
やっと一巻が空いてて見ることが出来ました。
現在、午前7:00。

大統領予備選の当日の0:00〜24:00までの一日。
初の黒人大統領候補の暗殺計画を知ったテロ対策ユニット側とテロリスト側のエピソードを同時進行で描く。
めまぐるしく情勢が変わるのとあらゆるところに伏線が鏤められているので、気を抜けない。
チェスの好ゲームを見ているよう。
ワンシーン毎に「さぁどっち?」と選択を迫られる。
誰を信じるか誰を信じないか、判断をミスったらアウト。

アメリカ人って「こうあるべき正しい家族の姿」というのを大切にするね。
日本で云う世間体みたいなものかもしれない。
ただ、日本の世間体とは違って、見てくれだけ整っていればいいというのではなく、その理想に近づくためにそれぞれが模索する。
二組の実質壊れかけた家族が、モデルとしての理想ではなく自分達が考える真の家族にどう近づいていくのかも見所。

読書歴(大学〜) 

2004年08月01日(日) 7時37分
大学から結婚するまでが、量的には一番読んだ時期。
1日1冊のペース。
ノンフィクションを読み始めたのもこの頃。
マスコミ志望だったから。
佐木隆三・本田勝一・沢木耕太郎・猪瀬直樹など。
大熊一夫の精神病棟は怖い。

社会人になってからは、新刊で平積みされているものを片っ端から読んでた。
新刊があっても手にしないのは、西村京太郎と山村美沙くらい。
金に糸目はつけないぜ状態。
今はそういうわけにもいかず、専ら図書館。
読む作家の数が増えたのもこの時の乱読のおかげ。
表紙と題名で、合う作家合わない作家の判断もほぼ外れること無し。

新人の頃から好きだった作家が、直木賞を取るとホント嬉しい。
宮部みゆき、京極夏彦、桐野夏生、石田衣良、村上由佳、板東真砂子、乃南アサ、高村薫、山本文緒などはデビュー作から読んでいた作家。
でも、賞取った作品よりその2、3作前の作品の方が良かったと思うのは私だけ?
近いうちに取りそうな人、天童荒太、東野圭吾、姫野カオルコ、真保裕一、横山秀夫、中山可穂、明野照葉、柴田よしき。
芥川賞は受賞作を読んでもピンと来ないので、全く分からない。
綿矢りさの蹴りたい背中も??インストールも、それで?って感じ。
評論などを見ると絶賛されているけど、うーん…
芥川賞受賞作でおもしろかったのは、妊娠カレンダー。
ちょうど妊娠中だったからかも。


読書歴(中高生) 

2004年07月30日(金) 8時49分
中高時代は、バスケットと恋愛に夢中であまり読書の記憶がない。
漫画も殆ど読まなくなった。
SFと恋愛小説(お年頃ですから)くらい。
SFは眉村卓や星新一、筒井康隆。
洋物は全く読まなくなってしまった。
恋愛小説に関しては、読んでいたはずなのに全く思い出せない。
それなりに、読んだときはトキメキながら読んだはずなんだけどなぁ…

印象に残っているのは、「わたしは13歳〜なぜママになってはいけないの」と「俺の空」
どちらも、クラス中でこっそり廻し読みしてた。
私も友達に借りて読んだなぁ。
親に隠れて本を読むという経験もこれが初めて。
俺の空は、えっちシーンがあったりして、すんごいドキドキしてました(昔の中学生は幼いねぇ)
というか、殆どメインの筋を憶えてない(笑)
「私は…」の方は、ちょうど13歳だったので、外人はすげぇ…と感心していました。
その後、テレビドラマの金八先生の15歳で妊娠出産を見ても(この時もリアルで中三)、大人が騒ぐほど衝撃は受けてなかったですね。

この頃読んだ本で、好きというのではなかったけど、憶えているのは、ぼくは12歳と二十歳の原点。
どちらも作者は自殺していて、死の直前に書かれたもの。
生や死について考えたり、自分とは何かなどと考えたりしたのもこの頃。
1人でいるときは鬱々としているけど、友人や家族の前ではそういう面を見せない生活。
自分的にはしんどい時代でしたね。
学校生活自体は楽しかったけど、自分の内面を覗くと、プライドだけ高くて実質がそれに伴わなくて、それでも自分を諦められなくて…
若くしてあげると云われても、この頃にはもう戻りたくない(笑)

読書歴(小学生) 

2004年07月29日(木) 19時28分
低学年は、ひたすら図書室にあった明智君の世界。
ルパンより、二十面相を好んだのは、カタカナの名前が覚えられないから。
これは今もそう。
でも、ホームズは読んでたなぁ。

小学校4年生の時に、病気で3ヶ月ほど学校を欠席。
ひたすら本だけを読む生活でした。
中でも、クオレと車の色は空の色がお気に入りで、繰り返し読んだ覚えがある。
この頃に初めて児童書以外の本を読む。
高木彬光の人形はなぜ殺されるが初大人本。
市内の大きな病院に通院していたので、待ち時間に読むのに小さい本が欲しかったという理由。
で、それから、はまるはまる推理小説。
高木彬光から始まって、横溝正史、松本清張。
大人になった気分で嬉しくて、本棚に色別に並べて悦に入ってた(笑)
しばらくして、犬神家の一族や八墓村とかが映画やドラマになったが、もう読んでいたので、「ちょっと違う」とかえらそーな子供でした。

漫画も好きでしたね。
私は、月刊誌はなかよしで、週刊誌はフレンド。
仲良しは特に好きで、本屋に並ぶ日は、300円持って走って買いに行ってました(笑)
その頃は漫画もビニールにくるまれてなくて、立ち読み放題。
何日もかけてベルサイユのばらを立ち読みで全巻制覇。
しかも読みながら号泣(笑)
本屋のおばさんも呆れていたと思う。
高くて買えなかったの、ごめんなさい。

推理小説にも飽き始めた頃、はまったのは文豪シリーズ。
中学受験のための勉強をしていた(?)ので、作者と作品を結びつける問題とかがあったりして、興味を持ったのが最初。
夏目漱石・太宰治なんかを読んだのもこの頃。
こういう本なら、親が買ってくれるというのも理由の一つ。
あまりよくわかっていなかったと思うのだが、その頃の日記に「人間失格」を読んで衝撃を受けたことを切々と書いてある(笑)
日記に本のことを書いているのは、人間失格と(時期は違うけど)佐川君からの手紙くらい。


洋物は文豪物って殆ど読んでなくて、なぜか映画になった原作ばっかり読んでいた。
風と共に去りぬとか、その頃はやっていたB級パニック映画の原作とか。
スクワームだっけかな?
あと、お小遣いが無く、近所の本屋で一番薄くて安かったカフカの変身。
こんな理由で読まれるとはカフカも思っていなかっただろう(笑)


読書歴(〜入学前まで) 

2004年07月29日(木) 8時07分
字を読めるようになったのが早かったらしい。
3歳の頃には声に出して絵本を読んで、台所で聞いている母親にちゃんと意味が分かる程度には読んでいたそう。
ちょうどその頃、母は第2子(妹)の出産を控えて、外で私を遊ばせるのがおっくうだったためか、本を与えられるだけ与えていたよう。
私は私で、子供だから、「すごいね〜字が読めるんだね〜」などと大人に誉められて嬉しかったんだろうな。
親と子の利害が一致した結果、あっという間にすらすら読めるようになったらしい。
さすがにこの頃に読んでいた本は憶えていないが、多分絵本だったんだろう。

一番古い記憶は、4歳の頃読んだフランダースの犬。
児童名作全集みたいな本で、全部で24冊あったと思うが、装填も豪華で挿絵もきれい。
かなり高い物だっらしい。何しろ表紙が金(笑)
一括で買えるほど裕福ではなかったので、一ヶ月に一冊配本して貰っていた。
たいてい届いた日に読んでしまうのだが、途中で夕飯なんかになると、鉛筆で「つづく」と書き込んでいた。
しかも、「つ」の向きが必ず反対(笑)
読めても書くのは苦手だったのね。

で、その一冊目が、これ。
他にはマッチ売りの少女・オズの魔法使い・15少年漂流記・などなど。
洋物ばかりで和物は無かったと思う。
一番好きだったのは、雪の女王。
最後が、あぁ無情だった。
無情という言葉の意味が分からず、親に聞くと、辞書を渡された覚えがある(笑)
きっと親も説明が難しかったのね。

幻夜 東野圭吾 

2004年07月28日(水) 21時29分
帯に「白夜行」から4年半、とあったので、続きだっ!と思って購入。
残念ながら続きではありませんでした。
でも、白夜行の雰囲気が好きな人は、良い感じではまると思います。
私は白夜行の方が好きですが。

主人公の雅也と美冬が出会うのが、阪神大震災の現場。
雅也は自分の犯した罪と美冬に絡め取られていく。
推理小説なので詳しく書くことは出来ないが、女性であれば美冬のうさんくささに気付くはず。
やっぱり異性だと、外見に惑わされるんでしょうかね(笑)
隠されると知りたい、知れば知るほど身動きが取れなくなっても。
雅也にとって、美冬は全て。
美冬にとっては道具でしかないと知った後も。
墜ちていく快感を雅也は感じていたのだろうか?

それにしても、東野圭吾は直木賞取れないですね…
秘密も手紙も殺人の門も充分賞に値する作品だと思うが…
これもノミネートされていたのに、残念。

百器徒然袋 風 京極夏彦 

2004年07月28日(水) 19時52分
何よりも、榎木津礼二郎のわけのわからない言動が最高。
本編から派生したサブストーリー的位置づけではあるが、本編よりも読みやすい。
キャラクターも本編主人公の中禅寺秋彦よりも惹かれる人が多いのでは。

この人の暴れっぷりは神の領域。
神だから、下僕の名前なんて覚えなくても良い。
京極堂の陰々滅々とした講釈もいいが、論理のない(彼には見えるから仕方がない)彼のぶっ飛び加減が堪能できる本書は京極夏彦を読んだことない人にもお奨め。

ンなあほなとか思わず、どっぷりこの世界に入り込んで読むのが吉。

ハッピー波間信子 

2004年07月28日(水) 19時29分
盲導犬のお話。
盲導犬といえばラブラドール。
我が家にもラブラドールがいるが、盲導犬とは似ても似つかないオバカ犬(でも可愛い)
1話完結でお話は進んでいくが、毎回泣きます(笑)
この漫画の一番の魅力は主人公の盲導犬ハッピーの表情。
こんな顔、するするっていうのがいっぱい。
犬って本当に笑うし拗ねるし人間が落ち込んでいると心配そうにするし、意外と表情豊か。

主人公は事故で目が見えなくなるが、結婚もして子供も産んでハッピーや周りの人間に支えられて、人間的にも成長していく。
全編を通して貫かれているのは、命の大切さ。
盲導犬の啓蒙にもとても貢献していると思う。
安心して子供に勧められる漫画です(最近の少女(?)漫画にはとてもエグイものがあるから)

家族に犬がいる場合、これを読むと、「ちょっと遊んでやるか」という気持ちになります。
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