No.15【魅惑の新サービス】後編 奇跡的に出会えた理想の女性 

2012年09月08日(土) 19時33分
=あらすじ=
若い時はいかにも遊んでいました風の中年男銀次郎といままでモテた経験がほとんどないますみ。二人の出会いは一見偶然のようだが、それは運命だったのかもしれない。

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No.15【魅惑の新サービス】後編 奇跡的に出会えた理想の女性



「それって、私がポッチャリしてるから圧力を感じてるって事ですか?」
「もしかしてポッチャリしてる事を気にしてるんじゃないよね?」
「そりゃ気にしてますよ」
「北欧では魅力的な女性の約9割がポッチャリしてると言われてるとか、言われてないとか」
「でも、ここ日本ですけど」
「そう、ここは日本。だからこそ日本の中にいて世界的な魅力がある女性が必要なんだ」
「誰が必要としてるんですか?」
「世の殿方だよ。少なくとも俺は心の底からそう思ってる。俺は今ままで一度だって痩せている女性に魅力を感じた事はないよ」
「デブ専なんですか?」
「今日奇跡的に俺の理想の女性、ますみちゃんに出会えた運命を神様に感謝してる」
「えっ?どういうこと?」
「瞳は丸くて黒くて超綺麗で引き込まれるような輝きがあり、抜群のファッションセンスを上回る魅力を身体全体からさりげなく放っている。しかも痩せすぎてなく声のトーンも女らしい。まさに理想の女性ってことだよ」
「でも、結局男性が女性を評価するのは外見ってことでしょ」
「それは違う!どんだけ世界一美味しそうな肉マンがあったとしても、もしそこに肉が入ってなかったらただのマンだ。それじゃまるで意味がない」
「ん?意味がよく解らないんですけど」
「要するに、きみは外見を上回る魅力的な内面を持った女性ってことだよ」
「今日初めてお会いしたんだけど、私の内面のどこが魅力あるんですか?」
「愛しさと」
「と?」
「切なさと」
「ん?」
「心強さと」
「それ誰かの歌みたいになってません?」
「つまり言葉で言い表せないくらいに君のハートは魅力的なんだ。もし、許されるなら」
「許されるなら?」
「今すぐ君と付き合いたい」
「ほ、ほんとですかっ?」
ますみは生まれて初めて男性から告白された。
その時、タイマーのベルが鳴った。
「すいませんお客様、残念ながら時間となってしまいました」
猫田は急に口調を変えた
「ありがとうございました。人に褒められるってこんなに嬉しい気持ちになるんですね」
ますみは今日この店にきて本当に良かったと思った。
「本日体験いただいた褒められコースの他にも慰めコースと叱られコースもあります。あとちょっと高くなっちゃうんですけど本格的口説かれコースもあるんでまた是非ご来店ください!」

おわり
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どうも〜、シナリオライターに憧れる男の妄想記です。
妄想ですので、適当に読んでみてくれたらこれ、幸い。
何の役にもたたない話の連続です♪