平々凡々 

February 08 [Wed], 2006, 22:51
取り分け嫌なことも嬉しいこともなくまた一日が過ぎてゆく。無意味なことなどないと誰かは言ったが僕は僕のこのつまらない生活を無意味だと思う。僕の目の色は死んでいる。ああたとえば今が十六世紀で僕がヨーロッパ人だったのならば、僕はきっと気の合う人間たちと大海原へ飛び出すのに。
望むものもわからずに時の間を漂っている。押しつけられた善悪の価値観をまごつきながらも自分のものとした結果がこれだ。笑える。大人に反発しようとして取り込まれた。意志が弱いのか、それとも面倒くさがりなのか。僕は馬鹿ではなかったので生きやすい方向へと流れていった。初めは付け焼き刃な優等生、じゃあ今は? 演じているという程大層なものではないけれど。僕は僕の皮を被る。

世の中なんて嘘ばかりだと 

February 05 [Sun], 2006, 13:25
そういう自虐的でナルシスティックな思想なんか破り捨ててしまいたいがそうもいかない。捨てるにはその思考は僕の表面に染みつきすぎてしまった。僕の上辺だけの皮。それを大事にしているうちに、ほんとうの僕はどこかに逃げた。

つまりはこれはそういうお話。

名木沢渚。ナギサワナギサ。ふざけた名前を僕につけよう。踊ってやるよと不敵に笑うほど僕はやる気を持っておらず、かといって無下に従うほど低いプライドを持ち合わせてはいなかった。送りつけられてくる挑戦状、それに書かれた無理難題。僕はそれを読んでは捨てる。できるかもしれないと沸いてくるその一瞬の淡い期待を、僕はすぐに鼻で笑って、捨てる。

嘘を連ねるのは好きだった。だから、そうしようと思う。
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