ホロスコープとペルソナ、トラウマについて。 

January 16 [Mon], 2017, 10:54
いやぁ〜おもしろいですね!ホロスコープ。すっかりはまってしまいました。

友人から頂いたレポートをただ読むだけでは満足できなくて、一つ一つの意味を理解するためにネットサーフィンをしたり、本を読んだり。。そこで「カルミネート」というものを知りました。

【カルミネート天体とは】
MC(天頂)の一番近くにある天体。ハウスは問わず(多くは9、10ハウス)、MCに近いほど影響力を発揮する。
カルミネート天体はホロスコープ全体を支配し、そのホロスコープの天体すべてにカルミネート天体のエッセンスが加わるようなイメージで、その人の性質や価値観に多大な影響を及ぼす。

私のカルミネート天体は・・・10ハウスにあるケイローン!
【ケイローン(キロン、カイロン)とは】
ギリシャ神話におけるケンタウルス族の一人、ケイロンからその名を与えられた(小)惑星カイロンは1977年に発見された。そのテーマは、流浪の者、異端者、(社会の)のけ者、孤独を好む者などがあり、「傷ついた癒し手(ウーンデッド・ヒーラー)」と呼ばれる。半人半馬のケイロンの姿が持つ、根本的な矛盾や対立は、現代社会が抱える病理と一致する。

カイロンが、アングル(1,4,7,10ハウス)にある場合や、アスペクトがたくさんある場合、太陽、月、アセンダントのルーラー(支配星)にアスペクトしている場合は、カイロンが人生に深く関わっている。このカイロンがある場所は、トラウマを解消できていなかったり、 意識化が済んでいなかったりすると、 その人にとって一番触れられたくない部分である場合が多い。

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先回のブログ「汝の父と母を救え・・・・ただし条件付きで」で、10ハウスと4ハウスに惑星があるとなんだかヤバそう・・・特に10ハウスは母親との関係が表現されてるというし・・・と思っていたところ、私のホロスコープには10ハウスにケイローンがあることを発見。しかもMCにぴったり寄り添って。

【MCとは】
心理研究家のリズ・グリーンによれば、子どもに最も影響を与えている母親のある側面を示す。MCに位置する星座は、本人が母親からどう見られたいか、あるいはどのように本人が母親を見ているかを暗示。伝統的な占星術では、MCは天職、経歴、社会での地位を暗示する。社会や環境と穏やかに関わり合うためにかぶる仮面(ペルソナ)は一つではないが、MCはその人が職業人としてとる態度をよく表現する。

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レポートには私の特徴として、
MCのそばにカイロンがあり、4H天王星6H金星とTスクエア
サイコセラピストや占星学者に多い配置で、人の痛みを和らげ、癒す仮面を選ぼうとします。母親のイメージとしては、何か傷を負った存在。それが外に投影されると、世界=母を癒すことが、一つの目標となるでしょう。秘かにあなたはモデルとしていた親の二の舞になることを恐れているのです。あるいは横暴で権威的な親に深く傷つき、内なる怒りを持ち続けたかもしれません。しかし、おごり高ぶるのではなく、幼いころの傷を意識化して受け入れることができ、自分は自分という健全な自己評価があれば、あなたはほかの傷ついた人に対して、第二の母になれるほどの優しさを発揮できるはずです。
・・・とあります。

家庭やその人にとっての居場所を表す4Hに変革の星・天王星と、死と再生の星・冥王星があること、トラウマを象徴するというケイローンと6ハウスの金星(愛情表現に関わる)がスクエア(ハードアスペクト)、そもそも太陽と月がスクエア!なんだか知れば知るほど、幼少期に両親が不和で家庭が崩壊し、安心できる居場所がなかったということを象徴する悲惨なホロスコープを持つ私。。ハードアスペクトが多いということは、本人の中に矛盾や葛藤が多いということでもあります。だからさまざまなペルソナを身に着けて、恐ろしい本心を隠そうとしたのですね。

私は私の人生しか体験していないので、なんでも自分を基準にして考えますから、皆がこんなものだろう・・・と、どこかで思っていました。ですが、こんなにハードな葛藤や矛盾は、一般的ではないのかもしれません。たしかに、幼少期から、周りはみんな幸せそうに楽しそうにしているのに、どうして自分だけそうではないのだろう。なぜ、好き好んで、辛い方辛い方へ行きたがり、自分を苦しめてばかりいるんだろうと悩んできました。

だから切実に救いを求めて、占いや、宗教にどっぷりはまったのです。レイキなどのヒーリングに出会ったのも、自分を癒したい一心でした。
先日ある場所で、以前お世話になったセラピストの大先輩にお逢いしたのですが、母が認知症になって、こんな時のためにヒーリングを習ったはずなのに、母に手を触れたくないのですとこぼしたら、「力を奪われるように思うのでしょう」と言われて、おおいに腑に落ちました。そうです。母といると、幼い子どもに戻って、力を奪われていたことを思い出し、無力感に満ちてしまうのです。

認知症でも、暴言を吐く人、暴力を振るう人などいるそうですから、うちの母はまだ扱いやすい方だと思います。認知症の人にはちゃんとそうなる理由があり、暴言を吐く人は、言いたいことが言えずにずっと気持ちを押し込めて我慢してきた人。暴力を振るう人は、正当な力を発揮する機会を奪われ続けた結果、内なるパワーが出口を求めて暴れている人ではないかと思います。そうすると、いろんなことを忘れてしまっただけの母は、ただ思い出したくないことが多すぎる人生だったのでしょう。そう思うに至り、つくづく「お母さんは、本当に忘れたかったんだね。。」と思いました。記憶しておきたくないほど嫌なことばかりの人生を過ごしてきただなんて。。

以前私自身の本質をタロットカードでリーディングしてみたとき、潜在意識の場所に現れたカード「カップの3」と「スウォードの7」が、それぞれ父と母を象徴していると感じました。
自分の本質をリーディングする。
「スウォードの7」=空しさ・・・母の無力感をよく表していると思います。そしてこのカードが、9枚中の9枚目、すなわち私の心の最奥に現れたということにも、深い意味を感じます。

さて、私のケイローンは水瓶座25度。サビアンシンボルは「右の羽がより完全に形成されている蝶」です。

蝶は魂の象徴。右側とは、おもに理性的で、頭脳的な面をあらわしている。すなわち魂とか心とか、とらえどころのない領分を、はっきりと理知的に構造化して、意識的に取り扱うことのできる度数だ。個人的に満たされない寂しい感情からはじまり、その気持ちを克服することを主題とした21度からの5つの度数は、ここでその目的をはたし、心や感情は、完全に新しい組織化を達成したことになる。この度数の所有者は、意思の願うまま、自分の感情を制御することができるのだが、それは人格の本能的な側面、すなわち、左の羽根を犠牲にしたところでなりたっているために、人から人格者だといわれる可能性はとても高いが、豊かな感情をもっているとは言いにくくなる。やはり教育者や、指導的な仕事の人に多い度数だ。⇒理性的な人格。感情を制御することのできる人。

「癒し手」ケイローンとしての最善の姿は、きっとこの「感情を制御することのできる人」でしょう。

それは今まさに(遅々として進まないように思えますが)取り組んでいる、理性による感情のコントロールです。
――山羊座は人間の意志の力のお手本として輝くために、自分の環境そして自分自身を支配することを学ばなければならない。――太陽星座もこういっています。

ホロスコープを理解することで、人生の青写真通りに生きてきた私は、ほかの誰かに押し付けられたのではなく、自分でこの人生を選んできたということがわかります。傷ついたことや、トラウマとなる出来事をなかったことにせず、そのトラウマゆえに身に着けてきたペルソナを一つ一つきちんと認識して、感謝して外していけたらと思います。

付け加えれば、私の月のサビアンシンボルも「蝶」に関係しています。
天秤座1度「突きとおす針により完璧にされた蝶」
模範的な存在として自分を人前に打ち出す人。完璧主義だが価値観が借り物的で、人目を恐れる面も。人工的な印象。犠牲心が強い。「人のこと気にして自分をつくるけど、それでいいのかわからない」という感じでしょう。
・・・だって〜あははっぴったり


汝の父と母を救え・・・・ただし条件付きで 

January 15 [Sun], 2017, 15:08
汝の父と母を救え・・・・ただし条件付きで――「占星学」〜リズ・グリーン より引用

 人間に絶えずつきまとうすべての亡霊のなかでも、両親の精神(スピリット)ほど大きな重要性をもつものはない。父と母が内的要因となる時、彼らはもはや個人の上に投影される子ども時代のファンタジーではなく、心の一部になって進歩をさまたげるものとなる。(C・G・ユングとF・ヴィクスの対話より)

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両親との関係の経験は普遍的で元型的であるがゆえに、何らかの形でホロスコープ上に現れてくると考えられる。個人は単にその人自身であるのではなく、その家系という樹に咲く花であり、両親はまさしく、チャートの一つのパターンをなすのである。

チャートが表わすのは、いかに個人がその父母を経験するのか、そしてまたどのような感情的、知的、身体的、ないし霊的な価値観を両親にみるか、なのである。それはまた、この完全に主観的な観点からみられる親子関係が、本人の個人的な内的な傾向と調和して発展させるか、あるいは衝突するかを表わす。

現実の両親との関係の背後には、象徴的な意味での両親との関係がある。
母とは、その意味で大地であり、物質であり、感情であり、死と生のサイクルであり、またすべてを生み出すものであると同時にすべての破壊者であり、肉体と大地そのものの本能的な生である。
父は天であり、かつ霊性(スピリット)であり、火であり、意志であり、また意味、目的、目的指向的な発達、秩序、構造、法である。

子どもは単に受動的な両親の心理の受け皿ではない。たしかに子どもは、子ども時代に彼をとりまく無意識的な力に大きく影響されるが、しかしその一方、子どもは子ども自身でそれに何かを付け加えるのである。そのために、どんな親にも道徳的な批判を加えることはできない。

さまざまな悲惨なことが、愛という名のもとに引き起こされもする。しかし、両親がどのような心的傾向の持ち主だったとしても、子どもの内にある何かが両親の心的傾向と出会い、いわば、それを受け入れ、また吸収する。

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まず印象深いのは、個人的な実の母親が一見きわめて重要に見えることである。
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病因となる、あるいはトラウマを与えるような母親の影響は次の二つのグループに分けなければならない。
@実際に存在している、母親の性格特性、ないし態度からくるもの
A母親が持っているように見えて、実は子供が空想的(すなわち元型的)な投影をなしているもの
である。(C・G・ユング)

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出生ホロスコープには、個人の両親のイメージについていくばくかの理解の鍵となるような重要なエリアが二つある。
その1つは、チャートの縦軸にあたるもので、ホロスコープの南点、頂点、つまり天頂(ミッドヘブン)ないしMCと呼ばれるもので、もう一方は底、ないし北点にあたるICである。我々が過去から伝承してきた象徴学の豊かなつづれ織りの中では、北はしばしば精神の場、再誕生の点、神々の住まいとされてきた。一方、南は心(ハート)の場であり、大地と物質の場である。ホロスコープの南北の点は、もっとも深い神秘と関連している。つまり人間が生まれでて、無意識の生活を引き出す根源であり、かつまた人間が属する世界の中で果たすように招命されている使命と関連しているのである。

ホロスコープの縦の軸に加えて、心の内の女性的なるものと男性的なるものの象徴である月と太陽を検討しなければならない。この二つも父親と母親に関連している。この二つは、個人の生命の木の根と花に関係しているばかりではない。それらは、もっとも基本的な男性と女性の本質なのである。

MCとICから始まるホロスコープのハウスは、それぞれ第10ハウスと第4ハウスである。第10ハウスは職業、経歴、社会での地位を表わすとされており、第4ハウスは家族と家庭内での態度を示すという。さらにこの二つのハウスは、両親との関係にもかかわりがある。ホロスコープの子午線である軸と、太陽と月の極性(ポラリティ)は、両親に対する経験の、二つの異なった面を示しているようである。ハウスが自身の位置している物質的現実[環境]を示すのに対して、惑星は心の内のエネルギーの流れ、方向を示す。つまり二つの「両親の」アングル[ICとMC]は、自身の母親、父親との関係性を示すのに対して、太陽と月は、個人の、元型的な両親の内的な経験を反映していると言える。

普通、子どもにもっとも強力に影響を与えるのは、親の無意識なのだ。
両親はお互いに影響し合い、また両者ともが子どもの内における対立物のバランスに影響しているのであるから、人は両親という一対を分離することはできないのである。

父親との関係は、チャートの天底(IC)によって、また第4ハウスに入るすべての惑星によってもっとも鮮明に示されているように思われる。また母親との関係は、天頂(MC)と第10ハウスの惑星すべてによって最も鮮明に表現されているように思われる。

一般的にいって、MCの星座はある人と母親との関係を先天的に支配しているような、特定の要因を示唆している。それはしばしば、実際の母親の太陽の星座、アセンダント、月の星座、ないしは母親のチャートの中で主要な惑星によって示されている強い影響と一致している。MCの星座は、子どもに最も強い影響を与えている母親のある側面を示している。子どもの中にある、ある部分が特に母親の性質のその部分に対して敏感であることを示しているというわけである。

MCとその反対側の点であるICは、我々の遺伝的なものの象徴的反映であるといえそうだ。というのは、その二つは、緊密な家族の構成員の間ではしばしば一致するからである。まるでそれは、その人が意識的個人として、遺伝的な限界をもって存在として受肉する際に、MC―IC軸(子午線)とASD(アセンダント)―DES(ディセンダント)軸(地平線)によって形成される十字架によって個人の心が物質の中にはりつけにされるかのようである。どのような内容がチャートの中にあったとしても、彼はこの十字架に固定されて、それが与えるユニークで特定の流儀で、チャートの内容を表出するのである。

天頂に位置する星座は、また本人が母親にどのように見られたいか、あるいは、どのように本人が母親を見ているかを示している。MCの星座は、しばしば母親から学ばれる教訓を示す。それは本人が創造的な人生を生きる上で、最終的には意識の中に統合すべき試練となる。

第4ハウス、あるいは第10ハウスに惑星があれば両親との関係にまず注目しなければならない。むろん、それは常に否定的なものとは限らない。そのような絆は、本人をより深い自己理解にもっていくものだ。しかし、ここで考えなければならないのは、心の一部が親と強く結びついており、本人の心の中の大切な点を回復するためには、人間関係の深い面を意識しなければならないことである。

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個人の、両親に対する個人としての関係がいかなるものであれ、偉大な元型がその内には付き従っており、それが我々の内的存在の根源・構造をなしているのだ。元型的「両親」を再発見するために、ぬかるみ、幻想、感傷、罪の意識、恨みなどを解きほぐすことは価値あることである。我々は永遠にその元型の手の内にあるのだから。

そして、もしそのことに気づくなら、ついには人間である両親の明るい面と暗い面を認められるようになるばかりではなく、よくやってしまうように、単なる社交辞令として愛するのではなく、真の人間的な愛に値する、(あるいは値しない)人間だとみることができよう。
結局そのような可能性を、個人的な両親そのもののうちにではなく、彼らを通して元型的「母」「父」の内に見出すことこそ、我々の責任なのだ。そのようにして、我々は両親を誉むことができるのである。



「占星学」〜リズ・グリーン 

January 14 [Sat], 2017, 14:20
年明け早々、占星術を独学で研究している友人から、数年越しで完成した私のホロスコープについての30枚近いレポートが届きました。読むほどに私の人となりが浮かび上がってきて、とても簡単に読み進められるようなものではありません。「惑星は傾向を与えても、人生を決めるものではない」とのことです。たしかに、バースチャートは人生の青写真のようなものですが、要は使い方だと思います。自分を幸せにするための指針として、おおいに参考にさせて頂きます。本当にありがとうございます。



別な友人は、「心理占星術」を学び始めたそうです。んまぁ!なんと興味深い!さっそく図書館でお借りしたのがこれです。以下は表紙に書かれている文章です。いわゆる星占いとは一線を画すものであるとわかります。

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太陽はすべての人の心の中にある自分を表現し、潜在的に持っているものになろうとする衝動を表わしている。月は対照的に、無意識や過去に向かう衝動、自己意識に必要な戦いを避け、生命の大きな流れの一部となることへの衝動を象徴する。伝達者としての水星は、自己と自我、自我と環境を結ぶ橋の象徴である。なぜ、何のために他人が自分の人生に関わってくるのか?人間関係によってたえずもたらされる問題は統合を必要とし、生きることを求めて自分自身の心から湧き上がってくるもののように思われる・・・・・・・

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太陽と月(「潜在的可能性を示す惑星地図」より)p66

その人独自の個別性という経路を通って、太陽星座(サンサイン)の象徴の意味を意識化することで、自己の神秘的な本質が刻まれるようにするのは、各人の課題である。

牡羊座に太陽があるからといって、その人が強情で衝動的であるとは限らない。しかしそれは彼が完全となるために生命力に対する感覚を養い、外界に自分を主張する手腕や、自ら変化を起こし、挑戦に応じる能力を磨くことが必要であることを暗示している。

単純化しすぎるという危険を覚悟していうと、同様に、牡牛座も現実的世界と関係を持つこと、そしてその中に永続する価値観を築くことを学ばなければならない。
双子座は、彼を取り巻く世界について、より深く学ぶことができるように知的な識別力を成長させるよう努めなくてはならない。
蟹座は愛するものの意識の芽を育てることができるように、他者への感情の流れを開くことを学ばなければならない。
獅子座は創造的な努力を通じて、真の創造者であり、それに対して忠誠を尽くさねばならない自らの中にあるセンター(中心)の存在に気づかなければならない。
乙女座は奉仕する器としての自分を管制・洗練させ、人生において根本的なもの、または未分化なものすべてを変換させる役割を果たすことを学ばなければならない。
天秤座は、自分の性格の中で対立するものに、いかにして気づき調和させていくかを学ぶことで、他者と関わりが持てるようにならなければいけない。
蠍座は自分の中の暗い部分を愛し統合させることで、周囲の暗い部分をも癒せるようにしなければならない。
射手座は、すべての人間の願望の中に潜む一貫性を理解することを学ぶことで、人生経験の意義を他者に教えられるようにならなければならない。
山羊座は人間の意志の力のお手本として輝くために、自分の環境そして自分自身を支配することを学ばなければならない。
水瓶座は自分もその一部である集団のライフ(生活)に気づくことで、集合的意識の成長に一役買えるようにならなければならない。
そして魚座はより大きな生命への贈物として自らを捧げることを学び、失われたものを救うという業をなし遂げるようにならなくてはいけない。

サンサインは一連の行動パターンのように個人的なものではなく、人を何者かにするようなものでもない。それは達成されなければならないものの象徴である。そしておそらくそれを達成するのは並大抵のことではないだろう。

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山羊座は人間の意志の力のお手本として輝くために、自分の環境そして自分自身を支配することを学ばなければならない。――たしかにサターン・リターン(土星回帰)後、すなわち30歳ころから私が目指したのはこういうことでした。とても納得!

太陽星座は山羊座で、月星座が天秤座の私。
本能的に安心できるのは天秤座的な、他者と調和した我です。周囲が良しとしてくれる自分でいるときに安らぎを感じ、くつろぐことができます。ですが、他人の影響を受けやすく優柔不断で、依頼心の強い面が強調されると、サンサインが黙っていません。本来の理想に進むべく、自分を叱咤激励します。試練の星と言われる土星が、太陽と同じ山羊座ということからも、自分にも他人にも厳しく真面目な努力家ということがうかがえます。

非常に奥の深い占星学。自分のホロスコープについてもまだまだほんのさわりしか理解できませんが、興味はつきません。


チベット人には、かなわない〜「ラサへの歩き方」にみる平常心 

December 11 [Sun], 2016, 22:24
日本人なら、私をふくめ誰もが手にしたいと願うであろう“平常心”・・・何があっても動じない心。慌てない、緊張しない、威張らない、落ち着き払った柔和な態度。・・・五体投地をしながら聖地ラサをめざすチベットの村人たちの姿は、そんな平常心そのものでした。

ラサへの歩き方〜祈りの2400km


ずっと観たかった映画です。五体投地という、仏教でもっとも丁寧な礼拝法――合掌、両手・両膝・額を地面に付け、うつぶせになった後に立ち上がるという動作を繰り返す――他者のために祈りながら、故郷の村から聖地ラサ、カイラス山までの2400kmもの道程を、ひたすら進むチベットの人たち。それほどの信仰は、いかに育まれたのだろうかと。



チャン・ヤン監督は、長年のチベット文化への憧れから、20年以上この企画を温めていたそうです。そして実際に、チベットのカム地方の村で、監督自身が頭の中で思い描いていた、まさにその人物たちと出会い、感動的なロードムービーが完成したというわけです。村人たちは、“自分自身”を演じているということです。




昨年、「ルンタ」や「ダライ・ラマ14世」を観ていた私にとって、あまりにも平和な風景に、今もチベットの人々は、こんなふうにラサへ巡礼の旅が許されているのかしら?それなら本当に良いけれど、と思わずにはいられませんでした。五体投地で黙々と進む村人たちのすぐ脇を、大型トラックが何台も、轟音をたてながら通り過ぎていきます。一行の旅の荷を積んだ荷車を引くトラクターには中国語の文字があり、巡礼に出かけるための買い物では「元」が使われるなど、あらためてチベットが独立国ではないという事実が胸にせまります。



巡礼の旅は、淡々と続いていきます。旅の途中で、妊婦が産気づき、新しい生命が誕生しますが、出産後ほどなくして何事もなかったように巡礼に戻ります。荷台に乗せられた赤ん坊が泣けばお乳を与えながら。落石で怪我をする者がいればしばし休み、途中の村々でお茶の誘いがあれば受け、宿を提供してもらえばお礼に畑仕事を手伝い、道路が川のようになっていれば上着を脱いで、日常のように村人たちは五体投地を繰り返します。トラクターに前方不注意の車がぶつかり、車軸が折れてつかいものにならなくなれば、荷車を自分たちの手で引いていくと決めて、旅は続けられるのです。



彼らには、アクシデントという観念がないように思えます。もうこれで旅を続けることは困難なのではないか、と言い出す者は誰もいません。「こうしよう」というリーダーの言葉に従い、「そうしよう」と口をそろえます。反対意見は出ません。夜になるとテントをはり、かまどに火をくべ、共に食事をし、祈ります。あるとき一人の村人が、「自分の家は祖父や父も善人で、悪いことは何もしていないのに、運が悪い」と嘆くと、「そういうこともある。大切なのは、他者のために祈ることだ」と淡々とリーダーは語ります。



この映画のもう一つの主役は、チベットの雄大な自然だと思います。日本の里山を見慣れた私は、黒くみえるほどの青い空、急峻な山々と深い渓谷が織りなす威容に、言葉を失います。先の見えないような猛吹雪の中でも、万年雪の残る岩だらけの山道でも、村人たちは五体投地で進むのですが。時には、春のような陽射しをあびながら緑の草原を進み、熱くなれば、川辺で身体を清めたり、髪をすいたり、踊ったりしながら。

世界で最も標高の高い国であるチベットの、過酷な自然の中で生きる人々は、互いに助け合わなければ生きていけないことを知っています。持てる者が持たない者に分け与えるのは、自然なことです。率先して分かち合おうとします。年長者を敬い、尊重します。生と死は日常で、死は悼みますが、忌み嫌うことはしません。

彼らが歌う歌・・・「同じ兄弟でも、それぞれ持って生まれた福は違う。福のあるものは僧侶になり、福のないものは旅に出る」・・・人にはそれぞれ持って生まれた“分”というものがある。分をわきまえるという美徳を、かつては日本人も持っていました。・・・・私たちが、物質的に豊かになると共に失ってしまったものが、チベットには当たり前にあるのです。ああ、もう本当に、チベット人にはかなわない!


映画「ラサへの歩き方」:公式サイト



自分を表現すること。 

September 16 [Fri], 2016, 9:02
久しぶりに観音力カードを引いていただく機会がありました。



年齢も、立場も違うお二人が、それぞれ引いてくださったカードが、良く似ていました。

まず背景が、どちらも柔らかいターコイズブルー。私も大好きな色です。
のどのチャクラ、自己表現に関係する色だったと思います。
この色が背景として使われているカードは、36枚中この2枚だけでした。

横笛を奏でている天女のカードには、「天奏楽 笛」
耳に手を触れている観音さまのカードには、「愛語」というタイトルがつけられています。

あなたに心地よい、あなたが心から奏でたい(話したい)と思う調べ(言葉)を奏でたら(話したら)、
それを心地よく感じ、それを聴きたいと思う人々が、自ずと集まってくるでしょう。

そんなふうに解釈しました。

お二人とも、今置かれた環境で言いたいことが言えず、ぐっと我慢することが多いそうです。
言いたいことを言ったら嫌われる。誰も私の相手をしてくれなくなるかもしれない。
私もそう思っていました。

でも、こんな私は嫌われてしまうかもしれない、と思い込んで隠してきた、
もう一人のあなたの方が、きっと魅力的。
そこにはうそがないから。

どんな自分でも、そうなった理由があるのだから、勇気を出してみつめてみよう。
思いがけない率直さや真摯さや、可愛さ、力強さがみつかるかもしれません。


メモ★★ 

July 04 [Mon], 2016, 9:53
なんなの〜?この鎧!   (画像と文章は関係なし)

ゆうべ夫に、実家の介護について思い悩んでいることを話し始めたら、珍しくテレビを消して聞いてくれた。そしてどこも一緒だね、高齢者は。高齢者の介護環境は。・・・というようなことを言って、実の両親だけではなく、夫の母のお世話もほぼ私が担っていることについて感謝してくれ、よろしくお願いしますと頭を下げてくれた。←こんなこと、かつてないことなのに、その時の私の反応は「お礼を言ってもらいたくてやっているわけではない」と、感謝されることにあえてスルー。
夫の言葉を受け取ろうとせず、無意識のうちに弾き返したような感じだった。

その時のことを考えていて、私が身にまとっている頑丈な鎧に気がついた。
これまでも、こんなこと(誰かの善意を無視すること)がたくさんあったんじゃないの!?と愕然とした。
もらえるときにもらわないので、不満がたまって奪おうとしてきたんじゃない〜!?

先週末は父の容体が急変し、連日実家へ通った。「末期がん、余命」で検索すると、余命一ヶ月の症状に当てはまるようだった。金曜日には『大切な人を看取る作法』なんていう本を借りてきた。だいたい、私のやっていることでよいように感じた。

死にゆく人を見守るのは初めてなので、少しでも良い死を迎えさせてあげたい・・・って、でもこれって、とっても傲慢なことじゃない?生も死も、与えられるものだから、人間の思惑でどうなるものでもない。だけど私は正解が欲しかった。どういうお世話が正解なの?こういう症状の人には。病院ではなく、自宅で最期を迎えさせてあげたいと、手術後は無治療を選択したのだけれど、そしてそれは父には合っていて、ドクターの予想をはるかに超えて、父は元氣だと思うけれど。認知症の母にも、死に往く父をみて、看取る場にいた方が、その後一人で生きていくことの力になるように思う。そういう決定を、(長女の私が)常にしてきたことにプレッシャーがあるのかしら。

私は不測の事態に弱い。一瞬、どうしたらいいかわからなくなり、とても慌ててしまう。そうなりたくないので、起こりうる事態を事前に予測して、万全の態勢で備えていたい。ちゃんとするために。他人からどう思われるか、というよりも、そうすることで有利な立場に立ちたいと思うみたい。だから予言が好き。備えあれば憂いなし。でも私がなりたいのは、瞬間を生きる人。その瞬間瞬間に、自分がどう反応するかを楽しみたい――と思ったはず。。






メモ★ 

July 01 [Fri], 2016, 9:31
このところ大切にしていた信念の最たるものが、精神状態が良好でないと、介護は出来ないというものだった。



だから自分の気持ちを穏やかに保つために、いろいろと工夫をしていた。

でもそのことが、本当の自分を見るための大きな妨げとなっていたとしたら・・・・
穏やかに保たなくてはならないってことは、常に心中穏やかでないってことだもんね。

高齢者は、何をするにも時間がかかる。通院介助のあとに予定があると、時間が気になっていらいらしてくる。病院の待ち時間なんて読めないし、何時間も待って診察は数分で終わってしまう。そして会計だ、薬局だといってまた待つ。患者は弱い立場だから、おとなしく待つしかない。だけど高齢者の金銭の負担はわずかだし、時間もたっぷりあるから何度通ってもよくならなくても疑いもせず通う。理不尽極まりないと思う――。

だから、自分の予定はいれてはだめなんだと思う。結果、いろいろなお誘いを断ることになる。約束に間に合わなかったらどうしようという心配はなくなるけれど・・・・なんだかつまらない。

いつまでこれが続くんだろう、と思う。長生きしてほしいのかそうでないのかわからなくなる。

http://sillyalchemists.wix.com/alchemist#!blank/c1bsg
錬金術は、きらいな自分、美しくない自分にたくさん会うこと
そしてそんな自分を心の底から受け入れること――。




風になる。 

June 26 [Sun], 2016, 12:00
風になりたい
木々を渡り
さやさやと梢を揺らす風



砂浜の足跡も
誰かのつくった砂のお城も
跡形もなく、均質にもどしてしまう風



私のなかに風を吹かせたい
滞った想いや
うれしかったことも
悲しかったことも
すべてが流れていけるように


*********

そういえば昔、「かぐや姫」の正やんが好きで、だから「風」も好きでした。県短のとき、学祭に来てくれたっけ。

海風/風

♪時の流れが僕を変えても、今も故郷に吹く〜




エドガー・ケイシー「超意識革命」10の法則 

June 22 [Wed], 2016, 16:47
先日ちょっとエドガー・ケイシー本を読みたいなぁ〜と思ったことがありました。
たしかずっと前にブックオフで買ったんだけど。でもきっとチャリボンかなにかに寄贈しちゃったよなぁ。たいていの精神世界本はそうしちゃったからなぁ。

ところがけさ息子が「あひるの空」最新刊を買ってきたので、前のも読み返したいと思い探していたところ、出て来たじゃあないですか 我が家のいちばんどうでもいい本の置き場である、次男のベッドの下から。

エドガー・ケイシー「超意識革命」10の法則〜ジョン・G・フラー


この本は、時代をとらえるドキュメンタリー作家であるジョン・G・フラーの目から、ケイシーの全リーディングを検証し、現在の多くの問題を解決する10の法則としてまとめたものである。――

第一章 あなたを地球に降ろしたのは誰か
質問1 あなたは何をするために生まれてきたのか?

第二章 本当に愛は勝つのか!
質問2 どうすれば時代を超越して楽しく生き抜くことができるのか?

第三章 超感覚を磨くヘルシーフード
質問3 気は力なり! 勝つための健康法とは何か?

第四章 仕事と愛を両立させる
質問4 生活をより豊かにする愛とビジネスの法則とは何か?

第五章 あなたの周りにはプラスエネルギーが満ちている
質問5 あなたをダメにしている環境から脱出できる法則とは何か?
@いかに否定的な態度や欲求不満から脱出するか?
A自分には無理だと思えても、必ずできる
Bあなたの基本的な疑問と選択
C理想があなたに超パワーをくれる
Dあなたは本当にそれを望んでいるのか?
E過去の自分を許せば、新しい可能性が生まれる

第六章 あなたはなぜ自分が嫌いなのか?
質問6 壁を越え、サクセスゾーンを体験する法則とは何か?
@心配は心の中だけにしか起こっていない
A私は誰かを思い出す
B愛は恐れを克服する

第七章 宇宙に満る神のエネルギーを知る
質問7 自然界の気をエネルギーにして人間の限界を超える法則とは何か?
自由な中から、あなたは一つの道を選び、生きる

第八章 死とは魂の進化の一ステップである
質問8 死とリーインカーネーションの秘密の法則とは何か?

第九章 メディテーションで神の意識に入る!
質問9 神はいるのか? いるならばどこに!
神の意識をあなたの中に生かせ!

第十章 科学と宗教の接点とは何か
質問10 超宗教の出現! それはどこからくるのか?

**********

ちょうど自分の中の「恐怖」に取り組みたいと考えていたので、第五章と第六章に注目しました。

C理想があなたに超パワーをくれる
リーディング2339
「なぜ、私が心の底からいつも悲しいと思っているのかを説明してください」
「それは、あなたの中のもっとも美しいもののほとんどが、他人の意志によって征服されてきたからです。あなたのこれまでの環境が、あなたの理想や目的を、一つずつ否定的なもので征服して消してしまったのです。あなたは、精神の奥深くにある目的意識と一緒になって、肉体的、精神的な活動をするために生まれてきたのです」

@心配は心の中だけにしか起こっていない
罪と恐れの真の原因は、神との分離である。そして罪の意識を取り除く最も効果的な方法は、自分で自分を許す能力である。自分を許すことは、ケイシーの教訓の信条である。

B愛は恐れを克服する
恐れを絶滅させるためのもう一つの鍵は、本来の自分の位置を思い出すことである。あなたは、いつもあなたの内部の創造主と一緒にいるのだ。勇気をもって生活を改善しようと決心することだ。その決心が創造主のパワーを引出し、恐れを分散させるからである。
リーディングによれば、恐れは自分の身勝手から起こる。・・・・・
完全なる治療法は、霊的な力を満たし、霊的な愛を表現する以外にはない。それは、自分の本当の理想のために誠実に生きなおそうと思う炎のような意志である。

*********

はいはい、それはわかっているのです。と思ってしまいます。

ケイシー本が読みたいなぁと思うと、みつけさせてもらえる。ということも知っているように思います。
この前まで玉ねぎが欲しいなぁと思っていたら、いろんな人からもらいすぎて、集まり過ぎてしまいました。それは、欲しいなぁとさらっと思ったのではなく、なくなったらどうしようという「恐怖」が根底にあったからだと思います。

その恐怖とどう決別したらいいのか・・・・・与えられた課題を、淡々とやり続けたいと思います。



今のままで完璧 

June 11 [Sat], 2016, 12:39
「ひとりじゃない」と並んで、「今は、今のままで完璧」という言葉も、先回の天心楽の会合で教えて頂いてより、何度も心の中で繰り返す言葉となりました。


コリント人への第一の手紙 第12章19節
もしすべてのものが一つの肢体なら、どこにからだがあるのか。
ところが実際、肢体は多くあるが、からだは一つなのである。

目は手にむかって、「おまえはいらない」とは言えず、
また頭は足にむかって、「おまえはいらない」とも言えない。
そうではなく、むしろ、
からだのうちで他よりも弱く見える肢体が、かえって必要なのであり、
からだのうちで、他よりも見劣りがすると思えるところに、
ものを着せていっそう見よくする。

麗しくない部分はいっそう麗しくするが、麗しい部分はそうする必要がない。
神は劣っている部分をいっそう見よくして、
からだに調和をお与えになったのである

それは、からだの中に分裂がなく、
それぞれの肢体が互にいたわり合うためなのである。
もし一つの肢体が悩めば、ほかの肢体もみな共に悩み、
一つの肢体が尊ばれると、ほかの肢体もみな共に喜ぶ。
あなたがたはキリストのからだであり、ひとりびとりはその肢体である。





コリント人への第一の手紙 第13章4節愛は寛容であり、愛は情深い。
また、ねたむことをしない。
愛は高ぶらない、誇らない、不作法をしない、
自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。
不義を喜ばないで真理を喜ぶ。
そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。
愛はいつまでも絶えることがない。
しかし、預言はすたれ、異言はやみ、知識はすたれるであろう。




錬金術の目的は、互いを神として扱うこと――。

不満があるのは、未来をみているから。
くもりのない目で、今をまっすぐ見ること――。




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