初めましてのごあいさつ。 

January 01 [Mon], 2007, 17:12
楽しければ、それでいーじゃん。からいらっしゃった方はありがとうございます。
それ以外でたどりついた方もありがとうございます。

ココは、スガシィが管理しますオリジナルの小説HPになります。

・オリジとか意味わかんねぇ。
・小説とか読むのツマンネ
・暇だし、荒らすかwww

って方はさよーなら。

スガシィも暇つぶし程度なので・・・
暇つぶし程度に読んでいただければ幸いです。

一週間に一度更新できれば良い方だと思ってます。
続きを気にしてくれる方がいらっしゃいましたら、文句のひとつふたつ
コメントに書いていただければそれまでです。
頑張ります。

ぅが。難しい文章はマジ苦手ですよ。
そのうちキャラのプロフ、イラストなどもアップして行こうと思ってます!

それでは、BLUE FILM お楽しみください。

最終更新 2007.01.23 第三話

第一話  

January 02 [Tue], 2007, 18:10
熱い血が全身を巡る。心地よい汗が噴出す。
喉は枯れかけて、ギターを弾く手は震えてる。
後ろから自分を支えてくれる、仲間たちと、熱心に聴いてくれるオーディエンス。
快感、熱狂、興奮。脳内が支配される。
この時間がいつまでも続けばいい。
いつまでも・・・

「柊(しゅう)!いつまで寝てるの!」

続かなかった。階下から母さんの声が響く。
夢の余韻に浸りながら、ぼーっとする脳みそを必死に動かす。
枕もとに置いてある時計を見ても、まだ頭ははっきりしない。
えーっと・・・現在・・・7:55・・・

「やっべぇえええぇぇえ!」

慌てて制服に着替えてダッシュで階段を駆け下りる。
リビングのテーブルの上にあった食パンを適当に口にくわえて、朝の挨拶もせずに外に出た。
チャリを引っ掴んで、カバンはかごへ。
スタンドを下ろして、速攻立ち漕ぎ。
無遅刻、無欠席にキズをつけてたまるか。

「よー、少年ー」
「ね・・・寝坊した・・・」
「食パンなんかくわえちゃってー、古い女子高生か!」
「うっせー・・・」

しばらくチャリを漕ぐと、親友の啓斗(けいとに会った。
コイツに会った、ってことはもう大丈夫なはず。
荒い息を整えて、落ち着いてゆっくり漕ぐ。

「めずらしいじゃん。柊が寝坊とか」
「夜・・・ピンときてさ、忘れないうちに、って思ってたら」
「音楽バカが」

啓斗が喉でクックと笑う。啓斗の言うとおり、俺は相当の音楽バカ。
バンドをしてるわけでもなく、ただ自分ひとりでギターを弾くのがすき。
思いついたフレーズにコードをつけて簡単な曲をつくる。
中2くらいからずっと続けてきて、もう何曲作ったか検討もつかない。

「バンド、やればいいのに」
「いいよ。俺そーゆーのと違う」
「あー・・・性格上問題アリ?話したりすんの苦手だもんなーお前」
「・・・・・・・・・」
「ちょ、ゴメンて!漕ぐの早ぇーよ!」

啓斗の一言に傷ついて、強くペダルを踏み込んだ。グン、と風を切る。
もう少しで学校につく。今日はパン、何にしようかな。
そんなくだらないことを考えながら残りの道を急いだ。

内心、バンドは少しやってみたかった。
けれど、それがどんなものか想像できなくて、なにより不安が一番あった。
何が不安かはわからないけど、自分の心のなかに渦巻く黒い何かがある。
そんな気がしたからだった。






俺がバンドを組むまで、あと一週間。

第二話 

January 08 [Mon], 2007, 19:18
俺にとって学校は、ただの暇つぶしのようなもの。
さっさと家に帰ってギターを触りたい。だから部活も適当に囲碁・将棋部。
毎日学校が終わったらソッコーで家か、啓斗と二人でココのゲーセン。

「柊ちゃーん、いつものアレやってよ」
「百円」
「金取んのかよ・・・」
「ジョーダン」

啓斗は、本人いわく、自由に生きたいから。なんて理由で同じ囲碁・将棋部。
顧問の先生にも、まじめにやってる部員にも失礼だよな。俺ら。
ほんの少しの罪悪感が胸をよぎったけど、今に始まったことじゃない。
財布から百円を取り出して、アーケードのゲーム機に入れる。
よくある音ゲーの、ギターのタイプ。
ストラップを肩からかけて、ネックを握って、曲を選んで、準備完了。

何度もクリアした曲。聴きなれた女性ヴォーカルの声と、俺が奏でるギター。
この歌、バスドラが激しくて好きなんだよな。
横で啓人が口ずさむ。

「ひとつになれればぁいー」
「へったくそ」
「うっせー」

いつもどおりクリアして・・・新記録。

「すげー・・・つかコレもうお前の名前しか無ぇんじゃねぇの?」
「そーかも・・・じゃ、なかった」
「え、嘘ぉ!?」

ゲームの画面にはずーっと「Hiiragi」と俺の名前が出ている。
その中にひとつ「Yoshiki」という名前が。
普通ヨシキならドラムだろ。

「なぁ、コレクラスのさぁ、土蔵じゃね?」
「土蔵 義樹?」
「うん」

啓人が思いついたように言う。クラスの人間だなんてそんな偶然あるだろうか。
けれど、考えてみると、いつかの文化祭でギターを弾いていた気がする。
でもそんな上手じゃなかったはずだ。
本当にその土蔵だとして、あんなヤツに負けるなんて。

「明日話し掛けてみるかな」
「マジで?アイツの周り女子ばっかでうざくね?」
「便所があんだろ。便所」
「しゅーちゃんおげひん」

カバンを掴んでゲーセンの外に出る。
明日の学校が楽しみだ。





俺と土蔵のファーストコンタクトまであと15時間。

第三話 

January 23 [Tue], 2007, 19:03
朝。昨日遅刻してしまったから今日はちょっと早めに起きた。
朝食もキチンととって、余裕を持ってチャリを漕ぐ。

「柊ーおはー」
「はよ」
「もう土蔵のとこ行った?」
「え?」
「土蔵!昨日言ってたじゃん!」

やべぇ。早くも忘れてた。痴呆症か俺は。
教室で啓人が騒ぐ。自分の名前に反応したのか土蔵がコッチを見た。
土蔵とはあまり話したことはない。
爽やかオーラにモテますオーラ全開で、女子に囲まれて、俺の苦手なタイプ。

「だから、便所でいいって」
「ラジャー」

決戦場所は便所だ。俺はアソコをトイレといいにくい。
便所でいいだろ、あんなとこ。

休み時間になって、便所にはいる。が、俺の考えは甘すぎた。
便所の中でもオトモダチがたくさんいらっしゃるようだ。
中々話し掛けるチャンスがない。どうしたものか。

「柊ー、どうすんの?」
「わかんねぇ・・・」
「直接今言ったりっては考えないんだ」
「だから、苦手だって」

次の移動教室に備えて廊下をトロトロと歩く。
俺らの目の先には、標的の土蔵。とその御一行。
ぼーっとしながら話し掛ける方法を考える。
が、その内に、あることに気付いた。

「・・・なんで俺土蔵に話し掛けようって思ったんだ?」
「柊くーん、そっから問題始める?」
「いや、なんとなく・・・」
「あのゲーセンのYoshikiが土蔵義樹なのかを確かめるだけでいーんじゃないの?」
「だよな・・・」

話しているうちに生物室に着いた。今日の授業はビデオを見るだけらしい。
適当に号令をして、あとは先生もいなくなって、自由。
何しようとマジで自由。学級崩壊の兆しだよな。

「柊ぅー、寝んの?」
「眠い」
「それは残念だ。後ろ見てみ、後ろ」
「んー?」

横を向いて啓人と話す。言われるがままに後ろを向くと。
一人マジメに問題集に取り組んでいる土蔵。



これは、チャンスか?



俺と土蔵のファーストコンタクトまで、あと2分30秒。
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» 第三話 (2007年10月01日)
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